毎週・水曜、午後2時30分頃からは『阪神高速maruごとハイウェイ!』

このコーナーは、ドライブにオススメのスポットイベントグルメはもちろん、

そんなスポットにアクセスできる阪神高速

最新トピックスもご紹介しながら

週末ドライブにぴったりの話題をまるっ!と、ご紹介します!!

さて先日、あかまっちゃんと哲夫さんで

阪神高速6号大和川線の「浅香山換気所」

見学してきました!

画像1: 11月12日水曜日 阪神高速maruごとハイウェイ!

普段、何気なく走っている阪神高速に「換気所」という、

換気をすることに特化している場所があるというのもご存知ない方も多いと思います!!

換気すること、防災、周辺との調和など、一言ではあらわせないご苦労などもあるみたいです!

今回は現場でご担当者さんにインタビューしてきました!

お伺いしたのは「阪神高速道路、大阪保全部、システム工事課の髙松さん」

「阪神高速道路、大阪保全部、施設工事課の松浦さん」

「阪神高速道路、大阪保全部、施設工事課の吉田さん」です!

画像2: 11月12日水曜日 阪神高速maruごとハイウェイ!

まず「浅香山換気所」とは

大和川線は路線延長9.7kmの路線であり、そのほとんどがトンネル構造となっています。

トンネル内の空気には自動車の排出ガスなどに由来する粉塵が含まれており、

浅香山換気所にはドライバーの視界悪化やトンネル出口からの空気の持ち出しを防ぐための

換気設備が設置されており、トンネル内の換気を行うための施設となっています。

大和川線では5箇所あるうちのひとつが浅香山換気所となります。

また、浅香山換気所では大和川線で使う全ての電気を電力会社から一括して受電しており、

そのための受配電設備などが設置されている施設でもあります。

画像3: 11月12日水曜日 阪神高速maruごとハイウェイ!
画像: 以前2020年に訪れた時のあかまっちゃん!

以前2020年に訪れた時のあかまっちゃん!

換気設備の概要は、

トンネルの中の空気は大きな排風機などを用いて、換気所内に空気を送り込みます。

高さがおよそ12m程度と非常に大きく、巨大な換気扇をイメージしていただければと思います。

このように送られてきた空気は、電気集塵機と呼ばれる電気の力で煤煙や粉塵などを除去して、

空気をきれいにし、その後きれいになった空気を上空から噴き出しています。

浅香山換気所には、このような換気設備の他にもトンネルで火災が発生した際に

消火に使用するための消火水槽や消火ポンプといった防災設備もございます。

また、トンネル火災時には、お客様へはトンネル非常口へ避難するようにと運用しているのですが、

避難通路内に火災煙が入ってこないようにするための非常口ファンといった設備もございます。

実際に近くで見ると、まるでビルの一室ほどもある大きさに驚かされました。

なのに、それでも外からはほとんど音が聞こえません。これはどんな思いがあるんですか?

中に大きな設備を格納しているため、建物の高さは30mもありますが、

圧迫感が出ないようなデザインとしています。

また、音がほとんど聞こえないのは、建物内に吸音材を敷き詰め、

シャッターも防音仕様のものを使っているからで、周辺環境に溶け込むような建物となるよう設計しています。

阪神高速さんは「走る人の安心」だけでなく、

「沿線で暮らす人たちの快適さ」も守る工夫を重ねていらっしゃるんですね〜〜。

阪神高速は基本24時間いつでも走れますから、その間、ノンストップで換気も行っている!

と、いうことは“止まらない設備”が必要です!

24時間いつでも安全・安心・快適な高速道路を提供するためには、

換気設備だけでなく照明設備や警報板、道路の状況を把握するためのカメラ設備、

トンネル内の防災設備など各種設備が常に健全である必要があります。

そのため、各設備の日常的な点検は欠かせません。

また、いずれの設備も電気が不可欠です。電力会社からの電気の供給が途絶えた時に備えて

複数系統で電力会社から受電していたり、自前で非常用発電設備を備えていたりなど、

障害や災害時でも安定して電気を確保し、

道路機能の健全性を維持できることを意識した設備を整備するようにしています。

高速道路の下には、こうした“止まらない仕組み”が隠れているんですね〜

普段は目に見えない部分で、走行の「安心」を支えてくれていることを実感しました!

画像4: 11月12日水曜日 阪神高速maruごとハイウェイ!

そして、今日、この場所に来た時、「浅香山換気所」の自然な外観デザインも印象的でした。

換気所の景観デザインは、すぐそばを流れる大和川や、並木道と合わせた水平基調とし、

色彩も周囲の街並みと合わせることによって、浮いた存在の建物とならないよう工夫しています。

壁の場所ごとに、異なる仕上げを使っているのも、圧迫感軽減

また、南島と遠里小野の換気所は、津波避難ビルに指定されており、

地域の皆さまが安心して屋上へ一時避難できるようになっているんです。

画像5: 11月12日水曜日 阪神高速maruごとハイウェイ!

阪神高速を支える換気設備の建物でありながら、

外観を工夫して街並みに溶け込ませることで、景観を守りながら、

災害時には地域の人々の避難場所としても役立っているんですね!

道路施設が“地域の一部”として存在していることを、ここでも感じました

今回ご紹介した換気所や換気設備など普段あまり目にすることがない

高速道路の施設や各種設備の存在を知っていただくとともに、

ドライバーのみなさまが高速道路を安全・安心・快適にご利用いただくために

重要な役割を担っていることが少しでも伝わっておれば幸いです。

本日も安全・安心・快適なドライブをお楽しみください。

「阪神高速maruごと ハイウェイ」では、

リスナーの皆さんからのドライブソングのリクエストを募集しています。

「赤maru」のリクエストフォームからエントリーしてください。

採用された方には、ドライブにも便利な、

「赤maruと阪神高速のマスコット・もぐらのコージくんコラボQUOカード」をプレゼントします!

たくさんのリクエスト&メッセージお待ちしています!!

画像6: 11月12日水曜日 阪神高速maruごとハイウェイ!
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