「SDGs」とは、世界が抱える様々な課題を、
2030年までに解決するための17の国際目標のこと。
『SARAYA FLAP』では、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、
関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に考えています
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SDGs11番目の目標は、住み続けられるまちづくりを
強い台風10号は、26日正午現在、日本の南の海上を1時間におよそ20キロの自転車並みの速さで西北西へ進んでいます。
今後、暴風域を伴って、非常に強い勢力となって、
西日本から奄美地方に接近するおそれがある…ということで、
気象庁と国土交通省は昨日、緊急の記者会見を行い、
「台風に対する危機感・警戒感を高めてほしい。
停電や断水も視野に、防災グッズなどの準備を進めるとともに、
雨風が強まる前に早めに行動してほしい」と呼びかけました。
SDGs11番目の目標は、住み続けられるまちづくりを
世界中で、2023年、災害によって家を失った人は2,640万人。
洪水や台風の発生で、多くの人が避難や移住を余儀なくされました。
気候変動への対策や、災害への備えをすすめ、災害のリスクを管理することも
SDGsの目標の一つ。国や自治体だけでなく、個人個人の対策も重要。
台風が近づくにつれて、大雨のもとになる「暖かく湿った空気」が流れ込むので、
雨が続いて、土砂災害が発生する恐れがあります。
土砂災害から身を守るには、次の2つの情報をチェックするのが、おススメです。
1つめは、住んでいる場所(今いる場所)が、
土砂災害が発生しやすいかどうか、確認すること。
都道府県や国土交通省のホームページを見て、「土砂災害警戒区域」や
「土砂災害危険個所」となっていれば、土砂災害の恐れがあります。
ただ、土砂災害警戒区域でなくても、近くに「がけ」がある所は、注意が必要です。
2つめは、雨の情報を確認すること。
パソコンやスマホで、雨雲レーダーを見ると、雨雲の様子を確認できますし、
気象庁のホームページなどでは、「どれくらい雨が降ったか」という情報だけでなく、「土砂災害警戒情報」が発表されている所もわかります。
土砂災害警戒情報が発表されたら、自治体からの避難指示の発令に特に注意しながら、
安全な所へ避難してください。
台風は、中心が近づくにつれて暴風をもたらし、さらに台風のスピードが遅いと、
暴風が長い時間続く場合があります。
また、台風の中心から離れていても、大気の状態が不安定になって、
竜巻などの突風が吹くこともあります。暴風や突風によって、建物に、
様々な物が飛んでくることもありますので、室内でも十分な注意が必要です。
気象庁が出している「台風への備え 5箇条」というのがあって…
ひとつは、家の中の備えを行う たとえば…
- 非常用具を確認しましょう。(懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池式)、救急用品など)
- 室内からの安全対策をしましょう。(窓ガラスに飛散防止フィルムやテープなどを貼ったり、
- カーテンやブラインドを下ろすなど)
- 水の確保をしましょう。
- (断水に備えて飲料水を確保したり、浴槽に水を張って生活用水を確保するなど)
- 非常用食品を準備しましょう。(乾パンやクラッカー、レトルト食品、缶詰など)
※買い占めはやめましょう。日頃からローリングストックを
そのほかにも、 「家の外の備えを行う」
「避難場所の確認を行う」
「台風情報」、「警報・注意報」など情報の入手
「台風接近中は不要な外出は控え、危険な場所へは近づかない!」
それぞれ、当たり前のことですが、災害備えること、
仮に被害に遭ったとしても、それを最小限にとどめることは、
「持続的にくらしていくため」に大切です。