各大学の未来に繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
10月は京都府京都市にあります立命館大学 衣笠キャンパスにおじゃましました!
今回は国際関係学部2年大村 日菜さんにお話しを伺います!
Uni-Comという団体の副代表を務めているという大村さん!
人にも環境にも優しい捨てるがない社会をつくるために、
地域でコンポストプロジェクトをしているとのことで…
まずは、そのコンポストがどのようなものなのか詳しくお話をお聞きしました!
「コンポスト”とは、簡単に言うと生ごみを微生物の力で分解、堆肥に変えることです!
それだけといえばそれだけなのですが、かなり手がかかるものでして
まず材料を混ぜた床材というものに、大学食堂から出る廃棄食材を入れます!
毎日温度を測って、堆肥の状態を見るんですけど…
においや湿り気を確認しながら管理するので、一筋縄にはいかない活動です!」
生ごみを使うコンポストと聞くとあまり
良いイメージが浮かびませんが実際に体験してみてどうだったのかというと…
「私も初めてコンポストという言葉を聴いたときに、堆肥なので匂いがきつかったり虫がでるんじゃないかと悪いイメージを持っていたのですが、
実際に触ってみると微生物の力であったかくなっていたりだとか、
匂いもパンの匂いだとか納豆の匂いだとかチョコレートの匂いだとか良い匂いがして
私自身も(堆肥への)イメージが変わりました!」
想像以上に手のかかるコンポスト活動ですが
なぜこのような活動が始まったのかについてもお聞きしました!
「元々は、2人の学生が団体を立ち上げて始まりました!
1人は、ボランティアでカンボジアの貧困の現状を見て、貧困地域では満足にご飯が食べられない人がいるにもかかわらず、日本では大量の廃棄を当たり前に出している現状に問題意識を感じていました!もう1人は、 フードバンク”でボランティアをしている時に、食品が大量に廃棄されることが前提の流通システムに疑問を持ち、新しい食品ロスの解決策を探していました!
その2人が、食品ロスの問題で自分たちが何かできないかなと考えて立ち上げたのが、
この「Uni-Com」という団体です!」
食品ロスを減らす取り組みがいくらあっても、どうしても取り溢れる部分が出てきますが
そこをなんとかしたい!と、コンポストに目をつけることになったのが団体の発足理由だそうです!
来週も大村さんに登場頂きお話を伺います!
お楽しみに!
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「マクセル meets カレッジナレッジ」
次回もお楽しみに!