画像1: 第8回 五代友厚甲子園②

5組目。鹿児島情報高等学校B班。
テーマ「五代友厚がやってきた!〜タイムマシーンの旅〜」

コロナ化を経て、これまで会場に乗り込む事ができなかった鹿児島情報高等学校が、ついに大阪上陸となりました。しかも、今回は3チームが参加してくれました。さらに、目の前で発表するということで、面白い仕掛けも考えてくれました。鹿児島と言えば、もちろん、五代友厚の出生の地です。そして、あの時代の五代友厚がタイムマシーンで現代にやってきたら? 今の時代をどう思うのだろうか?

現代の日本は決して外交がうまくいっているとは言い切れないのではないか?そんな思いがあったのでしょう。今の日中関係や日韓関係に対して、五代友厚はどのように考えるのだろうか? ロシアがウクライナに侵攻し、日本に大きな影響を及ぼしています。幕末の日本は列強諸国に対して弱腰でしたが、なぜ、外国の植民地にならずに済んだのか。薩英戦争でアームストロング砲を知り、偉大な英国の力の源の産業そのものを輸入しようと思った。その感覚こそ、ひょっとすると、今の日本に足りないエネルギーと言えるのかもしれない。

画像2: 第8回 五代友厚甲子園②

6組目。鹿児島情報高等学校D班。
テーマ「五代友厚はAIと友達になれるのか」

鹿児島情報高等学校の面白いところは、誰かが五代友厚の役をやったり、誰かがAIの役をやったりして、視覚的にも工夫を凝らしているところです。五代友厚を誰かが演じることで、実際にAIと対話しているような気になって聞けるところも良いですよね。新しいことを取り入れてみる五代友厚が現代に登場したAIとどのように接するのか気になるところでありました。

まさに、これからの時代に考えていかなければならない問題です。特に若い世代においては、今後、明らかに接していかなければならないものであり、一部、AIの方が優れたこともたくさんあるのです。特にルーティーンや過去の例が使えること、また記憶力では人間は誰も敵う事ができない。AIの登場は今後の人類の生活を一変させても全くおかしくありません。今のうちから、AIをいかに使うかが求められるでしょう。しかも、10年もしないうちに導入されていくでしょう。今後、引き続きの議論を求めたいと考えています。

画像3: 第8回 五代友厚甲子園②

ラストの登場。7組目。鹿児島情報高等学校H班。
テーマ「今の私たちと五代友厚」

テーマ的にはD班に近い内容でした。今の私たちは、Society 5.0、AIと接しながら生きています。そして、これから先、もっと深いところまで進んでいくでしょう。しかしながら、日本の技術力はこれらの分野で考えれば、世界に遅れをとっています。「世界に遅れをとっている」と考えた五代友厚は何を考えたか。イギリスに渡り、様々なものを見て、日本が強くなるために考えたこととは何か?

D班は五代友厚を現代に持ってきたが、H班はすでに遅れをとっている日本が、今後、勝ち抜くために考えたとすればどういうことか?という切り口。五代友厚はAIを理解し、日本の技術力向上のためにアイデアを出しただろうか? 確かにAIは素晴らしいものです。しかし、AIがAIだけで考えて、行動を起こすことはできない。とするなら、AIは人間と同じような考え方で接するのが一つできることなのではないか。AIと恋愛はできるか?といったところまで議論は進んだ。

画像4: 第8回 五代友厚甲子園②

最後に廣田稔氏の総評。今回は一気にレベルが上がった大会になりました。

画像: 当番組「天才的なバカになれ!」MC、五代友厚プロジェクト代表の廣田稔氏。

当番組「天才的なバカになれ!」MC、五代友厚プロジェクト代表の廣田稔氏。

大阪取引所の前で記念撮影。参加者全員で。

画像5: 第8回 五代友厚甲子園②

来年は第9回大会。そして10回記念大会へ。
良い記念になりますので、是非、学生の間に出場ください。
また、情報はこのブログにてお知らせさせていただきます。

また、今後の情報は五代友厚プロジェクトのホームページでご確認ください。

ありがとうございました。

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