毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。
大阪府内の市町村をひとつ取り上げ、1ヶ月にわたって深掘り。ゲストを招いて、DJの”おまり”こと三浦茉莉がインタビューします。ユニークなイベントやその町特有の取り組み、特産品など、町の魅力を幅広く発信するコーナーです。
今月ご紹介するのは…河内長野市！
河内長野市は大阪府の南東端に位置し、奈良県と和歌山県と接しており、北を頂点とした三角形の市域を形づくっています。大阪都心から電車で約30分。南海・近鉄と2路線が通り、便利なアクセスでありながら、雄大な自然・美しい水や空気に恵まれた「都会と自然のちょうどいいバランス」が自慢です！
おまり：今日は河内長野を拠点に活躍する女子サッカーチーム・スぺランツァ大阪について、スペランツァ大阪 広報担当でいらっしゃいます中野真奈美さん、そして河内長野市成長戦略部
まちのソフト戦略室 文化・スポーツ活性課 奥村友貴さんにお話をお伺いしたいと思います。お二方よろしくお願いいたします。
中野＆奥村さん：よろしくお願いします。
おまり：じゃあさっそくですが、まず「スペランツァ大阪」について教えてください。
中野さん：「スペランツァ」とはイタリア語で「希望」を意味します。2000年に企業チームから市民クラブ「スペランツァF.C.高槻」としてリスタートし、2016年より運営母体の変更に伴い「コノミヤ・スペランツァ大阪高槻」、さらに大阪府全域での活動をより強く意識し「スペランツァ大阪」と改称しました。2024年に河内長野市へ本拠地を移し、夢・希望・元気・笑顔を多くの方々と共有し、地域とスポーツが共存共栄できるクラブを目指しています。
おまり：はい、色んな形態を経て、現在の形になった「スペランツァ大阪」ですが、現在どのような形で試合を行っているのでしょうか？
中野さん：なでしこリーグ1部に所属していて、10月にリーグ戦は終わってしまったのですが吹田市にある万博や堺市にあるJ-GREEN、服部緑地といろんな会場で試合を行っています。
おまり：という事は、なでしこリーグはシーズンが終了していて、ホッと一息ついているけど、またいろんなところで試合はしているといったところでしょうか？
中野さん：リーグ戦は10月に終わって、皇后杯、男子でいう天皇杯なんですけど、その女子サッカー版が皇后杯っていうんですけど、それが11月8日にあったんですが負けてしまって……今シーズンの全日程が終わってしまいました。
おまり：なるほど！新しいシーズンはいつからはじまるんでしたっけ？
中野さん：来年の3月3週目くらいですね。はっきりとした日程はまだ出ていません。
おまり：今年の12月～来年3月までは、どういうことをされるんですか？
中野さん：新チームに向けて、来年監督も変わるので、それに向けてチームが始動していく感じです。
おまり：なるほど～。今日は練習着を着てらっしゃいますが、スポンサーの数がすごくて、たくさんの方々に支えられているチームだなとひしひしと伝わってきますね。
中野さん：はい！
おまり：中野さんも、もともとは選手？
中野さん：はい、2年前に引退したんですけど、3年間スペランツァ大阪のチームで活動させてもらいました。
おまり：選手だったっていう感じがします。広報のお仕事はどうですか？
中野さん：選手あがりで何もわからないまま社会人になって、さぐりさぐりなんですが、今日一緒に来ていただいた河内長野市役所の方々と一緒に情報発信をやらせていただいて。すごく助かっています。
おまり：いいですね。楽しそうです。そんな河内長野市の「スペランツァ大阪」なんですが、10月にはスペランツァ大阪のオリジナルキャラクターが誕生したんですか？
中野さん：今年初めに一般公募でキャラクターと名前を募集して、名前はスペンになりました。「スペランツァ大阪」の「スペ」と、王様ペンギンの「ペン」を組み合わせたネーミングになっています。
おまり：王様ペンギンなんですね。かわいいですね。よく考えてくれますね。先ほどもお話しいただきましたが、昨年、河内長野市に拠点を移したとのことですが、その経緯はどのようなものだったんですか？
中野さん：2020年10月、河内長野市とホームタウン契約を締結し、市内のサッカーを始めとしたスポーツ振興の発展を目指していくことを確認しました。河内長野市は、スペランツァ大阪が使用する競技場をはじめとするホームタウン環境整備とクラブ活動を支援し、「スペランツァ大阪」は、河内長野市民が女子サッカーのトップ選手とふれあえるように活動し、市民の健康・スポーツ振興に協力しています。
現在、チームの運営母体である株式会社コノミヤさまが、下里運動公園人工芝球技場「コノミヤ・スペランツァ球技場」のネーミングライツを取得しています。選手たちは、日頃この人工芝球技場で練習しています。
おまり：河内長野市に拠点を移してどんな感じですか？
中野さん：移る前は高槻市で活動していたんですが、そことはまた違った形で、平日で決まったグランドで練習ができたり、スポンサー様でもある「風の湯」っていう温泉にお世話になったり、河内長野市の市役所の方をはじめ、市民の方にすごく応援されているなって感じています。
おまり：河内長野市に住んでいる方にとって、女子サッカーチームのトップ選手達と触れ合えるっていうのは、ものすごい経験になると思いますし、宝になっていくと思いますし、選手からしてもこれだけたくさんのスポンサーさんや市民のみなさんに支えられるのは嬉しいですよね。
中野さん：はい。
おまり：めちゃくちゃいい効果ですよね。ホームスタジアム建設予定もあるとか？
奥村さん：はい。河内長野市では、まちの活性化と魅力向上のため「サッカーチームと連携したまちづくり」を進めております。その一環として市内南花台の約4万㎡に、（仮称）南花台中央公園を整備中しているところです。この公園には、メインスタンドを備えた天然芝のサッカースタジアムであったり、クラブハウス、遊具などを設置する予定となっています。
実は、このスタジアムの建設に、個人版・企業版ふるさと納税による寄附金を活用しておりまして、現在ご寄附を募集しております。個人や企業の皆様から、温かいご支援・ご協力のほどお願いできればと思っています。ちなみに個人版ふるさと納税で3万円以上、企業版ふるさと納税で10万円以上をいただいた方には、サッカースタジアム内にネームプレートを掲出させていただきます。
おまり：へぇ～すごい。見事に河内長野市とサッカーが結びついたというわけですね。河内長野市に拠点を移して 大きく動きつつある「スペランツァ大阪」ですけれども、「スペランツァ大運動会～ありがとう！ファン感謝祭～」を開催するとお聞きしたんですけど、ファン感謝祭とタイトルにもありますが、どんな事を行う予定ですか？
中野さん：開催日時は12月6日（土）12:30開場、13:00開始予定で、開催会場は河内長野市立市民総合体育館で、南海高野線・近鉄長野線 河内長野駅から徒歩10分です。参加費は無料で、どなたでもご参加いただけます。内容はシュート的当て、モルック、選手とウォーキングサッカー、恐竜と子どもたちの本気リレー、選手サイン会、選手私物＆グッズが当たる抽選会などです。
おまり：注意事項はありますか？
中野さん：ホームページを見ていただけたらいいんですけど、恐竜の着ぐるみを持参していただくと、選手と競争ができます。恐竜のティラノサウルスの着ぐるみを着て、かけっこの競争をするんです。見るだけでも大歓迎ですので、ぜひ来ていただければと思います。。
おまり：こちら事前申し込みなどは必要でしょうか？
中野さん：事前申し込みは必要なくて、先ほど言ったんですけど、恐竜の着ぐるみを持ってきてもらえたら。
おまり：恐竜の着ぐるみって、どうやって手に入れるんだろう？
中野さん：ネットですね。
おまり：ゲットしてから参加すると、なお楽しいかもしれません。こちらのイベントの詳細についてはスペランツァ大阪のホームページをご覧ください。
おまり：そろそろお時間をなりました。中野さん・奥村さんにとって河内長野市の好きな所を教えて下さい。
中野さん：選手のみささんも言っているんですが、自然がたくさんあるところ。私は北海道出身なので、河内長野が身近に感じます。私の近所の方々がすごく優しくて、市民の方もすごく大好きです。
おまり：いいですね。どういう経緯で北海道から河内長野市に？
中野さん：私はサッカーをやるために転々としていて、最後のチームが「スペランツァ大阪」だったので、そのまま河内長野市でいっしょに生活しています。
おまり：じゃあ縁あって選手として輝いた地にそのままいることにしたんですね。河内長野市がすごく好きになったんですね。素敵ですね。じゃあ奥村さん、お願いします。
奥村さん：私の河内長野市の好きなところは、ちょうどいいところ。都会からは近くも遠くもなくて住みやすいですし、自然や文化遺産も豊富で和やかな一面と、「スペランツァ大阪」さんがホームタウンとして活動してくれたり、先ほど話したスタジアムの建設など、さまざまな取り組みがあって賑やかな一面もあって、そのバランスがとてもよくて、そのちょうどよさが河内長野市の好きなところかなと思います。
おまり：わかります。ちょうどいいってめっちゃ大事ですよね。楽しいし進化もしている感じがいいですね。では中野さんから、最後にリスナーの皆さんに向けて一言お願いします。
中野さん：市民の皆さんと一緒に女子サッカー、なでしこリーグ、南花台、河内長野市、そして大阪府と盛り上げていきたいと思いますので、ご声援よろしくお願いします。また来年3月から、なでしこリーグがはじまりますので、ぜひ一度会場に足を運んでいただき「スペランツァ大阪」を知っていただければと思います。
おまり：自分の町になでしこのチームがあると、めっちゃうれしいと思います。盛り上がりそうで楽しみですね。そしてイベントには、恐竜の着ぐるみを着てきてください。今日は河内長野を拠点に活躍する女子サッカーチーム「スぺランツァ大阪」について、スペランツァ大阪 広報担当 中野真奈美さん、河内長野市 成長戦略部 まちのソフト戦略室 文化・スポーツ活性課 奥村友貴さんにお越しいただきました。ありがとうございました。
中野さん＆奥村さん：ありがとうございました。
