各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。

今月は、兵庫県西宮市にあります
“関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス”にお邪魔しています。

お話を伺うのは
関西学院大学
国際学部1年
中西麻緒さんです!

画像: 11/10(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

中西さんは、先日開催されたSDGsアイディアコンテスト
「関西学院SDGsユースアイディア2024」で最優秀賞・賛同企業賞を受賞されたということで、
まずはおめでとございます!

ありがとうございます。
今回、最優秀賞と賛同企業賞を受賞できたこと本当に光栄です。
私のプロジェクトを評価していただいた審査員の方々、そしてご支援をいただいたすべての方々に
心から感謝しています。このプロジェクトは、日常生活で当たり前に使われている
「おかずカップ」を食品廃棄物から作ることで環境負担を減らしたい
という思いから私が高校生の時に多くの先生方や仲間に協力をしてもらいながらスタートしました。
今回の受賞は私にとって大きな自信になりましたし、商品化に向けた大きな一歩となりました。
もちろん、これはスタートに過ぎませんし、今後はより多くの方々にこの取り組みを
知っていただき、持続可能な社会の実現に向けて努力を続けていきたいと思います。

中西さんが発表されたアイデアがどんな内容なのか教えてください!

まず、私が取り組んでいる問題は“ゴミ問題”についてです。
日本で一年間に排出されるゴミのおよそ半分を占める“食費廃棄物”と“プラスチックゴミ”は、
世界的に見ても増加の一途を辿っていて、大きな問題となっています。
中でも、内閣府による「プラスチックゴミ問題に関する」世論調査で、
「過剰だと思う製品やサービス」という質問への回答で1位になったのが、
“お弁当で使われている使い捨て小分け用の容器や飾り”なんです。

確かに言われてみれば、あれって勿体無いですよね。
それにしても、1位なのは意外です!

そうですよね。実は、世論調査の通り日本ではお弁当文化が根付いていることから、
毎日膨大な数のカップが廃棄されているんです。
しかも私を含む学生世代はお弁当を持参することが多く、身近な問題であることから、
何か対策はないのか、と考えたのが取り組みのきっかけです。

なるほど。

そこで生み出したのが、本来廃棄されるはずの野菜や食べ物を利用して作ったお弁当の
「おかずカップ」です。これは廃棄食材や大豆、米粉などを組み合わせて作った
クッキーのような硬めの素材のおかずカップです。
日常的に使用されているお弁当関連のプラスチック製品は、短期間の利用にもかかわらず、
分解には何百年もかかると言われています。
しかし、この「おかずカップ」を使えば、そのプラスチックをなくせるだけでなく、
廃棄食品も減らせます。

お弁当と一緒に食べてしまえばいいわけですね!

はい、私は、この“おかずカップ”について高校生の時から取り組みを続けていて、
味・分量・原材料などに加えて、自転車のカゴにいれても崩れない耐久性を探求しています。

さらに詳しく伺いたいのですが、そろそろお時間となりました。
続きはまた来週、お伺いします。中西さん、ありがとうございました!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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