毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

DJの”おまり”こと三浦茉莉が大阪府の各市町村を現地取材したり、市町村の方から教えてもらったりしながら、街の隠れた魅力を発信します!

3月にお届けするのは、大阪府の北西部に位置する箕面市。紅葉の名所として有名な箕面大滝をはじめ、自然がとても豊かです。今月、北大阪急行電鉄が千里中央駅から延伸し、新たに『箕面船場阪大前駅』『箕面萱野駅』が開業するので、大阪市内へのアクセスがより便利に。箕面市は「みどりと子どもを育むまち」として、さまざまな政策を打ち出しているため、家族で住みやすい町として一層注目されています。

画像1: 3月25日(月)マンスリージャーニー@箕面市④

今回ご紹介するのは箕面の特産品である実生ゆず。今回のインタビュアーは服部P。お話を伺ったのは箕面商工会議所 事務局次長の井上英司さんです。

画像2: 3月25日(月)マンスリージャーニー@箕面市④

箕面の特産品である実生ゆず。聞き慣れない「実生」というのは、種から育てる「実生栽培」であることを意味します。なんでも柚子は接ぎ木で4~5年かけて栽培するのが一般的なのに対し、実生栽培だと種を植えてから実になるまで18~20年もかかるそう。

手間と時間をかけて育てた実生ゆずは香りが高く大粒で、表面が凸凹しているのが特徴。高級品とされています。

そんな実生ゆずが栽培されているのは、箕面の中心地から約5㎞のトンネルを隔てた山間にある止々呂美地区。標高が高く、寒暖差が大きいので、ゆずの栽培に適しているそう。箕面の止々呂美地区は埼玉県毛呂市、京都府水尾と並ぶ日本の三大実生ゆずの産地です。

画像3: 3月25日(月)マンスリージャーニー@箕面市④

実生ゆずは11~12月の収穫時期しか手に入らない希少なもの。でも加工品はスーパーや箕面各所でお目にかかれます。

3月1日に販売がスタートした「実生ゆずチューハイ」はさわやかなゆずの風味が際立つチューハイ。ヤマザキとコラボした「ランチパック ゆずジャム&シュガーマーガリン」は箕面市のキャラクター・滝ノ道ゆずるがパッケージに描かれています。どちらも売り切れ次第販売終了なので、もし今、見つけられたラッキーかも。

3月15日には新作・ゆずのほうれん草カレーが登場。商品開発に携わっていた井上さんが「グリーンカレーにゆずが馴染むよう試作を重ねた力作で、ごはんのほか、パンやナンにも合う」とイチオシしていたので、見つけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

画像4: 3月25日(月)マンスリージャーニー@箕面市④

ほかにもカレーやクリームシチュー、ゆずドリンクなど多彩なラインナップ。タオルやぬいぐるみなど、ゆずるグッズもたくさんあります。これらはおみやげショップなどのほか、箕面商工会議所でも販売しています。

さて今月の箕面のご紹介をもって、オオサカマンスリージャーニーは一旦お休み。2023年4月にスタートし、計12の市町村にお邪魔しましたが、あらためて関係者のみなさま、ありがとうございました。次はどの市町村に取材に行けるのか、どんな形で復活するか、乞うご期待!

This article is a sponsored article by
''.