生物多様性のお話を中心に、
動物のこと、自然のこと、環境のことをみなさんと一緒に考えていきましょう
アメリカの「科学誌」が発表した「ショッキングなニュース」
ボルネオ・オランウータンの頭数が、1999~2015年の16年間で、約15万頭減少したという、研究結果が発表されました。
理由は・・・パーム油や、紙パルプ生産などに伴う森林伐採、生息地の破壊、狩猟などが原因で、ボルネオ・オランウータンの頭数は、
調査前と比べて半減したといいます。
ボルネオは、私たちの生活に欠かすことのできない"パーム油"の最大生産地です・・・。
"パーム油"は
私たちがよく口にする、ポテトチップスやカップラーメン、チョコレート、
化粧品など・・これらの原材料名に表示されている「植物油(油脂)」。
「植物油」とだけ表示されているものの多くは、「パーム油」なんです。
ヤシノミ洗剤は、ヤシ油とパーム核油を混ぜて作られています。「パーム核油」とは、
パーム油を製造した後の「絞りカスに残ったヤシの種から採取した油」です。
環境に大きなダメージを与えるものでは決してありませんが、それでもサラヤさんは、この環境問題に目を向けて、出来ることから少しずつでも取り組んでいこう・・・ということで
各種団体と協力し、2004年よりボルネオ島の環境保全を行っています。
サラヤさんの「ヤシノミ洗剤シリーズ」などの、製品の売り上げの1パーセントが、ボルネオの環境保全に使われています。
一人一人ができることから環境保全していきましょう
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