5/30(日)東大阪市文化創造館で開催される東大阪市民オペラ第1回公演を控え、昨年末の
公募で参加した市民オペラ合唱団63人と市民オペラ児童合唱団19人の合計92人と関係者が、
1月10日(日)18:45より同ホールで開催された結成式と第1回の練習に集まった。

折からの感染症拡大の中、当日は東大阪市文化創造館スタッフが総出でキメ細やかで「安全・安心な」感染症予防対策を施す中、セレモニーと練習も「密」を避けてDream House大ホールに会場を  変更して開催された。
結成式には、駆け付けた東大阪市長の野田義和(のだ・よしかず)市長も参加し、
「待望の市民オペラ誕生はうれしい限り。市民がオペラに親しむ街には『品格』があるもの。東大阪市に オペラを根付かせ、イタリア始め世界の人々に知ってもらいましょう」とスピーチ。
今回、東大阪市出身で芸術監督を務める声楽家の谷 浩一郎(たに・こういちろう)さんは、
「難しい状況下で産声をあげる東大阪市民オペラは、市のみならず日本の『希望の光』。ぜひ成功させましょう」と熱のこもったメッセージを集まった合唱団員に呼びかけた。
その他結成式には指揮を務める瀬山智博(せやま・ともひろ)さん、声楽家で市民オペラの合唱指導も務める小林峻(こばやし・しゅん)さん、関西フィルハーモニー管弦楽団の浜橋元(はまはし・げん)専務理事も列席。

セレモニー終了後は休憩を挟み、合唱指導の小林氏、指揮者の瀬山氏の指導による市民オペラ合唱団の第1回練習が早くもスタート。
今回の市民オペラ合唱団は、他での「市民オペラ」参加経験者も一部含まれるものの、多くは初心者で構成される中、「声を出す姿勢」や「腹式呼吸の基本」「音を体に共鳴させるコツ」といった発声練習から、「オペラはまずコトバありき」と「イタリア語の9つある母音」やその発音など、第1回の練習ならではのテーマで始まり、客席にパートごとに 集まった市民オペラ合唱団員も食い入るような眼差しで熱のこもった練習が繰り広げられた。

(TEXT by kadokami)

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