各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
11月は奈良県奈良市にあります 近畿大学奈良キャンパス におじゃまします!
今回の放送は近畿大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 堀井鴻佑さんから
未利用食材や廃棄物を活用して作る「近大ふりかけ」についてお話を伺いました!
近畿大学といえば、『近大マグロ』をよく耳にしますが、
「近大ふりかけ」とはどういったものなのかまずは詳しくお聞きしました!
「「旅行の友」でお馴染みの田中食品株式会社との共同研究で開発した商品で、
原材料には、近畿大学水産研究所の養殖過程で出る規格外のマダイ稚魚や、
近畿大学附属 農場で生産された、近大みかんの皮など、本来廃棄されるものを使用しています!
こうした未利用食材を用いることで、食品ロスを防ぐとともにSDGsの目標3「すべての人に
健康と福祉を」、目標12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献したいと考えています!」
SDGsについて考えられている近大ふりかけですが
コロナ禍の現状にも配慮されているそうで…
「現在のコロナ禍で食環境が大きく変化し、単身高齢者や休校中の児童など自ら食事を作ることが難しい人は、栄養摂取の偏りが生じるリスクが高い状況にあります。
この栄養の問題にも着目し、バランスよく栄養を摂取できるよう、カルシウムや鉄などの有効な食品成分を配合しています。」
健康増進にも一役買っている近大ふりかけ!
堀井さんは大学院で血液をサラサラにする作用がある、
エイコサペンタエン酸(EPA)の効果の仕組について研究されているそうで
そういった観点から見ても魚は栄養価に良く、体調を崩されている方もおいしく栄養補給ができる商品に仕上がっているとのことです!
開発にあたって苦労されたこともあるようで…
「素材のおいしさと安全性の両立に苦労しました!
全ての条件をクリアするため何パターンも試行錯誤を繰り返し今の製法にたどり着きました!」
様々な努力の結晶ともいえる近大ふりかけ!
来週も堀井さんにお話を伺います。
番組の情報や収録の模様は、FM大阪のツイッターでアップされています。
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「マクセル meets カレッジナレッジ」
次回もお楽しみに!