毎週月曜日にお届けしていた「オオサカマンスリージャーニー」。毎月、大阪府内の市町村をピックアップし、１か月にわたって街の魅力をたっぷりご紹介していました。
そんな「オオサカマンスリージャーニー」が1ヶ月のお休みを経てリニューアル。
2024年度は大阪府の各市町村からゲストを招いてお話を伺ったり、
ユニークなイベントやその町特有の取り組み・特産品など、町の魅力を幅広く発信します。
5月にご紹介するのは・・・大東市！
JR住道(すみのどう)駅・四条畷(しじょうなわて)駅・野崎(のざき)駅・鴻池(こうのいけ)新田(しんでん)駅からアクセスでき、都心から電車で約10分という近さ。コンパクトな街の中にも 広大な緑地公園や自然、図書館も3館あり、都会と田舎のイイトコ取りの便利で住みよいエリアです。
織田信長に先駆けた天下人・三好(みよし)長慶(ながよし)ゆかりの地で、かつて西日本最大級の山城(やまじろ)があった飯盛(いいもり)城跡(じょうあと)が残るなど、歴史的な資源も数多く、ハイキングコースを歩けば、当時の石垣を見ることもできます。
そんな大東市から、まずお届けするのは「相撲体験+ちゃんこ鍋ツアー」。
大東市には、全国でもめずらしく、本物の土俵があるんです。
なんと土俵の土は、大相撲の興行が行われる両国国技館と同じ！
土俵づくりのプロによって作られました。
土俵があるのは、廃校になった小学校をリノベーションした「アクティブ・スクウェア・大東」。
「健康・スポーツ」、「歴史・文化」、「食・ガストロノミー」をテーマに
付加価値の高いアクティビティ体験ができる施設です。
相撲体験のほか、小中学生向けのスポーツスクール、合宿、コスプレ撮影会など、
幅広い用途で利用可能で、施設内にはレストランも。日常生活の憩いの場として愛されています。
そんな「アクティブ・スクウェア・大東」で開催される
「相撲体験+ちゃんこ鍋ツアー」は本物の土俵の上で、相撲体験ができます。
土俵には元来、男性しか上がれないというならわしがありますが、
こちらの土俵はジェンダーフリーで、女性も土俵に上がれます。
私服で相撲をとるのではなく、まわし又は相撲スーツを貸し出してくれるので、
より本格的にお相撲さんになった気分を味わえます。
まずは先生から相撲の歴史についてお話があり、土俵に塩がまかれます。
お相撲さんが取組前に塩をまいている姿、テレビなどで見たことがありますよね。
塩をまくのは土俵に邪気を寄せ付けないためなんだそうですよ。
土俵へ上がってから、
相撲の伝統的な儀式であり、トレーニングでもある四股(しこ)を教えてもらいます。
土俵の中にいると考えられる邪悪なものを、全体重をかけて足で押し鎮(しず)めることで、
安全に相撲が取れると言われています。
ちなみにお相撲さんは毎日トレーニングとして100回ほど四股を踏むそうですよ。
次に先生が、ぶつかり稽古を実演。
体重100kg級の力士のぶつかり合い、目の前で見ると迫力がすごそうですね。
先生による実演を見た後は更衣室でお着替え。
基本はまわし、希望者は相撲スーツを着用します。（女性は相撲スーツを貸してくれます）
土俵に戻ってからはストレッチと四股踏み。筋肉がほぐれたら「すり足」の練習をします。
その後、先生を相手に相撲の取組を体験。
土俵の外に先に出るか、足の裏以外の体の一部が土に付いた方が負けです。
取組後は、対戦相手へ感謝の気持ちを表すため、一礼を忘れずに！
相撲体験後はシャワールームで土を落とし、さっぱりしてから、ちゃんこ鍋をいただきます。
ちゃんこ鍋の出汁は鶏。鶏のような二本足の動物は決して地面に手をつかないので
お相撲さんにとって縁起がいいんだそうですよ。
様式美と品格を重んじる相撲。
礼儀作法も学べるので、親子で体験してみるのも良さそうですね！
「アクティブ・スクウェア・大東」へのアクセスは
JR東西線・学研(がっけん)都市(とし)線の野崎(のざき)駅から徒歩3分。
「相撲体験・ちゃんこ鍋ツアー」の開催日は、年末年始と月曜以外の平日ですが、
土日・祝日でも個別にご相談のうえ開催可能とのことです。
時間は 朝10時～／ お昼2時から～／ 夕方5時～ 選べます。
料金は2名以上のセット利用料金で1人13800円、
所要時間は約130分となっております。イベントの詳細、申し込みは
旅行体験予約サイト「DeepExperience（ディープ・エクスペリエンス）」をご覧ください。
来週は 地域のお店の人や企業の人が先生となって、経営のコツを教えてもらったり、
豆知識を学ぼうというまちのゼミナール・・・略して「まちゼミ」。
そんな大東市での「まちゼミ」の取り組みについてお話を伺う予定になっています。
どんなお話が聞けるのか…？ 来週もお楽しみに！
