毎週月曜は「オオサカ マンスリージャーニー」と題して大阪府内の市町村をピックアップし、街の魅力をたっぷりお届けしています。
さて、今月ご紹介するのは・・・摂津市!
摂津市は、大阪府北部の淀川右岸に位置する人口約8万6千人、
面積14.87k㎡の平坦で小さな街。大阪の中心部から約12kmの距離にあり、
JRと阪急電鉄京都線、大阪モノレール線が走り、通勤通学に便利な場所にあります。

おまり:今日は先週ご紹介した「せっつキッズファクトリー」を深掘りしていきたいと思います。今日お話を聞かせてくださるのは株式会社花岡工務店の山中さん、株式会社レイホー製作所の北岡さんです。よろしくお願いします。
山中さん:株式会社花岡工務店の山中と申します。よろしくお願いいたします。
北岡さん:株式会社レイホー製作所の北岡と申します。よろしくお願いいたします。
おまり:さっそくなんですが摂津市は「ものづくりのまち」とも呼ばれており、多くの中小企業が集積する「産業のまち」でもあります。そんな摂津市が「ものづくりのまち」を盛り上げるために行っている「せっつキッズファクトリー」というイベントがあるんですね。
その「せっつキッズファクトリー」というイベントを盛り上げるために参加した株式会社花岡工務店・株式会社レイホー製作所の取り組みについてお話を伺っていきます。まず、それぞれの会社のご紹介をお願いできますか?
山中さん:花岡工務店は、大阪府摂津市で20年続く木造リフォームが得意な建築工務店です。大工さんなどの職人が十数名いまして、主にみなさんが住んでおられるような住宅やお店を建てたりリフォームしたりしています。僕自身は新規プロジェクトマネージャーとして、2年前から建築のノウハウや大工さんの技術を活かして、オーダーメイドサウナの製造や、こどもたちに木材でワクワクしてもらいたいと思い、積み木などの木製の知育玩具の製造開発など、新たな事業の開発を進めています。
北岡さん:レイホー製作所は創業85年の歴史のある会社で、弊社ではグラファイト、カーボンと呼ばれる珍しい材料の加工を行っている会社になります。その中で私は総務部課長として日々、総務、経理、人事などのいわゆるバックオフィスのお仕事をしております。
おまり:なるほど、ありがとうございます。そんな花岡工務店・レイホー製作所が出店をした「せっつキッズファクトリー」とはどのようなイベントだったのか、教えてください。
山中さん:大きなカテゴリでいうと「オープンファクトリー」と言いまして、工場や工房を一般のお客様に開放し製造現場を見学・体験できる取り組みのことです。簡単に言うと「普段入ることのできないモノづくりの工場に潜入して、そのまま見たり体験できる、来場者参加型イベント」のことです。
皆さんの住んでいる地域にも一つや二つ、工場やモノづくりの工房などがあると思いますが、機械の音だけ聞こえるけど、どんな仕事をしていて、どんな人が、どんな思いで働いているのか、何を作っているのかなんて、なかなか知る機会がないと思います。そんなモノづくりの企業と地域の人たちの知ってもらう架け橋になるのが、今回開催した「せっつキッズファクトリー」というイベントです。
おまり:おもしろそうですね。
北岡さん:実際に摂津市で行ったのは、“子ども”にフォーカスしたオープンファクトリー、「せっつキッズファクトリー」です。子どもたちに実際に目でみて・話を聞いて・自らモノを作っていただいて、モノづくりの楽しさを知ってもらう。製造業やひいては社会に関心を持ってもらうキャリア教育の効果も見込んだイベントになっています。
おまり:確かに、こどもの頃に行った工場見学ってふだんは入れない場所なのですごく楽しくてワクワクした思い出があります。そんなこどもにフォーカスした「せっつキッズファクトリー」。1回目が大盛況だったということで、2回目が昨年開催されたんですよね?
山中さん:そうなんです。初開催のときは参加企業は5社、昨年は6社増えて全11社が参加したイベントとなりました。主な取組みとしては、実際にモノづくりをしたり職人さんたちの話が聞ける工場見学や、作っているモノづくり体験ができるワークショップ、また地元で活躍している飲食店のフードマルシェであったり、参加企業の趣向を凝らしたエンターテイメントなどをさせていただき、イベントを行いました。
また摂津市役所さんと連携して公共交通やシャトルバスなど、お客さんが来やすい環境を作れたこともあり、参加企業は昨年度と比べ約2倍以上、そして来場者数はなんと4倍以上となり大盛況の1日でした。
おまり:わぁ~すごいですね。みんなモノづくりに興味があるという事ですよね!花岡工務店・レイホー製作所ではどのような事を行ったのでしょうか?
山中さん:花岡工務店では“子どもたちに木に触れてワクワクしてもらう”をテーマに、僕たちが作っているバレルサウナというサウナでととのう体験をしてもらったり、サウナで作ったサウナ焼き芋を食べてもらったり、脳トレ積み木の「OHAKO」というのがあるんですけども、これに名前を刻印してオリジナルのキーホルダーを作るワークショップを開催しました。いつもは木を切ったり削ったりする音が鳴っている工場なんですが、この日に限っては子どもたちが楽しんでいる声で朝から夕方までにぎやかに盛り上がりました。
おまり:私が今、持っているこのキーホルダーですよね。

おまり:めちゃくちゃいい匂いがするんですけど。これはヒノキの香りですか?
山中さん:はい、関西でとれたヒノキを使って積み木を作っているんですけど、そのキーホルダーです。
おまり:いいですね。自分で刻印する文字を決められたってことですか?
山中さん:はい。子どもの名前や、お母さんから子どもに向けてのメッセージを刻印してもらったんです。
おまり:すごいいい香りがするし、あったかい感じがしますね。
山中さん:ありがとうございます。
おまり:これ「intense! MARI」って書いていただいているんですけど、これをこのまま番組のノベルティにしたいくらいかわいいです。
山中さん:ぜひぜひ、よろしくお願いします!
おまり:他にはどんなことをやられたんでしょうか?
北岡さん:レイホー製作所ではグラファイトと呼ばれる珍しいカーボンを取り扱っているのでカーボンを自分たちで削って、磨いて、色を塗ってオリジナルのキーホルダーを作るワークショップを行いました。
おまり:キーホルダー、今みんな大好きですもんね。
北岡さん:子どもたちは大好きですよね。他にもカーボンで1円玉サイズのコインを作ってカーボンのコイン落としをしたり、会社の向かいにあるバスケットボールのコートをレンタルされているSwitchさんにもご協力いただき、子どもたちにバスケットボールを楽しんでもらったり、地域の喫茶店「HEKI」さん、ケーキ屋「ティコラッテ」さん、パン屋の「パンキュイール」さんにもご協力いただき、うち1社ではできない、みなさんに協力していただいてマルシェの出店などを行いました。
おまり:一致団結して、子どもたちを楽しませようというイベントですね。「ティコラッテ」さんは以前、このコーナーにも出演していただきました。つながりますね。イベントを開催したことによって、社内や従業員の皆さんに変化などはありましたか?
山中さん:モノづくりの職人さんというのは仕事にすごくストイックで、僕はアスリートみたいな感じだと思っているのですが、寡黙で恥ずかしがり屋な一面もあるんです。言葉数も少なくて気難しいところもあったりするんですが、自分たちの仕事のことであったり、作ったもので子どもたちが喜んでいる姿を目の当たりにして、任された場所で作業するのではなく、自主的に次はどうしたらもっと喜んでもらえるのかなという気配り心配りしながら、主体性のある行動につながったと感じました。
おまり:めちゃくちゃ素敵ですね。確かに職人さんって黙々と頑張っている感じがするけど、アツいものを秘めてますよね。
山中さん:めちゃめちゃ秘めてます。
北岡さん:せっつキッズファクトリーを通じて、今まで見えていなかった社員の新しい一面を見ることができました。リーダーシップを発揮する社員がいたり、斬新なアイデアを創造する社員がいたり、普段仕事をしているときにはなかなか気が付かなかった一面を垣間見ることができました。イベントが終わってからコミュニケーションの取り方が変わったように思います。
うちの社長が言っていたのですが、社内がきれいになったね、と。あとは初めての取り組みに挑戦したということもあって、弊社の社長が掲げている「新しいことに挑戦する」という風土の変化も感じております。
おまり:これぞ相乗効果ってやつですね。せっつキッズファクトリーへの出店が新たな挑戦になったということでしょうね。そろそろお時間となりました。山中さん・北岡さんにとって摂津市の好きな所や今後どのような街にしてきたいかを教えて下さい。
山中さん:僕はもうこれ一択なんですけども「摂津市が好き」って言う人が多いところです。「摂津市を一言で言うと何ですか?」って聞くと、だいたいの人が愛情をこめて「摂津市には何もない」と言う人が多いです。実際に調べてみると、映画館も大型ショッピングモールもスーパー銭湯もないんです。でも出会う人出会う人みんな「何もない」と言いながらも、長く摂津市に住んでいたり働いていたりして、「摂津市はすごく居心地がよくて好き」って言うんですよね。摂津市は吹田市と寝屋川市に囲まれたハートの形をしているのですが、形もさることながら、みんなに愛されていて、みんなが地域を地域を盛り上げているなとすごく感じるんです。今後はまだ摂津市を好きになっていない人が好きになれる、好きな人はさらにもっと好きになれる、そんな人が集まるようなワクワクする摂津市に地域の皆さんと一緒に創り上げていきたいなと思います。
おまり:素敵な摂津プレゼンですね。北岡さんはどうですか?
北岡さん:摂津市はお昼間の人口が夜間の人口を超える程の産業のまち、モノづくりのまちと言われているんですが、そういた顔をもっていながら、それでいて自然だったり、子どもの将来を大切にしているのが摂津市なんですね。私も自然が好きですし、子どももいているので、自然だったり子どもの将来を考える摂津市が大好きです。
おまり:へぇ~。子どもの将来を大切にするまちって、すごく素敵ですね。
北岡さん:そうですね。なので今後も産業のみにならず、行政とともに安心して暮らせるまちを作っていきたいと思います。
おまり:どっちも頑張らないといけないですね。では山中さん・北岡さんから、最後にリスナーの皆さんへ一言お願いします。
山中さん:今回の「せっつキッズファクトリー」に参加した企業は11社ありましたが、11社だけで今回のオープンファクトリーが催せたわけでありません。摂津市役所や商工会の皆さん、地域の企業の皆さん、公共交通のみなさん、そして来場していただいたご家族のみなさんなど、みんながワンチームになって、モノづくりのまち摂津市を盛り上がることが出来ました。
摂津市にはまだまだたくさんの活気あるモノづくりの企業が揃っていますので、次回・今年の11月12月頃に第三弾を開催することが実現するのであれば、さらにパワーアップした「せっつキッズファクトリー」にしていきますので、ご期待いただければと思います。
おまり:もう山中さん自身が、活気がありますもんね。
山中さん:僕、PM=ポジティブモンスターなところがちょっといいところなんです。
おまり:今日のメールテーマだ。じゃあ北岡さんも、自分のちょっといいところを…。
北岡さん:いつもニコニコしています。
おまり:確かに!いるだけで癒される感じがします。じゃあ一言もお願いします。
北岡さん:摂津市に来ていただければ、ニコニコとしていますのでみなさんに元気を届けられるように頑張りたいなと思います。そして今年も「せっつキッズファクトリー」を開催できれば、摂津市はもちろん摂津市以外からのご参加も大歓迎ですので、みなさんお時間許す限り、たくさん楽しんでいただきたいと思いますので、ぜひお越しください。
おまり:摂津市にお住いの方以外も、まずは「せっつキッズファクトリー」を検索してみてはいかがでしょうか。
今日は、摂津市で行われている「せっつキッズファクトリー」について株式会社花岡工務店の山中さん、株式会社レイホー製作所の北岡さんにお話を伺いました。ありがとうございました!
山中さん&北岡さん:ありがとうございました。