「SDGs」とは、世界が抱える様々なな課題を
2030年までに解決するため国連で話し合われた
17の国際目標のこと。
このコーナーでは、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に、考えています。
よりよい世界を作るため、SDGsが「道しるべ」になると注目されています。
幼い子どもを育てる30代夫婦の1日(その2 午前編)
子どもを保育園につれていきました。
そこでは「お絵かき」もすることでしょう。
子どもの遊びの中にも、ジェンダーや差別に関連するSDGsがあります。
親の世代が幼いころは、クレヨンや色鉛筆で「はだいろ」と呼ばれていた色。
いまでは、「うすだいだい」や「ペールオレンジ」と呼び名が変わりました。
肌の色は人によってさまざま。特定の色を「はだいろ」とすると、肌の色による差別意識を助長しかねないため…。なんだそうです。
「女の子は赤」「男の子は青」といった考え方も、「性別による決めつけ」や「差別」を生みかねませんし、会話で「男の子だから」とか、
「女の子らしく」などといった表現を使うのも同じ。
生まれた時の体と、心の性が違う人もいます。
…ということで、誰もが平等に、自分らしく生きることができる社会を、SDGsはめざしています
。これは5番目の目標である「ジェンダー平等を実現しよう」にあたります。
もうひとつ…子どもを保育園につれていき、家事をこなして、ちょっと一息コーヒーでも飲もうかな…
このコーヒーからも、SDGsを考えるきっかけが見つかります。
コーヒー豆の産地がある「アフリカ」や「中南米」では、大手企業など、買い手の方が立場が
強く、低い賃金で、働かざるを得ない「コーヒー農家」の方々がいます。
国際人権団体などは、経済的な不平等をなくし、「正当な価格」で取引するよう呼びかけています。
フェアトレードなどと呼ばれますよね〜
「正当な価格」で取引された商品を選ぶことは10番目の目標である「人や国の不平等をなくそう」にあたり、貧困をなくすことにつながります。
自分の暮らしを見つめると、SDGsに貢献出来ることって沢山ありそうです。
来週は…
SDGsを意識して30代夫婦の1日チェックその
3(午後編)を紹介します。
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