「SDGs」とは、世界が抱える様々なな課題を
2030年までに解決するため国連で話し合われた
17の国際目標のこと。
このコーナーでは、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に、考えています。
陸の豊かさも守ろう(15番目)
東京オリンピックに伴う祝日の移動で、
今年の「山の日」は8月8日でした。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨とした山の日
SDGsの目標の中に
「陸の豊かさも守ろう(15番目)」があります。
世界の陸地面積の3分の1をしめる森林。
●豊かな森は、生き物たちが暮らす場所というだけでなく
●雨水をたくわえて、きれいな水を生み出す
●洪水や土砂くずれなどをふせぐ
●暮らしに必要な木材を育てる
●わたしたちの心や体をリラックスさせてくれる
●二酸化炭素を吸収して酸素をつくる…
などの働きがあります。
また,木は,成長するときに、
たくさんの二酸化炭素を吸収することで,
地球温暖化をふせぐことにも役立っています。
しかし,今,世界では,1年間で
約470万ヘクタール以上の森が失われています。
※淡路島80個分
そして,過去30年間で失われた森の9割は,熱帯地域のものです。
日本は、
国土のおよそ7割が森林で,世界でも緑が豊かな国。
この自然の恵みを生かして
昔から,木で建物や道具をつくり,木に親しむ暮くらしをしてきました。
しかし,いま、日本には荒れて元気を失っている森林がたくさんあります。
------------------------------------------------------------------------
日本の森林には自然のままの「天然林」と,
人の手で植えられた「人工林」があります。
今から,60~70年ほど前,資源となる木材を育てるために、
たくさんの木を植えて「人工林」をつくりました。
しかし,これらが手入れをされずに、放置され続けてしまったことで,
いまでは、たくさんの森林が荒れてしまいました。
理由
●海外から多くの木材が輸入されるようになったことなどから,日本の木の出荷が減ったため,植えた木が伐られることが減った。
●また,木の出荷が減ったことで,林業で働く人も少なくなり,人手不足で手入れをすることができなくなり,森林が荒れてしまった。
生きものが住みにくくなった森林は、土が固くなり、大雨の時に「洪水」や「土砂くずれ」を引き起こすなどの問題を生み出しています。
また、荒れた森林は,太陽の光が地面に届かず,薄暗いため,
地面に草がほとんど生えず,
栄養が行き届かない木は、細くて建物や道具の材料にすることができません。
元気な森林を育てるには,
「木を伐らないことが,森を守ること」ではなく、
「木を伐って,使うこと」が必要となります。
毎週火曜日のプレゼント
サラヤさんからのプレゼントも・・・
SDGsに貢献している商品
環境に配慮した「ヤシノミ洗剤」
衛生に配慮した「シャボネット・ササッとすすぎ 泡手洗いせっけん」
健康に配慮した「ラカントS 顆粒」
…をセットにした「ヤシノミ・ギフトBOX」3名様に!
サラヤでは、「ヤシノミ洗剤シリーズ」などの製品の売り上げの1パーセントを、ボルネオの環境保全/ゾウやオランウータンの保護に使っています。
店頭で、サラヤの商品を見かけたら、是非試してみてください。