毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。
大阪府内の市町村をひとつ取り上げ、1ヶ月にわたって深掘り。ゲストを招いて、DJの”おまり”こと三浦茉莉がインタビューします。ユニークなイベントやその町特有の取り組み、特産品など、町の魅力を幅広く発信するコーナーです。
さて、今月ご紹介するのは・・・大阪市!
戦国時代には豊臣秀吉が天下統一を成し遂げ 大阪城を築き、江戸時代には「天下の台所」として日本最大の商業都市となりました。大阪府中部に位置し、産業と文化が行き交う大阪市は1889年に市制施行し、1956年に政令指定都市へ移行しました。
現在の人口は約279万人。24の区からなる水の都「大阪市」は、生活・交通の利便性が高いだけでなく、大阪ならではの雰囲気や文化を感じられる活気のある街です!

おまり:そんな大阪市で開催中のイベント「OSAKAリバーファンタジー」について今日は経済戦略局観光部観光課・水辺魅力担当の由良真弓さんにお話を伺っていきたいと思います。由良さん、お願いいたします。
由良さん:よろしくお願いいたします。
おまり:経済戦略局観光部観光課水辺魅力担当とは、どのようなお仕事をする部署なのか教えてください。
由良さん:観光課水辺魅力担当は大阪の都市魅力の向上や舟運の活性化をめざして、大阪府や水都大阪コンソーシアムなどと協力して、水辺でイベントを実施したり、水都大阪の魅力を国内外に広く発信するなどの業務を行っています。
おまり:わかりやすいですね。水辺魅力担当って。本当に水辺の魅力を発信して広めていくんですね。今日は「水都大阪」の魅力発信のためにインテンスに来てくださったんですよね!
由良さん:はい、そうです! 先月3月20日からスタートしたイベント水と光の水上ショー「OSAKAリバーファンタジー」の魅力を紹介させてください。
おまり:はい、どんなイベントなのでしょうか?
由良さん:「OSAKAリバーファンタジー」は大阪・関西万博開催時に水都大阪の魅力を国内外に向けて発信するため、水と光のシンボルである中之島・水の回廊といった都心部と、万博会場(ベイエリア)を結ぶ「水と光の東西軸」の3か所で、船上から楽しめるウォーターショーやプロジェクションマッピングなど、水と光を活かした魅力的なコンテンツを実施するものです。
おまり:昨日スタートした大阪・関西万博を機運に、いろんな方々にこちらも知ってほしいですよね。では、実施されている場所を教えてください。
由良さん:3か所ございまして、水と光のウォーターショーは、天満橋駅出てすぐの八軒家浜で行っています。水辺のプロジェクションマッピングは、東横堀川の高麗橋から本町橋の間で行っています。ミナモワイドビジョンは、4月6日にオープンしました「中之島GATEサウスピア」という船着場の対岸に設置しています。
おまり:まず八軒家浜エリアの見どころを教えてください。
由良さん:約100mに及ぶ大型噴水で、50機のスイング型噴水によって、波をイメージした波形演出を取り入れています。また両端にはリング型の噴水を設置しています。立体感のあるスイング噴水やリング噴水によるダイナミックさと噴水に込められたストーリー、景観との調和をお楽しみください。
おまり:すごいスケールですね。お昼も見られるようになったんですか?
由良さん:はい。八軒家浜エリアでは4月12日からお昼12時から噴水ショーを行っています。昼間は光の演出はありませんが、音楽と水の動きだけでもお楽しみいただけるものとなっております。
おまり:へぇ~楽しみ。そして「東横堀川エリア」の見どころを教えてください。
由良さん:東横堀川を覆う阪神高速道路の橋脚や橋に、50台以上のプロジェクターを正確なシミュレーションのもと組み合わせて、約650メートルにわたる区間でのプロジェクションマッピング演出となっています。マッピングと水面の反射、奥行き感を活かした幻想的な演出をお楽しみください。
おまり:このプロジェクションマッピングと水面の反射は見てみないとわからないですよね。すごい迫力なのかな~ぜひ見に行きたいと思います。では最後に「中之島GATEエリア」の見どころを教えてください。
由良さん:「中之島GATEサウスピア」は、万博会場にも行くことのできる海の船と、道頓堀や中之島を走っている川の舟の乗り換え結節点です。そのサウスピアの対岸に、全長80mの断続的なLEDビジョンを設置し、映像演出で国内外のお客様をお出迎えします。
おまり:水都大阪をお散歩しながら眺めるのもいいですが、ほかにもおすすめの観覧方法はありますか?
由良さん:ぜひ船に乗って水上から見ていただくのがおすすめです。噴水ショーは船からだとより近くで見れますし、プロジェクションマッピングは水面に近いところから見ると、光が上下左右を囲み、奥行き感とともによりお楽しみいただけると思います。
おまり:これは見なきゃ感動を味わえないので1人でも多くの方に行ってほしいですが、万博に行かれる方にもぜひ立ち寄っていただけると嬉しいですね。
では、お時間となりました。あらためて由良さんにとって大阪市の好きな所、教えてください。
由良さん:大阪は都会らしいところとゆったり過ごせるところ、両方あるのが魅力的です。買い物やイベントごとは、梅田やなんばに行けばいくらでもありますし、いつも何かイベントが開催されています。ゆっくりしたいときは中之島に行くと、都心の中に川や緑があって、周辺には歴史的建造物や美術館があって、景観も美しく、のんびり過ごすことができます。これらがそんなに離れていなくて、歩いて行ける距離にあるのが大阪市のいいところだなと思います。
おまり:私も中之島エリアがすごい好きなんですよね。大阪って、都会の便利さの中にも緑が多く、ゆっくり過ごせる場所がありますね。中ノ島バラ園の季節ももうすぐやってくるので楽しみです。では最後にリスナーのみなさんへ一言お願いします。
由良さん:万博を機に、新しい施設が次々とオープンするなど、大阪市はすごく盛り上がっています。この機会に、初めて来た人も何回も来ている人も、ぜひ水辺に来ていただきたいです。そして「OSAKAリバーファンタジー」を通じて、水都大阪の魅力を感じていただけたらすごく嬉しく思います。
おまり:はい、行ってみたいと思います。今日は 経済戦略局観光部観光課・水辺魅力担当の由良真弓さんをスタジオにお迎えしました。ありがとうございました。
由良さん:ありがとうございました!