毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

大阪府内の市町村をひとつ取り上げ、1ヶ月にわたって深掘り。ゲストを招いて、DJの”おまり”こと三浦茉莉がインタビューします。ユニークなイベントやその町特有の取り組み、特産品など、町の魅力を幅広く発信するコーナーです。

7月にご紹介するのは寝屋川市!

寝屋川市は大阪府の東北部、淀川左岸に位置し、自然環境や歴史的風景にも恵まれており、大阪の中心部からは約15㎞、京都の中心部からは約35㎞の距離にあります。

JRや京阪電車が走り、大阪や京都への交通のアクセスが良く、ベッドタウンとして発展してきた人口22万人の中核市です。

7月2週目は、寝屋川市立中央図書館をご紹介。

スタジオにお越しいただいたゲストとのトークの模様をお届けします。

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画像1: 7月8日(月)マンスリージャーニー@寝屋川②

おまり:今日は寝屋川市立中央図書館長でいらっしゃいます山本さんをスタジオにお招きしました。よろしくお願いいたします。

山本さん:よろしくお願いします。

画像2: 7月8日(月)マンスリージャーニー@寝屋川②

おまり:今日は「寝屋川市立中央図書館」の魅力について伺っていきたいと思います。写真見せていただいただけでも、めちゃくちゃうっとりする、いい図書館ですね。

山本さん:ありがとうございます。

おまり:私も実は図書館は好きなんですよ。やっぱり行くと落ち着くし、本を読んだり調べ物をしたり、あの空間にいる自分も好きというか(笑)。だから図書館には行ったりするんですけど、こんな素敵な図書館があったら通い詰めますね。

ということで、今日はいろいろ「寝屋川市立中央図書館」について教えてください。

山本さん:それでは「寝屋川市立中央図書館」についてお話させていただきます。今から3年前の、令和3年8月に京阪の寝屋川市駅前に新しくオープンした図書館です。寝屋川市駅前にあります、イズミヤの4階に入っております。京阪電車から見える大きな看板が目印となっています。

駅前ということもあり、1日約1,000人の方々にご利用いただいておりまして、先日の7月5日の金曜日には、開館からの来館者数が100万人を突破したところです。

おまり:すばらしいですね。100万人突破だなんて。まず駅前の立地は魅力的ですね。でもって、このおしゃれな空間だから、それは行きたくなりますね。この中央図書館はどういうイメージで作られているんでしょうか?

山本さん:この中央図書館は滞在型の図書館でございまして、イメージは大人向けの図書館です。駅前の立地を活かし、市民一人一人が自分の「時間」「居場所」「思い出」を作ることができるような空間となるように、これまでの図書館を一新する、落ち着きのある空間となっております。自宅でも職場でもない、居心地の良い場所【サードプレイス】として、利用していただければと思っています。

おまり:サードプライス、いいですね。家にいたくない、外にも出かけたくないってとき、ありますし、そんなときは図書館ですね。ゆっくり本を読みながら自分時間を作るというのはすごい贅沢なことでもありますよね。まさにサードプレイス。いい言葉です。

山本さん:ありがとうございます。

画像3: 7月8日(月)マンスリージャーニー@寝屋川②

おまり:そんな中央図書館のおすすめポイントを教えてください。

山本さん:おすすめポイントを3つ紹介させていただきます。1つ目は、「NEYA」と呼ばれる本の閲覧空間を各所に配置していることです。書架に埋め込まれた席や、書架に囲まれたソファー席など、館内には様々な閲覧空間があります。自分のお気に入りの場所を見つけて、自分の居場所として過ごしていただければと思っています。

2つ目は、「KAWA」と呼ばれる、寝屋川をイメージした川が館内を横断していることです。この移動空間である「KAWA」を歩きながら、様々な本のエリアに飛び込んでいただければと思います。

3つ目は照明です。天井の照明は、昼と夜で明るさが変化するようになっています。昼は木洩れ日が降り注ぐイメージで室内を明るく照らしてくれています。一方で夜になると、照度が少し落ちて、書架の間接ライトとスポットライトで手元に灯りを届けるやさしい空間となります。図書館に来られた際には、この照明の雰囲気も味わっていただければと思っております。

おまり:この昼が終わったあと、だんだん照明が落ち着く感じがまたおしゃれですね。「寝屋川」だから、名称も「NEYA」と「KAWA」に分けて、くつろげるスペースと、館内を横断できる通路があるんですね。素敵~。写真を見せてもらっているんですが、こういう形で、ここで本が読めるんですか?

山本さん:そうです。書架と書架にはさまれた席ですとか、ひとつひとつが個別のブースになっている場所ですとか、そこでゆっくり落ち着いて本を読んでいただけます。

画像4: 7月8日(月)マンスリージャーニー@寝屋川②

おまり:自分自身と向き合える、大切な時間が過ごせそう。行ってみたいな、ほんとに素敵です。あと図書館と言えば明るい照明が当たり前というイメージですが、夜は少し照明が落ちる…カフェのような空間になるですね。そんな中央図書館にはまさに「カフェスペース」もあるとお聞きしました。

山本さん:はい。中央図書館には、館内にカフェスペースを設けています。寝屋川市でも有名な「ティコラッテ」さんという、おいしい紅茶とケーキのお店に入っていただいています。この「ティコラッテ」さんのケーキや紅茶を目的に、中央図書館に来られる方もたくさんおられます。

またこの中央図書館は、寝屋川市の駅前という大変利便性のいい場所にございますので、たとえばひな祭りやクリスマス、お誕生日などの特別な記念日などに、ケーキなどを受け取りに来られる方も多くいらっしゃいます。図書館とカフェが融合することによって、これまで図書館に来られることがなかった方もたくさん図書館に来ていただいているような気がいたします。

おまり:めちゃくちゃ素敵ですね。本を読みながらケーキに紅茶、おしゃれ過ぎます。たとえば七夕にケーキを買いに来て、七夕なの本を借りて帰るのも素敵なイベントになりますよね。

山本さん:そうですね。季節に応じた本の展示もしておりますので、三浦さんが言われたみたいに季節ごとにケーキを買って帰って、本も借りて帰って家で親子で本を読むということもできると思います。

おまり:知的で充実した生活になるんでしょうね。カフェが呼び水のような存在になっていますね。確かに本はお茶をしながら読みたいもんなぁ。その他のおすすめポイントも教えていただけますでしょうか。

山本さん:中央図書館ではPR大使の選書コーナーを設けています。寝屋川市には、寝屋川市を代表する作家として、寝屋川市出身で芥川賞作家の又吉直樹さん、寝屋川市在住で直木賞作家の門井慶喜さんがおられます。このお二人には、寝屋川市のPR大使を務めていただいておりまして、お二人の先生方に多くの本を選んでいただき、PR大使選書コーナーに飾っています。

さまざまなジャンルから本を選んでいただいておりますので、普段、手に取らないような本に触れる機会の創出につながっているものと思います。中央図書館に来られた際は、是非、このPR大使選書コーナーもご覧いただければと思います。

また、この中央図書館は大人向けの図書館ではありますが、総合図書館でございますので絵本もたくさん揃えております。子育て世代の方もお子さんと一緒にご利用いただけるのではと思います。

おまり:いいですね。

山本さん:最後になりますが、中央図書館は、今年の8月5日で開館から丸3年を迎えます。3周年を記念して、8月6日の火曜~8月11日の日曜までの1週間を3周年記念ウイークと題して、様々なイベントなども計画しています。お子様が楽しめるイベントなども計画しておりますので、よろしくお願いします。

おまり:いいですね、ちょうど夏休み中ですし、親子で遊びに行けそうですね。さあそれでは、そんな魅力いっぱいの寝屋川市立中央図書館の利用方法を教えてください。

山本さん:寝屋川市立中央図書館の館内には、雑誌も含めて約14万冊の本がありまして、誰でも自由に本を読んでいただくことができます。館内にはWi-Fiも備わっており、落ち着きのある空間で自分の時間を過ごしていただくことができます。

また、寝屋川市の図書館では、図書館の利用カードをお持ちであれは、最大20冊、最大3週間、本を借りることができます。

おまり:めっちゃ多いですね。

山本さん:寝屋川市の図書館が所蔵していない本であっても、他市や他府県の図書館が所蔵していれば、その図書館から借りるなどして、その本をお貸しすることができます。

図書館の利用カードは、寝屋川市に在住、在勤、在学の方であれば、誰でも発行できますので、希望される方は、ホームページをご確認いただくか、一度、中央図書館にお問い合わせをいただければと思います。

また、寝屋川市以外の北河内6市の方々についても、広域の図書館利用カードを発行することによって、同じように本を借りていただくことができます。近隣の地域の方々も、ぜひ一度お立ち寄りいただければと思います。

おまり:こんな素敵な図書館、寝屋川に行ったら行ってみたいですよね。では、最後に 山本さんからリスナーの皆さんへメッセージ、よろしくお願いします。

山本さん:寝屋川市立中央図書館は毎週月曜日は休館日ですが、月曜日以外の平日は夜9時まで、土日祝日も夜8時まで開館しています。落ち着いた雰囲気の過ごしやすい図書館ですので、まだ、来られたことがない人は、ぜひ一度ご来館いただき、このサードプレイスとしての図書館の雰囲気を味わっていただければと思います。よろしくお願いします。

おまり:はい、今日は寝屋川市立中央図書館について寝屋川市立中央図書館長でいらっしゃいます山本さんにお話を伺いました。ありがとうございました!

山本さん:ありがとうございました。

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来週は、寝屋川市中央図書館内に入っている「ティコラッテ」さんをゲストにお迎えします。お楽しみに。

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