トラブル!スタック!

ボルネオ島・サンダカン空港から車で約50分。テングザルの保護区があります。
この旅、最初の訪問地!なんですが…

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バスがまさかのスタック!全員で押します(笑)。
そして、保護区までの一本道を歩く(泣)。

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ラブックベイ テングザル保護区

この土地を買い取ったオーナーが、絶滅しかかっているテングザルと出会い、「商売よりも保護しなければ」と思い直したことがきっかけで造られました。ここはテングザルを保護している小さなジャングルです。

フィーディングタイムになると、ジャングルの奥からテングザルが出現して見学できるのですが…タイムロスのため、居残ってるテングザルはわずかでした。残念凹

しかし、今回の旅では幸運なことに、リバークルーズ中「いつも以上に」テングザルに遭遇することができました。(持ってるゾ!川崎鷹也!)

画像: テングザルは、ボルネオ島の固有種で、その魅力は一目見たら忘れられないユニークな顔立ち。 テングザルは、一般的に群れをなし、水辺にあるマングローブ林などに群れを作って生活しています。 その構成は、数頭の大人のオスを中心に、たくさんの大人のメスと子どもたちという「ハーレム」状態。 Copyright© 2023 Saraya Co.,Ltd. /DAICHI MICHIMUKO All Rights Reserved.

テングザルは、ボルネオ島の固有種で、その魅力は一目見たら忘れられないユニークな顔立ち。
テングザルは、一般的に群れをなし、水辺にあるマングローブ林などに群れを作って生活しています。
その構成は、数頭の大人のオスを中心に、たくさんの大人のメスと子どもたちという「ハーレム」状態。

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セピロック・オランウータン・リハビリテーション・センター

続いて訪れたのは「オランウータン・リハビリテーション・センター」です。
施設内ではボードウォークを歩き、セピロックの森も散策できます。
川崎さん。至近距離でオランウータンに遭遇しちゃいました。(持ってるゾ!)

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ここでは、密猟や開発が原因で母親とはぐれたり、死別した孤児のオランウータンを保護し、やがて森に返す日を目指して訓練を行っています。オランウータンを間近に観察できる貴重な場所なんですが、ここで会えるのは保護を経て森に放たれた半野生のオランウータンです。一度、人から餌をもらうことを覚えてしまったオランウータンは、また、ここに戻ってきてしまいます。野生に戻ることは難しいのです。

ソノさんにお話を伺いました

もともと「野生動物の上級レンジャー」で、現在のセンターの責任者「ソノさん」にお話を伺いました。

川崎さんQ:ここのオランウータンはどのようにして連れてこられたのですか?
ソノさんA:ペットとして取引されたり、パームプランテーションの開発や、大規模な森林火災の発生で生息地を失ったオランウータンを保護して、再び森での生活に戻す為の教育を行っています。

川崎さんQ:保護されるオランウータンは増えてるのですか?
ソノさんA:これまでは、50頭ほどいましたが、現在は42頭+αのオランウータンがやってきます。地元の人々の環境保護の意識が高まってきたので、保護される個体は減っています。

自立して森に帰り、 自分たちで餌を探してほしいところですが、長年、人に育てられたせいで、警戒心がなくなっています。こうした人間への依存をどのように断ち切るのか?施設の大きな課題でもあります。

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川崎さんQ:私たちにできることはなんでしょうか?
ソノさんA:難しいね。日本は遠い場所でもあるし。施設を維持するための資金的な援助が最も大切だと考えます。教育プラットフォームを見学する際の入場料金も運営費にあてられ、 観光客は年間10万人以上になります。 設立から50周年たち、屋内からでもプラットフォームが見学できる施設も完成しました。

川崎さんQ:日本のリスナーに伝えたい事ななんでしょうか?
ソノさんA:将来の世代(人間もオランウータンも)のために保護を続けていきたいです。生物局への理解や支援もお願いしたいと思います。

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いずれも、人が関わることによって保護されている施設です。彼らが安心して暮らせる森は減少の一途です。

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