曜日ごとにテーマに沿った話題をお届けするトレンドラボのコーナー。
今日、月曜のテーマは「グルメ」。
今回は特別に、八尾市にある「とんかつrevolution」にロケ取材に出かけました。
場所は近鉄大阪線河内山本駅から徒歩2分、線路に沿って東へ向かうとすぐ見えてくると思います。
店主の上原時彦さんは八尾にあるとんかつの名店で修業したこともあり、お肉の業者さんとも仲良しで、良質の肉が手に入るそう。お客さんの前にかたまり肉を出し、脂身のバランスを見せて、どの部分を食べたいかを聞くこともあるんだとか。
上原さんはお人柄も素敵で「包丁は持つけど、マイクは持ったことないからなぁ」と照れくさそうにしながら、お店のこと、とんかつのこだわりなどを話してくださいました。
おまりがロースとヘレの違いを聞くと「ロースは豚肉らしい甘み、ヘレは肉々しい旨みがある」とのこと。どちらもおいしそうなため悩みまくっていると「両方食べてみてください」と言っていただきました！うれし～♪
オープンキッチンなので、カウンターに座ると、とんかつができあがっていく様子を眺められます。目の前で豚肉をカットし、手早く小麦粉や卵液を付け、生パン粉を丁寧にまとわせてからフライヤーへ。長年のカンで揚げ加減を見極めているそうで、なんともハイクオリティなとんかつが目の前に！
上ロースとんかつ定食（150～160ｇ）2024円
まずはロースをいただきます。美しいロゼ色でとてもやわらかくてジューシー。衣は、食パンのような甘みのある生パン粉を使っていて歯ざわりがサクっとしています。
上ヘレとんかつ定食（4貫で160～170g）
ヘレはまさかのまんまる型！「お肉を噛みしめている感覚を楽しんでほしい」と4貫あるうちの1貫はカットせず、丸いまま出されます。こちらもびっくりするほどやわらかく、火入れの職人技に驚きです。
とんかつはそれぞれ、特製ソース、岩塩と海塩をええ塩梅でブレンドした塩、りんごと玉ねぎのすりおろし、クリームチーズとフルーツで作った甘いタルタルソース、スダチと一緒に提供してくれるので、どれを付けて食べるか悩んでしまいます。上原さんのイチオシは「塩+スダチ」だそうですよ。
すべての定食にごはん、赤だし、野菜サラダ、ポテトサラダ、お漬物が付き、これらもこだわりがいっぱい！赤だしは豚のスジで取ったお出汁がベースで、お寿司屋さんなどで出てくる海の物で取った出汁とは趣の異なる深い味わい。お漬物はご友人のお店から取り寄せているそうです。
「とんかつrevolution」は人気店なので、即入店がむずかしい日も多々。店前にあるウェイティングボードに名前を書いておけば、順番がきたらお店の方が電話をくれるそうなので、時間の余裕があるときに訪れてみてくださいね。
