毎週・水曜、午後2時30分頃からは『阪神高速maruごとハイウェイ!』

 このコーナーは、ドライブにオススメのスポットイベントグルメはもちろん、

そんなスポットにアクセスできる阪神高速

最新トピックスもご紹介しながら

週末ドライブにぴったりの話題をまるっ!と、ご紹介します!!

5月28日は阪神高速道路、技術部国際室 番田さん

おなじく阪神高速道路、技術部国際室 佐川さんをスタジオにお迎え!

画像1: 5月28日水曜日 阪神高速maruごとハイウェイ!

阪神高速歴9年目の「番田さん」!肩こりがひどくなってきたので毎朝ラジオ体操を

かかさず行っていらっしゃい、趣味はお笑いライブを観ること、ラジオを聴くことということ。

また、入社6年目になりました。30歳という節目の年齢に差し掛かった

ということもあって、心機一転頑張るために最近スーツを新調された「佐川さん」に今回届けていたく情報は!

阪神高速というと、“関西の道路”という印象を持たれる方も多いかもしれませんが、

「阪神高速の国際事業の取り組み」についてご紹介!

阪神高速がこれまで培ってきた高速道路の運営や維持管理の知識と経験を

活かして、海外の道路の維持管理に関する課題解決をお手伝いするコンサルティング事業を

アジアやアフリカ中心に展開しています。

さらに海外の方を受け入れて阪神高速が海外の人に対する研修を行ったり、

またその逆で海外の道路関係機関に赴いて技術交流をしています。

では具体的な事業の内容ですが・・・

まずは「海外OJT」についてご紹介させてください。

海外OJTとは阪神高速の社員を海外に派遣して行う研修のことです。

この研修を通じて社員一人ひとりが視野を拡げてグローバルな視点を持つことで質の高い

高速道路事業の実施に繋がることを期待しています。

参加者は、若手社員を中心として社内公募にて選抜し、昨年度はタイ、ケニアの道路関係機関へ

派遣されたそうです。

2025年2月に私も引率してケニアに行かれた際には、

ケニア国道公社との技術交流会議を開き、お互いの事業紹介や技術的な内容の

意見交換を行ったそうです。

ケニアの公用語であるスワヒリ語で話すと大喜びしていただいたそうです。

そのほか、日本のNPO法人がされている土嚢(どのう)による

道路補修プロジェクトにも2日間参加。

ケニアは乾季と雨季があり、雨季の時期は、未舗装の道路がぬかるみ

タイヤがスタックして車が通れなくなってしまい、農作物が運べず収入が得られなかったり、

病院に行けなくなってしまいます。

そういった未舗装の道路に土嚢を並べ、人力で道路補修するプロジェクトです。

この土嚢による道直しの技術を地元の人たちに伝えることで、自分たちの道を自分たちの力で

継続して直すことができるようになります。

阪神高速の社員が、このプロジェクトにお邪魔して、

25名の地元住民の方と一緒に、78mの道路を補修しました。

作業場所は日陰がなく直射日光がきつかったのですが、

しんどい作業もケニアの人と一緒に

歌ったり、恋話をして何とか楽しく乗り越えることができました。

持続可能な道の大切さと日頃道路工事をしてくださっている作業員さんの偉大さを

痛感した!ということです。

つぎに、海外コンサルタント業務について、具体的な取り組みですが

先日、行ってきたケニアの事例を紹介します。

ケニアにはモンバサという港がありまして、東アフリカの物流の起点となっている

重要な都市なのですが、十分に道路などが整備されてこなかったので、

JICAの支援によってインフラ整備が進められています。

そのプロジェクトの一つとして、阪神高速は、

建設された道路の維持管理のアドバイザーを担当されました。

今回は道路の斜面で発生した陥没について、調査するために現地に向かいましたが、

現地では、どこにどんな陥没があるのかが分かっていなかったので、

実際に茨の崖をよじのぼって調査。また、ケニアで初めてのドローンを使った調査も行ったそうです。

この調査での成果は、

ドローン調査で効率的に調査ができて、どこに陥没があるかすぐに分かったそうです。

また、現地で集められる材料や技術力を考慮して、

現地の技術者でもできる内容の対策工法を提案。

あと、この場所は関係者が多いので、その内容を知ってもらうためにセミナーを開催して、

関係者間が連携するきっかけ作りも行われました。

セミナーの最後には、色々と感謝の言葉をいただけたので、泥だらけになって崖を上った甲斐があったそうです。

海外の方々への研修事例として、

モロッコで実施した研修の事例をご紹介します。

ちょっとレアケースなのですが、ケニアの道路局の職員をモロッコに連れて行って、

技術研修を行われました。

なぜモロッコかというと、モロッコは他のアフリカ諸国と比較して

道路の維持管理が進んでいることと、モロッコの高速道路会社と阪神高速は

2015年から技術交流を続けている信頼関係があったためです。

具体的な研修内容は、道路の維持管理の講義や建設現場の視察といったプログラムで、

私は計画段階から現地でのガイド役、講義補助まで包括的に研修のマネジメントをしました。

今回、モロッコの方と調整をしながら進めていたのですが、

2か月で2回人事異動があったり、急に連絡が来なくなったと思ったら

バカンスに行っていたり、メールも3本に1本しか返信がなかったりと、

日本との働き方の違いがあって細かい調整が大変だったそうです。

 また、ケニアの方々のアフリカンタイムにも苦労されたそうです。

時間通りには動いてくれないので、本当の集合時間の1時間早い時間を彼らに伝えるなどして

行動してたそうです。

今後の予定としては、

6月はケニア、7月にはパキスタンの方々が2週間ほど関西に来られるので、

彼らに対する研修の調整を行っているそうです。

番田さん、佐川さんお二人の国際室での「やりがい」は??

番田さんの場合は、特に大学で学んだスワヒリ語を活かしてケニアの現地の人に関西で

培った道路の維持管理のノウハウを伝えていくことは、自分の地元である関西と大好きな国

ケニア、両方に貢献できるので、大きなやりがいを感じてらっしゃるそうです。

佐川さんは阪神高速というローカルな企業に所属しつつ、世界を股にかけた仕事に

携われるという点。

まだまだ未熟な自分ですら、世界の人からしたら日本代表なので、その名に恥じない働きをして

いきたいと思っていらっしゃいます!

阪神高速はこの阪神エリアに留まらず、技術交流や協力、

さらにコンサルなど、世界各国の道路を「安全・安心・快適」にしてくれています!

「阪神高速 maruごと ハイウェイ」では、

リスナーの皆さんからのドライブソングのリクエストを募集しています。

「赤maru」のリクエストフォームからエントリーしてください。

採用された方には、ドライブにも便利な、

「赤maruと阪神高速のマスコット・もぐらのコージくんコラボQUOカード」をプレゼントします!

たくさんのリクエスト&メッセージお待ちしています!

画像2: 5月28日水曜日 阪神高速maruごとハイウェイ!
画像3: 5月28日水曜日 阪神高速maruごとハイウェイ!
画像4: 5月28日水曜日 阪神高速maruごとハイウェイ!

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