各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今回は東京都世田谷区にあります “駒澤大学” に
おじゃましました。

お話を伺うのは
駒澤大学 
経済学部 商学科 3年
小林純奈 さん です。

画像: 1/28(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

昨年11月に、ロスフラワーを使った商品づくりと販売を、
特別支援学級の生徒さんと行われたそうですね。

今回は、世田谷区立 弦巻中学校特別支援学級の生徒26名と一緒に、
市場で廃棄される予定だったロスフラワーから作った“ポプリ”を製作し、
地域の福祉推進大会で販売をしました。
販売にあたって、まずは特別授業という形で、2回に分けて授業を行いました。
第1回目の授業では、まずフラワーロスについて知ってもらい、
実際にロスフラワーを使ったポプリを製作しました。
第2回目では、自分たちで製作したポプリの販売価格を考え、
お客さんに買ってもらう工夫として、POPを作りました。

小林さんが自ら教壇に立たれたんですね!

実際に製作してくれた生徒さんが参加してくださり、
ゼミ生と一緒にお客様の前に立ち販売をしました。

77個作ったポプリは10分もしないうちに売り切れてしまい、大盛況でした。
生徒の皆さんは、お客さんに
「これは私がつくりました!買ってください!」と声掛けをしてくれていました。
買ってくれること自体ももちろんですが、自分が作った商品を買ってくれた人が
喜んでくれている様子を肌で感じてもらえて、すごくよかったなと思っています。
授業を受けた生徒たちからは「商品をつくって届けるのはうれしい」、
「きれいな花なのに捨てられてしまうのはもったいない」などの感想をもらいました。

販売に参加してくれた生徒さんの一人は帰り際に「捨てられてしまうはずのものでもこうやって
活用したら商品になってみんな買ってくれるんだね」と言ってくれました。

生徒たちの嬉しそうな笑顔を見て、およそ1年間、
試行錯誤しながら行ってきた達成感がこみ上げてきて、泣きそうになりました。
実際に障がいをもつたくさんの子供たちと接してみて、
本人たちはまだまだ自分の可能性を信じているんだということを強く感じました。
ハンデによってできないことがあるのは事実ですが、
だからこそ早くから、幅の広い経験をしてもらうことで、
いきいきと過ごせる将来を作るきっかけになるのではと、改めて思っています。

障害を持たれた方の社会進出へ向けた経験づくりと、フラワーロス、
2つの社会問題に対するアプローチができる新たな取り組みですよね。

この2つの社会問題に対するアプローチは継続的に続けていく必要があります。
ゼミの後輩がこの研究を引き継いでくれる可能性もあるので、今までのフィードバックを行い、
継続的な研究へ向け活動内容の見直しをしていきたいと考えています。

小林さん、2週間にわたってありがとうございました!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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