「SDGs」とは・・・国連で話し合われた、
「人々や地球にとって、より良い世界をつくるため」の17の国際目標です。
このコーナーでは、「SDGs」の17の目標を紹介しながら、関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に、考えています。
「つくる責任 つかう責任」
今週は、12番目の目標「つくる責任 つかう責任」
現代は様々なものが生産され、国によっては、手に入らないものはないほど
「物があふれた時代」となりました。
ただ、必ずしも、この状態がいつまでも続くわけではありません。
「持続可能な開発」という観点でいけば、
浪費する量が多いと、いずれは資源なども枯渇して、生産ができないような状況になってしまう可能性もあります。
それは、作る側も使う側にも課題がありますから、それらを改善することが、持続可能な開発には不可欠です。
たとえば「ペットボトル」を例に取ると…どうでしょうか??
日本では2017年度の「指定ペットボトル」の販売本数は236億本。そのうちの回収できたのは92.2%。回収できていないのは、わずかに7.8%
ですが、本数で見ると18億本に上ります。
回収できたのは92.2%。
回収されたペットボトルのうち、リサイクルされたのは84.8%でした。
つまり、回収されれば、何らかの形に再利用されるってこと。
ローマの公共交通機関では、今年の夏から
ペットボトルをリサイクルした人に
「キャッシュバック」するキャンペーンを始めました。
「つくる側の責任」としてユーザーのリサイクルや、リユースの協力の呼びかけること、
「つかう側の責任」としてリサイクルや、リユースを実際に行うことも、
「持続可能な地球」のために大切なことです。
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