毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

DJの”おまり”こと三浦茉莉が大阪府の各市町村を現地取材したり、市町村の方から教えてもらったりしながら、街の隠れた魅力を発信します!

9月にご紹介するのは柏原市(かしわらし)。

柏原市は大阪の東の端、奈良県との境にあります。土地の3分の2が山間部で、市の中心部に大和川が流れています。人口は約6万7000人、大阪の都心部から電車で30分以内とアクセスがよく、自然も豊かな暮らしやすい町だと言われています。ぶどうの産地としても有名で、農園でぶどう狩りができるほか、柏原ワインも有名です。

9月の4週目となる今回は「和種馬ホースランド」をご紹介します。

画像1: 9月25日(月)「intense!」マンスリージャーニー@柏原市④

「和種馬」は、日本古来から存在する日本の在来馬。数が著しく減少しているため、保護・育成、周知に力を入れているそうです。

こちらの施設内には、現在6頭の和種馬がいて、年末に12頭に増えるそうです。

まずは服部Pが代表の横山雅始さん、スタッフの稲葉和子さんにお話を聞いてきた模様をレポートします。

画像2: 9月25日(月)「intense!」マンスリージャーニー@柏原市④

服部P「まずは和種馬ホースランドについて伺いたいと思います。まず気になるのが、和種馬。まずこの和種馬が一体何なのか、教えていただいていいですか」

横山さん「はい。和種馬っていうのは、日本在来馬ことでして、日本古来からいた馬たちということなんですね。それを言い換えて和種馬と言ってるんですけれど、今現在8種類しかいなくなってしまって、全部の頭数を集めても1000数百頭なので、絶滅が危惧されてる、日本古来からの馬たちということなんです」

服部P「もともと日本にいたということで、いっぱいいろんな原因があって減少しているんですよね」

横山さん「そうですね。一番大きいのは、明治時代にヨーロッパの馬と掛け合わせて大きな馬を作って、軍馬をたくさん作ろうという動きがありましたもんですから、それによって純粋な血筋っていうのがだんだん絶えていってしまって、少なくなったっていうのが最初の原因なんですね。

それ以降第2次世界大戦の頃も同じような理由で、少なくなってることは確かなんです」

服部P「ここ「和種馬ホースランド」をオープンされたきっかけの一つとしては、こういった日本在来馬を保護をしたいという想いがあられたんでしょうか」

横山さん「そうですね、保護育成をして、そして人とどう調和させていくか、乗馬するっていうのも一つの方法ですし、触れ合うというのも一つの方法ですし、あるいはコスプレで騎乗していただいて撮影するというのも一つの方法で、この和種馬たちが人間社会で仕事ができていくようにならないと、数は増えていかないんですよね。いらない存在として消えていってしまいますから。そういう意味で彼らが活躍する場を見つけていくというのも一つの目的なんです」

服部P「私のように、そういう馬がいたんだとか、今こういう活動をしているんだっていう気づきのきっかけ、知るきっかけにもなる重要な存在だというふうに私も思いました。

今、この「和種馬ホースランド」には何頭のお馬さんがいらっしゃるんですか?」

横山さん「新しく生まれた子供たちが2頭と、それから大人が4頭なんですね。この年末にはおそらくまたミニチュアホース2頭を含めて6頭が増えて、来年から12頭になるかなと思います。今のところは6頭ですね」

服部P「より賑やかになるんですね。こちらでは乗馬体験もできると、またふれあいもできるということなんですが、僕の勝手なイメージではこういう乗馬クラブって、ちょっと足を伸ばして遠くに行かないとないといけないという勝手なイメージがあったんですがここは比較的、大阪府内でアクセスもしやすいなと思ったんですが」

横山さん「実はおっしゃる通りなんですよ。ここはかなり苦労しまして、河川敷の近くでもあるし元々農地だったところを譲っていただいて、行政さんの方にもこういうことをしたい、地域活性にも役立てたいっていうことで許可をいただいて、1年から1年余りかかってやっとOKをいただいて、実際に建築に取りかかって…いうところなんです」

服部P「いろんなハードルをクリアしてやっと設立をされたということなんですよね。稲葉さん私、乗馬未経験なんですよ。初心者なんですよ。そんな私でも乗ることできるんですかね?」

稲葉さん「簡単に体験していただけるメニューがございます。30分の手ぶら乗馬であったり、1時間の乗馬もできますし、あとはコスプレ体験として、こちらで用意した狩衣や甲冑を着て乗馬いただくことも可能です。持ち込みの衣装で乗ることもできます。

横山さん「あとは、ふれあいで、実は乗るということよりも馬に触って馬と触れ合いたいっておっしゃる方が最近けっこう多いんですよ。ブラッシングのやり方を教えしたり、リーディングという馬を引く技術を教えしたりとかしてるんですけれども、そんなことから、今度来年の1月には、ホースセラピーの部門を立ち上げて、ちょっと障害をお持ちの方々にも参加いただいて、みなさんの何かプラスになればなっていうような、計画もちょっと立てておるんです」

服部P「本当に動物ってお馬さんだけに限らず、何か癒しの力を持ってるなって思いますね」

横山さん「そうですね。もちろん馬だけに限らないで、猫も犬も全部そうだと思うんですよ。ただ馬に乗りたいとおっしゃる方は乗ったときの視線の高さと、馬の揺れみたいなんがね、すごく体にとっていいっておっしゃる方もいらっしゃいますね。これは人それぞれだと思うんですけれどもね。

そんなことで一度体験していただくのが一番いいのかなっていうことで、今度11月4日に柏原市総合フェスティバルっていうのが開催されるんですよ。ぜひそちらも出てくださいっていうことで頼まれておりますので、引き馬でロープをつけて我々の方が引っ張りますから、その上に乗っていただくというのをやったり、我々のレッスン会員さんが、時代衣装、要するに甲冑のようなものをつけたりして乗ってデモンストレーションをお見せしたりとか、そういうこともやりたいなって考えてます」

服部P「これは本当にどなたでも参加というか、触れることができるというイベントなんですよね。これが
11月4日土曜日、柏原市民総合フェスティバル、あの市役所の前の大きな河川敷、大和川の河川敷緑地公園で行われるということなんですね。ぜひ、馬とのふれあいのきっかけにしていただきたいと思います

それでは改めてにはなりますが、番組をお聞きリスナーの皆さんに横山さんからメッセージを頂戴できますでしょうか」

横山さん「ぜひですね大阪市内からも近いですし、馬に触れてみたいいや、ちょっと乗馬体験してみたいなとおっしゃる方はもうぜひぜひこちらの方にお読みくださいませ。

服部P「稲葉さんからもお願いします」

稲葉さん「うちの柴田地は普通のサラブレッドより30センチぐらい低くて変わらずかわいらしい馬ですので、ぜひ気軽にふれあいに来ていただければなと思います。

服部P「気になった方はぜひホームページ、また
SNSなどもありますかね。こちらチェックしていただきたいと思います。

本日お話をお伺いしたのは、和種馬ホースランド代表の横山雅始さん、そしてスタッフの稲葉和子さんでした。ありがとうございました」

画像3: 9月25日(月)「intense!」マンスリージャーニー@柏原市④

気になる体験メニューは、餌やりやブラッシングなどの「ふれあい体験(2000円)」、

「手ぶらで乗馬体験30分(4,800円)」、「手ぶらで乗馬体験1時間(9,000円)」。

11月4日(土)に市役所前大和川河川敷緑地公園で開催される

第13回柏原市民総合フェスティバルにて乗馬体験会などが実施されます。

さらにもっと「和種馬ホースランド」について知りたい方は、ホームページをご覧くださいね。

▽和種馬ホースランド

柏原市のご紹介は今回がラスト。

来週10月からは大阪南部にある田尻町をご紹介します。お楽しみに!

This article is a sponsored article by
''.