毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

大阪府内の市町村をひとつ取り上げ、1ヶ月にわたって深掘り。ゲストを招いて、DJの”おまり”こと三浦茉莉がインタビューします。ユニークなイベントやその町特有の取り組み、特産品など、町の魅力を幅広く発信するコーナーです。

今月ご紹介するのは…河内長野市!

河内長野市は大阪府の南東端に位置し、奈良県と和歌山県と接しており、北を頂点とした三角形の市域を形づくっています。大阪都心から電車で約30分。南海・近鉄と2路線が通り、便利なアクセスでありながら、雄大な自然・美しい水や空気に恵まれた「都会と自然のちょうどいいバランス」が自慢です!

画像: 2025年11月24日(月)マンスリージャーニー@河内長野市

おまり:河内長野市をピックアップするのも今日でラストとなります。締めくくりを飾るのは河内長野市 営業部長の寺島大智さんです。寺島さん、よろしくお願いします。

寺島さん:はじめまして。よろしくお願いいたします。

おまり:はじめまして。お若い部長さんですね。

寺島さん:若さの秘訣は企業秘密ございます。

おまり:あはは(笑)、若さの秘訣は聞いてなかったけど、ありがとうございます。

寺島さん:今日は何の日かご存知ですか?

おまり:一昨日11月22日は「いい夫婦の日」でしたよね。今日は「いい……におい」?

寺島さん:実は「いいつまようじの日」です。今年、日本記念日協会で認定されたんです。河内長野市の地場産業でつまようじが名産でして、このつまようじを盛り上げるために11月24日は「いいつまようじの日」に今年はじめて制定されたんです。

おまり:大事な日じゃないですか。ここに来ていいんですか?

寺島さん:ここでしっかり盛り上げるのが、私の使命ですので。

おまり:なるほど。つまようじが地場産業なんですね。昨年、西野市長が番組に出演してくださったときに「市役所に営業部」を作りたい!とお話は伺っていたのですが、本当に「営業部」が立ち上がったんですね!あまり聞いたことのない市役所の営業部ですが、どんなお仕事をしているのでしょうか?

寺島さん:営業部は3つの課がありまして、ひとつ目が町の価値をどんどん売り込んでいく「シティプロモーション課」、ふたつ目が民間企業と連携を加速していく「公民連携課」、3つ目は町の未来の財源を稼いでいく「ふるさと納税課」、この3つで町をPRしたり、売り込んだりしていく、そんな組織になっています。

おまり:今、お名刺をいただいたんですけど「価値を売り込む力!」と書いていて、さわやかにグーサインを出してますね。

寺島さん:実はですね、営業部が新設されて名刺も刷新されて。

おまり:すごい!色とりどり。みなさん、こうやってそれぞれキレイな色の名刺があるんですね。

寺島さん:そうなんです。好きなポーズと好きな色を選んだんです。わんちゃんを抱えている人であったり、歌舞伎モノのポーズを取ったり…。

おまり:へぇ~おもしろいですね。人それぞれ個性がバラバラで。でもみんな笑顔!

寺島さん:好きな色を選んでいいことになったんですが、14人いるうち14人全員がちがう色を選んだんです。まさに多様性。

おまり:そんなことあります?まったくかぶらなかったんですか?奇跡過ぎます!

寺島さん:たまたまなんです。

おまり:この名刺、おもしろいですね。めっちゃ見ちゃいますね。

寺島さん:営業したときにワクワクするような。名刺で会話が弾んだりします。

おまり:さすが寺島部長。営業って感じがします。

寺島さん:そうですか?ありがとうございます。

おまり:笑顔が弾けていて、感じがいいです。売り込む力もありそうです。

寺島さん:まだまだ修行中の身です。

おまり:寺島さんは公募で河内長野市の営業部長に就任されたとお聞きしました。どうして河内長野市を志望されたのですか?

寺島さん:実は私、さいたま市出身で今年の3月までは東京にいました。ずっとビール会社のマーケティングの仕事をしていて、河内長野市には縁もゆかりもなかったんですけど、ちょうど2年前、子どもが生まれたタイミングで、“消滅可能性自治体”という言葉に出会ったんです。ご存知ですか?

おまり:知りませんでした。“消滅可能性自治体”…消えるかもしれない自治体、すごく危機感を感じる言葉ですね。

寺島さん:数十年後、このままのペースでいくとなくなってしまう自治体のことで、民間団体が出した指標ではあるんですけど、自分の子どもが生まれたタイミングだったので、子どもたちの故郷がもしかしたらなくなってしまうんじゃないかと感じて、そんな悲しい背中は見たくない。故郷を残す仕事ってすごく意義深いですし、そこに情熱やエネルギーが沸いたときに、河内長野市の西野修平市長が「“消滅可能性自治体”から脱却せよ!営業部長、募集」と言っていて。

おまり:わ!すごい引き寄せですね。

寺島さん:まさに運命だなってまさに運命だなと思ったんです。河内長野市に実際に訪れてみると町の70%が森で、自然豊かな町ですごく魅力的な町だなと思って、こんな町を盛り上げて行きたいなという想いがあって。

おまり:素敵なお話~。でもご家族などの理解は?急な引っ越しも困るんじゃないですか?

寺島さん:受かるまで内緒にしていて。他にも数社受けていて、内定をもらった3社を家族にプレゼンしていくなかで、河内長野市愛を存分に語っていたら、妻から「行きたいところはもう決まってるんでしょ。河内長野市に行きたいんでしょ」と。

おまり:いい奥様~。何言ってるの!?って普通言いますよ。奥様の後押しが一番大きかったんですね。転職ってタイミングもあったりしますよね。そんな営業部の皆さんが今、特に力を入れているのが「ふるさと納税」だそうですね。

寺島さん:そうなんです。今、力を入れておりまして、魅力的な返礼品を続々と開発中です。そのなかで今日おすすめを紹介させてください。

市内唯一の酒蔵「西條酒造」が出している「湖底酒」。市内にある滝畑ダムがあるんですけど、そこの底に日本酒を沈めて半年間熟成させた日本酒なんです。水量の増減に合わせて、担当の方が微調整して瓶が割れないように気を付けて熟成しているんです。

おまり:そんな熟成の仕方があるんですね。飲んでみたい。

寺島さん:水温が7度に保たれるので、熟成が進むんですけど、味わいがまろやかなのにすっきり、矛盾しているけどいい塩梅な希少性のある日本酒がふるさと納税限定で取り扱っています。

おまり:すごいですね。プレミアな一品ですね。でも7度に保てるもんなんですかね?

寺島さん:底が深いので、温度が均一になるみたいです。

おまり:期限などはあるんですか?

寺島さん:そうですね。大変ご好評いただいておりまして、残り10本をきっている状態だと、さっき担当から聞いたので、もし12月にふるさと納税をしたいなという方は、ぜひ応援していただければなと思います。

おまり:ちょっと急ぎ足で手続きしないとですね。飲んでみたいです。なんかすごい良いことありそう、神聖なものって感じがします。

寺島さん:年末年始、人が集まる機会にもいいかと思います。ストーリーも含めて、ここだけにしかない味わいかと思います。

おまり:返礼品は、他にどんなものがありますか?

寺島さん:キャンプ用品、DIY好きな方向けの工具、上質でリーズナブルな革製品などですね。あと、みなさん絶対に年末は年越しそばを食べると思うんですけど、名店のおそばなどいろんな返礼品を用意しています!

おまり:私も急ぎでふるさと納税をやらないといけないなと思っていたんですけど、この中から選ぼうと思います。

寺島さん:ぜひ「河内長野市 ふるさと納税」で検索いただけるとうれしいです。

おまり:ふるさと納税=街の魅力のアピールになってますもんね。今、戦いみたいになってますしね。実際に「営業部 ふるさと納税課」が動いたことで成果は出ましたか?

寺島さん:今、部員のみなさん1人ひとりが一生懸命がんばってくれていまして、個人版ふるさと納税でいうと4月~10月は過去最高の寄付額をいただいている状況です。ふるさと納税は返礼品競争というのがありますが、僕らはそういう意味ではなくて、河内長野市を応援したい人を増やすことが大事だと思っているので、この過去最高額は応援してくれている方が過去最高なのかなと捉えて頑張っていきたいと思っています。

おまり:いいですね。その感じ。魅力的な返礼品たっくさんありますので、ぜひ「ふるさと納税 河内長野」で検索しご覧になって欲しいと思います。どうですか?プレッシャーも一代目ですしありそうですが、営業部長である寺島さんの今後の目標や抱負などあれば、聞かせてください。

寺島さん:そうですね。営業部ができて半年ちょっと、登山でいうとまだ1合目。町のみなさんの期待も含めて、もっともっと高いところを目指して町の魅力を発信しながら、市役所だけがやるんじゃなくて、市民の方、事業者の方、アツい方がとても多いので、みんなを巻き込んで、町全体を活気づけていく組織にしたいと思っております。

おまり:自分がヒトメボレした町で、その町を活性化する第一人者になれるってすごいことですよね。

寺島さん:そうですね。ちょっとプレッシャーも感じつつですけど、たくさん仲間もいて、みんなでいい町にしていきたいなと思っています。

おまり:寺島さんイキイキしてるわ~。本当にこれからどんどん河内長野市が活性化されていくのが目に見えた気がします。では最後にリスナーの皆さんへ一言お願いできますか。

寺島さん:先週も告知させていただいたんですが、12月6日(土)に河内長野市で「Beyond万博 inかわちながの」を開催します。万博のアイデアをお借りして、町のいたるところをパビリオンに見立てたイベントです。万博会場の夢洲に行けなかった人も、行った人も含めて楽しめる、そんなイベントを河内長野市で開催したいと思っています。

おまり:万博に行けなかった人ももちろんですけど、万博ロスの方、絶対にたくさんいらっしゃると思いますので、そんな方は河内長野に行ってみてください。

寺島さん:はい、お待ちしています。

おまり:今日は河内長野市 営業部長でいらっしゃいます寺島大智さんをスタジオにお迎えしました。寺島さん、ありがとうございました。

寺島さん:ありがとうございました。

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