各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今回は、東京都千代田区にあります“明治大学 駿河台キャンパス”
におじゃましています。
お話を伺うのは先週に引き続き
明治大学
情報コミュニケーション学部3年
山下桜綾 さんです!

山下さんは、適正な価値を生産者へ支払うことができることが特徴の、
“スペシャルティコーヒー”の商品開発に取り組まれているそうですね!
世界中のコーヒーを販売している“ミカフェート”さんという会社にご協力をいただき、
毎年“スペシャルティコーヒー”の豆を開発・販売しています。
今年は、初の試みとして、気軽に楽しむことができる“ドリップバッグ”を発売しました。
こちらは、それぞれ産地の違う3種類があります。
今、手元に商品を見せていただいているのですが、
それぞれの国の景色が描かれているのしょうか?かわいいパッケージですね!
ありがとうございます!詳しくご紹介させていただきますと、まず1つ目が、タイ国境地帯に位置するドゥイトゥン地区という地域のコーヒーです。この地域では、貧しさから行なったアヘン栽培による影響で森林は破壊され、その結果雨期になると表土が河川に流れ込み、下流で洪水を引き起こす悪循環に見舞われていました。この悪循環に苦しむ人々を救うため、タイの王族が森を復活させる植林事業に乗り出し、日陰で育つコーヒーの栽培を開始したのが始まりとなるコーヒーです。アヘン栽培から脱却し、コーヒーで生計を立てて貧困から脱することを目指しています。1988}年からスタート、2018年にようやくスペシャルティコーヒーとして販売のはじまった商品で、全体的にまろやかで、ミネラルが感じられる、すっきりとした後味が特徴です。
そして2つ目がグアテマラの“サン ミゲル アンティグアコーヒー”です。
こちらは、グアテマラで100年以上にわたってコーヒー農園を営み、
さまざまな工場や機器を導入、さらには栽培に着手することで、
運営に多くの雇用を生み出しています。
さらに、品質面だけではなく環境を守るための節水型の機械を使うだけではなく、
その水のReduce、Reuse、Recycleができるシステムを導入し、
排水の処理も徹底させています。SDGsにも取り組まれている農園なんです。
地域で雇用を生み出すだけでなく、SDGsにまで取り組まれている農園があるんですね!
3つ目のコーヒーについては来週詳しくお話を伺います!