毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

DJの”おまり”こと三浦茉莉が大阪府の各市町村を現地取材したり、市町村の方から教えてもらったりしながら、街の隠れた魅力を発信します!

2024年1月に紹介するのは大阪府の最南端に位置する阪南市。

大阪市中心部から約45km、北は大阪湾に面し、南は和泉山脈と接しています。

市街地や住宅地を囲むように、海と山があり、自然環境に恵まれています。見どころは山中渓の桜、箱作海水浴場、波太神社、漁業や農業、地酒造り等の地場産業、歴史的なまちなみ(尾崎地区、山中渓地区)など。豊かな自然や多彩な歴史・文化等の地域資源を有している魅力あふれるまちです。

画像1: 1月8日(月)マンスリージャーニー@阪南市①

阪南市のトップバッターは西鳥取漁港 波有手(ぼうで)の牡蠣小屋!

お話をお伺いしたのは、株式会社漁師鮮度 代表取締役 岩井克巳(いわいかつみ)さんです。

画像2: 1月8日(月)マンスリージャーニー@阪南市①

阪南市は7~8年前に牡蠣の養殖を本格的にスタート。

大阪湾で唯一、牡蠣の養殖に成功したそうです。

阪南市沿岸は、適度な波の流れがあり、植物プランクトンが適度に供給されるので牡蠣にとって好条件がそろっているため、貝柱が太く、実がふっくら。

しかも、ここ波有手(ぼうで)の牡蠣小屋で提供している牡蠣は採ってから24時間『滅菌海水』の水槽に入れるので、貝の中に溜め込んだゴミや匂いの元を吐き出し、臭みが無く、あっさりした牡蠣を味わえると言います。

また岩井克巳さんは阪南市の小学校で海洋教育もされています。

小学校1・2年生は、貝殻拾いなど海に親しむ授業、3・4年生は海の生き物調査をする授業があり、こどもたちの手でアマモ場の再生活動にも取り組んでいるそうです。小学生のときのこういう経験、きっと大人になってから芽生える地元愛につながるだろうし、素敵な取り組みですね。

ちなみにアマモというのは、浅瀬に生息する海の植物。小魚や甲殻類などの棲みかになるだけでなく、海をきれいにし、光合成を行ってくれる海草です。

画像3: 1月8日(月)マンスリージャーニー@阪南市①

さて、牡蠣の試食タイム。

見てください、この大きな牡蠣!

画像4: 1月8日(月)マンスリージャーニー@阪南市①

牡蠣が大好きなおまり&取材チームは大喜び!

こんな贅沢してもいいのかと思うほど、ぷりぷりの蒸し牡蠣をたっぷりいただきました。

お話に聞いていた通り、磯臭さがなく、あっさり瑞々しいけどミルキーな旨みもあり、最高においしかったです。

牡蠣といっしょに「味わってみて」と出していただいたのが阪南市の「名倉商店」で販売している「なぐらポン酢」と「元祖海苔の醤油 藻醤」。

「なぐらポン酢」は、醸造酢を使わず、柑橘類だけの酸味。甘い柑橘類を使うことで砂糖も不使用、醤油は堺の老舗大醤の金牌醤油を使っているそうです。「藻醤」は海苔100%の醤油で塩味と旨みが強く牡蠣にちょっぴり垂らしておいしくいただけました。

画像5: 1月8日(月)マンスリージャーニー@阪南市①

この日も、おまりは牡蠣をお買い上げ。殻付きの牡蠣をおうちでいただけるなんて本当贅沢ですね。

「波有手の牡蠣小屋」は冬季限定で2月頃まで営業予定。

営業時間は土曜・日曜・祝日の11:00~18:00。

予約は不可で、到着順のご案内になります。

オープンすぐは混み合うので、15時以降がねらい目だそうです。

▼波有手の牡蠣小屋

http://hannan-tb.jp/spot/detail.php?pkId=20&archive=2

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来週もおまりと巡った阪南市のとあるスポットを紹介します。お楽しみに!

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