「SDGs」とは、世界が抱える様々な課題を、
2030年までに解決するための17の国際目標のこと。
『SARAYA FLAP』では、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、
関連する「最新ニュース」や「話題」を皆さんと一緒に考えています。
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twitter.comSDGsの目標14は「海の豊かさを守る」
サラヤは海洋プラスチック問題や、海の砂漠化といった課題に対し、持続可能な「海の環境保全プロジェクト」を積極的に展開しています。
国連食糧・農業機関(FAO)が、先週公表した 世界の魚介類の『養殖による生産量』が、歴史上初めて【1億トン】の大台を突破したことが分かりました。
世界的な人口増加が続く中で、貴重なタンパク質源として、養殖業は地球を救う大きな切り札になっています。
天然の魚を獲りすぎない…という意味でも、養殖はSDGs14番目の目標 『海の豊かさを守る』という大切な役割を果たしているんですね。
……しかし、この歴史的な大台突破のニュースの裏で、世界、そして日本の海は今、過去にないほどの危機に瀕しています。
その要因は、自然環境の激変、そして『人間の乱獲』という2つの脅威です。
『気候変動』
まず直面しているのが『気候変動』です。
今、地球温暖化によって、世界中の海や川の環境が激変しています。
海水温の上昇、そして、海の水が酸性化していく現象によって、せっかく技術が進歩した養殖業も、今後は生産量が大きく落ち込んでしまうリスクがある、と報告書は指摘しています。
私たち、日本でも漁業の現場は今、深刻な危機に直面しています。
さらに、天然の魚が減る中で、日本の養殖業も『厳しい現実』と戦っています。
魚を育てるための『エサ』の多くは、海外から輸入する天然の小魚などが原料になっています。
しかし、世界的な気候変動や、南米沖のエルニーニョ現象などの影響で、このエサの価格が世界的に高騰。
日本の養殖農家の経営を激しく圧迫しています。
技術が進んで『養殖による生産量』が『1億トン』を達成しても、その養殖を支えるためのエサの資源や、育てるための自然の海が傷ついてしまっては、日本や世界の食卓を守ることはできません。
『違法な乱獲』
そして、もう一つ。今、国際社会が強い危機感を持って注視しているのが、ルールを無視した『違法な乱獲』です。
判の矛先が向けられているのが、世界中の海へ進出している『中国の巨大な遠洋漁船団』です。
国際的な環境団体の調査などでは、中国漁船が、公海や、他国の経済水域で、報告をはるかに上回る量の魚やイカを不当にさらっている実態や、ジンベエザメなどの保護種まで密漁している疑いが次々と指摘されています。
ルールを守って、網の大きさや漁の時期を制限している国がある一方で、監視の目を盗んで大量に持ち去っていく国がある。
こうした身勝手な乱獲は、海の資源管理の仕組みを根本から破壊する行為として、国際社会から『容認できない』と激しい批判を浴びています。
地球温暖化という自然の危機。そして、人間のエゴによる乱獲という人為的な危機。
これらが重なれば、私たちの食卓から魚が消える未来は、遠くない現実になってしまいます。
国連は、単に生産量を増やすだけでなく、違法漁業を徹底的に撲滅し、環境への負荷を減らした『持続可能な海の利用』へと、世界全体が今すぐ舵を切るべきだと訴えています。
私たちがこれからも美味しい海の恵みを当たり前のように楽しめるかどうか。
それは、豊かな海を国境の枠を超えて守ること。
そして地球の温暖化をこれ以上進めないために、私たち一人一人が毎日の暮らしの中で、関心を持ち続けることにかかっています。
SDGs14番目の目標 『海の豊かさを守る』皆さんも考えてみませんか?
