毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

大阪府内の市町村をひとつ取り上げ、1ヶ月にわたって深掘り。ゲストを招いて、DJの”おまり”こと三浦茉莉がインタビューします。ユニークなイベントやその町特有の取り組み、特産品など、町の魅力を幅広く発信するコーナーです。

今月9月にご紹介するのは・・・枚方市!

大阪府の北東部に位置し、西には淀川が流れ、東に生駒の山並みを望むことができ、自然豊か。市の中央部には国道1号が縦断し、東部にJR学研都市線が走るなど大阪市内へのアクセスも良く、今では40万人がいる中核市となっています。

9月ラストとなる今日は、枚方市長がお越しくださいました。

画像1: 2024年9月30日(月)マンスリージャーニー@枚方⑤

おまり:今月ラスト、枚方市の最終週は大トリの方がやって来ました。今日は10月13日(日)に開催されるひらかた万博PRイベント「きてね、枚方。」について、枚方市長でいらっしゃいます伏見隆さんと政策推進課の難波さんをスタジオにお招きしました。よろしくお願いします。

伏見市長&難波さん:よろしくお願いいたします。

おまり:まずは「ひらかた万博」について詳しく教えていただけますでしょうか?

伏見市長:みなさんもご存じのとおり来年2025年には「大阪・関西万博」が4月から10月までの半年間開催され、国内外から2,800万人もの来場が想定されています。枚方市では、これを大きなチャンスと捉え、2,800万人のうち何万人かは枚方市に来てもらいたいなと、「ひらかた万博」と命名して、枚方のいろんな資源をですね、なかなか大阪~京都間にあって埋もれていますが、見つめ直すと枚方にはいっぱいいいところあるよね、と。それをもっと楽しめるように、もっと参加できるようにイベントやビジネスという形で広がっていけばなと、企業や市民団体、大学などが資源を活用していくことを枚方市がバックアップしていく、この取組を「ひらかた万博」として、いろいろ特産物が生まれてきたり、おいしいものを作っていったり、自然や歴史、いろいろあります。淀川なんかも枚方市の資源ですが十分に活用できていないので、こういうものを活用していきたい。枚方の資源をみんなで楽しめるように広げていこうというのが「ひらかた万博」です。

こういういろんな団体の活動を「パビリオン事業」と位置づけました。枚方市内中、いろんなテーマのいろんなパビリオンがあります。

おまり:ワクワクしますね。その「ひらかた万博」の「パビリオン事業」には、どのようなものがあるのでしょうか?

難波さん:今、市長がおっしゃってくださった淀川、これも大きな枚方市の資源です。この大きな淀川を活用して、カヤックやラフティングボート、プチパラグライダーの体験など水辺の体験ができる「淀川アクティビティくらわんか」というイベントであるとか、枚方市の東側には「日本の里100選」にも選ばれた、自然の豊かな里山が広がっているんですが、そこでサツマイモが収穫できまして、そのサツマイモを枚方市内でたい焼きに加工し、枚方市、そして全国で販売する「ひらかた産さつまいもたい焼き」という商品を作って、食も大きなPRになるので、枚方産サツマイモの収穫体験をパビリオン事業としています。

また枚方には「地元を方を盛り上げたい」という強い思いを持った事業者や団体さんが多いので、そういった方々の取組として子育て応援イベントである「まみたんフェスタ」や京阪電車・樟葉駅の前に飲食店が多く集まる「くずは夜市」ですとか、枚方にあまり関係ない人でも枚方を楽しんでもらえるようなイベントをパビリオン事業としてまして、これまでに100を越える事業をパビリオン事業としています。

枚方市は住宅のイメージが強いと思いますが、住宅だけじゃなく来て楽しめるよっていうのをわかってもらえるように発信しています。

画像2: 2024年9月30日(月)マンスリージャーニー@枚方⑤

おまり:へぇ~、資源や環境をフル活用して枚方をPRしていく活動なんですね。そのような活動の中でも「きてね、枚方。」ひらかた万博PRイベントが来月開催されるとのことですが…

伏見市長:10月13日に開催する「きてね、枚方。~みんなで創ろう!この街の未来~」。この後半のキャッチフレーズは市民のみなさんが選んでくれました。

「きてね、枚方」の目的としては大阪・関西万博があるので、機運の醸成と万博開催時に枚方にたくさんの方が来てもらう誘客。いろんなこれまで先ほど申し上げた枚方の取組、これで生まれてきた特産物や体験ができるように、来年の大阪・関西万博のときまでに、こういうものができあがって、その先も続くようにということでやっています。その途中経過といいますか、ここまでできてますよっていうのが、この「きてね、枚方~」。みなさんに披露し、体験できるというお祭りになっています。

おまり:盛り上がってきている過程が見られるんですね。

難波さん:これは再三お伝えしている通り、枚方市民だけでなく、国内外から広く多くの方に来ていただきたいと思っておりますので京阪電車の淀屋橋の駅をジャックして、このイベントのポスターをたくさん掲示したりだとか、海外向けのオンラインプロモーションを行っておりまして、このイベントをきっかけにこれまで枚方を知らなかった方も、より枚方市を知ってもらい、来てもらうきっかけになればと思っています。

おまり:おふたりから国内外に向けてのエネルギーをめちゃくちゃ感じてます。そんなイベント「きてね、枚方。」は10月13日(日)12時~20時まで。淀川河川公園・枚方地区にて開催される予定です。

では、このイベントで予定されているプログラムをいくつか教えてください。

難波さん:はい、このイベントには飲食ブース、ワークショップブースが約40ほど。単なる飲食ではなく、たとえば枚方ではホップが採れるのですが、そのホップを使ったクラフトビール、枚方で採れるめんまを活用した飲食ブースとか、来ていただくと枚方の魅力がわかるようなブースをたくさん並べています。

また万博というものはテーマのひとつが「未来」かと思います。未来を味わってもらうイベントとして、空飛ぶクルマのVR体験イベントを行います。これは「空飛ぶクルマ」に実際に飛行しているような体験をVRで見ていただこうというもので、大阪・関西万博につながる未来技術がある社会をイメージしていただくものになっています。

また未来を感じるコンテンツとして、自動運転電動カートの乗車体験もあります。7人乗りのカートを1区画だけではありますが、運転手なしで走行するカートの乗車体験ができます。

こういった万博を見据えた、未来社会の体験の先取りをしていきたいなと思っております。

おまり:大阪・関西万博顔負けというか、万博らしいイベントですね。

難波さん:大阪・関西万博の6か月前に開催するイベントなので、先取りができたらいいなと思っております。

あとは会場の真ん中に櫓を設けてステージイベントを行います。海外に向けた日本文化の発信をしていきたいので、大阪・関西万博の機運醸成のコンテンツのひとつでもある「盆踊り」をテーマに「万博音頭」等を披露して、万博の期待感を高めたい。日本発祥の文化として、海外の方も楽しんでいらっしゃるカラオケ、これを参加型の「KARAOKE」イベントとして実施します。

おまり:絶対盛り上がりますね。カラオケは。楽しみですね。

伏見市長:カラオケは枚方市PR大使でシンガーソングライターの上田和寛(うえだたかひろ)さんがゲストとして来ていただきます。上田さんに作っていただいた「この街が好き」は枚方のテーマソングなんです。

おまり:聞かせていただきました。めちゃくちゃいい曲ですよね。

伏見市長:聞いていただけましたか。これが社歌コンテスト、枚方市も自治体として応募したんですが日本一になりまして、3年くらい前かな?それでジョイサウンドのあるカラオケでは歌えます。

おまり:歌いたい!子どもにも歌ってほしいくらいいい曲ですよね。

伏見市長:そう、いい曲なんですよ。そんなこともありますし、カラオケには上田さんが来てくださる、と。そして盆踊り。交野節っていいましてね、河内音頭は有名ですが、その源流が交野節。我々、枚方で交野ではないんですけども、昔は枚方・交野地域は交野と呼ばれいましたので、そこで伝わる交野節っていう盆踊りがありましてね、そういう地域の文化、これを盆踊りという形で楽しめるように。これもひらかた万博の一貫としてやっています。

それでココにはDJCelly(ディージェーセリ)さんがDJ盆踊りの会場として盛り上げていただきます。

おまり:楽しそう!

伏見市長:それからスペシャルステージとして、お笑い芸人のキンタロー。さんのスペシャルステージもあります。

おまり:来た~。私、キンタロー。さん大好きなんですよね。

伏見市長:キンタロー。さんはもともと枚方市にある関西外国語大学ご出身で、こういった縁もあってキンタロー。さんに盛り上げていただきたいな、と。

おまり:こないだテレビを見ていて、キンタロー。さんで涙出るほどお腹よじれるほど笑いました。

難波さん:たくさんレパートリーありますしね。

おまり:増えてますよね。絶対盛り上がること間違いなしですね。

伏見市長:三浦さんも来てください。

おまり:行きたいです~。ぜひぜひ、生のキンタロー。さんも見てみたいですしね。本当に万博を通して、枚方のことをもっともっと知ってもらえるといいですね!

では、最後に番組を聴いているリスナーの皆さんにメッセージをいただけますか?

伏見市長:ひらかた万博の取組は、行政のみならず、地域や事業者、大学のみなさんなど、さまざまな主体による取り組んでいただいておりまして。取り組むというか、自らやっていただいておえりまして、そういうことが地域経済の活性化につながったり。先ほどお話した淀川の水辺アクティビティは事業者さんに入っていただいて、市内外からもアウトドアスポーツをお金を払って楽しんでもらうビジネスが成り立っています。

この盆踊りや今までなかったイベントが出てきて地域経済の活性化になりました。それから市民のみなさんも外から人が来てくれることによって地域に愛着を深まるものだと期待をしています。10月13日には、これまで取り組んできた枚方万博、多くの方に楽しんでもらえるような、そんなお祭りになっておりますので、ぜひともみなさんにお越しいただければと思います。

それからあとは、この日は実は、なんといろんなお祭りが10月13日にたまたま重なっておりまして、河川公園の前では淀川の舟運、市内から船が上流にあがってくるイベントがあります。淀川河川公園の堤防をはさんだ場所では縁日があります。また枚方市で毎年夏に行っていた「枚方まつり」、毎年10万人くらいの人出があるんですけど、今年は秋にやることになっていまして。この日は退屈しない枚方になると思います。

おまり:ぜんぶ楽しめちゃう。

伏見市長:そうなんですよ。開催場所は間違わないで欲しいんですけど、いろんな取り組みをやっているので、ぜひともリスナーのみなさんには枚方にお越しいただければと。

おまり:10月13日の枚方は熱気がすごいことになりますね。パワーがムンムンで。これからの活躍、活気づいていくことを本当に願っております。私も行きたいと思います。

伏見市長:ぜひ来てください。

おまり:今日は10月13日開催の「きてね、枚方。」ひらかた万博PRイベントについて枚方市長の伏見隆さんと政策推進課の難波さんにお話を伺いました。お二方、ありがとうございました。

伏見市長&難波さん:ありがとうございました。

画像3: 2024年9月30日(月)マンスリージャーニー@枚方⑤

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