各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」

FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今回は東京都世田谷区にあります “駒澤大学” に
おじゃましました。

お話を伺うのは
駒澤大学 
グローバル・メディア・スタディーズ学部 
3年 河西駿平さん です。

画像: 1/7(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

河西さんは、どのような活動に取り組まれているんですか?

はい、僕は、ゼミの活動の一環で、
少子化問題解決のため、社会全体で子育てをできる環境を作ることを目的とした
チーム【LocaRaise】で活動をしています。
昨年、岸田首相が記者会見でも発言され話題となりましたが、
少子化対策は、2030年がラストチャンスなんです。

2030年がラストチャンス?あと6年ほどしかありませんが、どういう意味なんですか?

日本の人口は、12年連続で減少していて、OECD、ヨーロッパ諸国を中心に、
日本やアメリカを含め38ヶ国の先進国が加盟する国際機関の中で
出生率は35位とかなり低くなっています。
このままでは、労働力不足、行政機能の低下などにより、
経済基盤が縮小してしまうだけでなく、
1人の若者が1人の高齢者を支える、究極の高齢化社会になってしまいます。
2022年時点で12年連続、つまり、2030年で20年連続となります。
すると、次の親世代が急減するため、2030年代に入るまでが、
少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンスとされているんです。

なるほど、親世代が減ることで、子どもの世代が減り、
その下の世代はさらに減ってしまう、負の連鎖が始まってしまうんですね。

この状況を「自分事」として考えてみたときに、
今まで子育てについて学ぶ機会が十分になかったのではないか、
つまり、 “親準備性”を養うことが大切なのではないか、という考えに至りました。

“親準備性”、初めて聞きました。

どのように子育てをすればいいのか、金銭的不安や子どもの健康や発達についての不安。
精神的負担など、子育てをしたいと思っても、漠然とした不安。
こういった様々な不安を払拭するため、親になるための知識や技術を学び、
親になる準備をするのが、“親準備性” です。
これは、大学の授業では学べないことです。
そこで、僕たちは、これからの親世代となる大学生をターゲットに
“親準備性向上プロジェクト”を行なっています。
親準備性を育み、育児に対する 肯定感情の向上や不安の改善することで、
少子化の改善に繋がるのではないかと考えています。

なるほど、具体的なお話は、来週も引き続き河西さんから詳しくお話を伺います。
ありがとうございました。

番組の情報や収録の模様は、
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