FM大阪、TOKYO FM、FM AICHIの3局ネットでオンエア!
月替わりで全国の大学へ伺い、大学生のみなさんが取り組む活動や研究をご紹介する番組です。
DJは、シンガーソングライターの サカグチアミ が担当✨
今月は… 神奈川県横浜市の 東京科学大学へ!
引き続きお話を伺ったのは、
東京科学大学 情報理工学院 博士課程 3年 古井海里さんです☺
計算機やAIを使用し、新しい薬を効率よく開発するための研究に取り組まれています。

古井さんは、今年2月に、
欧州と北米の研究機関が共同で主催した国際データサイエンスコンペティション
「2nd Joint EU-OPENSCREEN/SLAS Machine Learning Challenge」に、
研究室のメンバー3人でチームを組んで参加されました。
どんな内容かというと…
薬の候補となる化合物が実際に効くかどうかを大量に調べる際、
光の強弱を使った測定がよく行われます。
ですが、一部の化合物は光を当てると、自ら光を発したり吸収したりしてしまうため、
測定の邪魔をして誤判定されてしまうことがあるんだそうです。
そのため、そのような化合物をあらかじめ予測して除外しておくことが重要となります。
このコンペは、AIなど、複数のモデルを使用して、
実際に分子に光を当てたときに、
「光を吸収するか」「逆に光ってしまうか」を構造だけから予測する精度を競うものでした。
そして「光を吸収するか」というカテゴリで、
古井さんたちのチームは世界1位を獲得したそうです!!
おめでとうございます!!
古井さんいわく、この研究は技術的に面白いだけでなく、
実際の創薬で役に立つものを作ることは、一筋縄ではいかないとのこと。
生命現象、生き物の身体で起きることは非常に複雑で、
実験データがあっても量が少なかったり、測定のばらつきや誤差が含まれていることがあります。
このような課題は、AIや機械学習で解くことが難しいとされています。
だからこと、それを乗り越えて新しく面白い研究成果が出たときに、
やりがいを感じるんだそうです。
古井さん、3週間ありがとうございました!
