「SDGs」とは、世界が抱える様々なな課題を
2030年までに解決するため国連で話し合われた
17の国際目標のこと。

このコーナーでは、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に、考えています。

「プラスチック製買物袋」の有料化

あと1週間・・・7月1日から、
全国で「プラスチック製買物袋」の有料化が始まります。

これは、廃棄物の発生を大幅に削減する・・・という事から「SDGs」12番目の目標「作る責任、使う責任」に当てはまりますし、14番目「
海の豊かさを守ろう」15番目「陸の豊かさも守ろう」という目標にも貢献できます。

実際、海には膨大な量のビニール袋やプラスチックゴミが浮いています。

陸に目を向けると・・・

もう一人のゴミ問題は・・・あと20年もすると
日本ではゴミの最終埋立場(埋立地)が満杯になり、ゴミを埋め立てられなくなる。という問題を抱えています。

この問題を解決するために、これまで日本は、
海外にプラスチックゴミを「リサイクル資源」として輸出していました。

しかし、最近になって中国やマレーシアが輸入を禁止、さらに違法で輸出されていたプラスチックゴミを、各国に強制送還する事態にまでなっています。

このままだと、日本は、プラスチックゴミやビニール袋を処理しきれなくなり、ゴミであふれかえることになります。

こんな背景もあって、政府も、比較的削減しやすい「レジ袋」の無料配布を禁止する流れになっています。

一方で、1年間に日本で使用されるレジ袋の枚数を石油に換算すると年間50万キロリットル=1人あたりは3リットル。

日本の年間石油消費量のわずか0.2%

レジ袋を廃止、有料化したところで、
石油消費量の大幅な削減や、環境問題の解決につながるのか?という疑問の声があるのも確かです。

…さまざまな問題にあたって、全ての人々が知恵を絞り、課題解決に取り組むこと、これが「
SDGs」が目標にしていることです

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