各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。

今月は、東京都新宿区にあります
“工学院大学”におじゃましています。

お話を伺うのは
工学院大学工学研究科
建築学専攻 修士2年
木村柊希さんです!

画像: 12/1(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

木村さんは、どのような活動に取り組まれているんですか?

都市系の研究室である「遠藤新研究室」に所属し、
魅力的な都市空間の実現に向けたアーバンデザイン手法の研究に取り組んでいます。

“アーバンデザイン”とは、どんなデザインなんですか?

分かりやすく言うと、都市において「歴史・自然を尊重しながら、誰もが長く使いやすく、
持続性の高い空間設計や都市のデザインを行うこと」です。
研究室では、大学内に留まらず、実際に行政や民間事業者と協働した
「まちづくり」に取り組んでいます。

SDGsの目標で言いますと、11番目のゴールである“住み続けられるまちづくりを”ですね。

はい!私は、埼玉県草加市にある東武スカイツリーライン“新田駅”を対象に、
行政の方々と協働で公共空間のデザイン検討や社会実験の実施に関わるプロジェクトで
リーダーを務めていました。

「公共空間デザイン」といいますと、具体的にはどんなことをされるんですか?

土地区画整理事業というまちの更新が進んでいる地域で、
将来を見据えたまちづくりの目標設定や、駅を中心に整備される
「駅前広場」、「街路」、「公園」などのデザイン提案に取り組んでいました。

なるほど。“まちづくり”と一言に言ってもかなり幅が広いように感じますが、
どのように進めらたんですか?

まず、どんなときも「地域に足を運ぶ」ことを忘れずに取り組んでいます。
特に駅前広場のデザイン案作成では「新たな駅のシンボル」となるデザイン案を何十通りも作成し、
現地と研究室を往復し試行錯誤を繰り返しました。
その結果、今年8月には草加市長へ「駅前広場のデザイン案」を直接プレゼンする機会を
いただくことができました。

市長へ直接提案されたんですか?

はい!
今後は日々変化していく「まち」に今以上に興味関心を抱いてもらうことを目標に、
整備前の空き地を利用した地域イベントの実施や地域情報紙の発行などを進めていく予定です。
また、研究室では、ほかにも大きく3つのプロジェクトが進行しています。
まず1つ目が、静岡県の “商店街”を中心とした地域活性化のお手伝い。
2つ目が小田原市で取り組んでいる「新しい学校づくり」を考えるワークショップ運営。
そして、3つ目が、神奈川県川崎市の金程地区の“空き地”を整備した広場 「カナドコロ」 の
運営です。特に、“カナドコロ”の運営は、8年目を迎えるプロジェクトで、
研究室のほとんどのメンバーがなにかしらの形で運営に関わっています。

“カナドコロ”どんな内容なんでしょうか。
気になるところですが、今週はお時間が来てしまいました。
続きは、来週も引き続き木村さんから伺います。

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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