毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

DJの”おまり”こと三浦茉莉が大阪府の各市町村を現地取材したり、市町村の方から教えてもらったりしながら、街の隠れた魅力を発信します!

2024年1月に紹介するのは大阪府の最南端に位置する阪南市。

大阪市中心部から約45km、北は大阪湾に面し、南は和泉山脈と接しています。

市街地や住宅地を囲むように、海と山があり、自然環境に恵まれています。見どころは山中渓の桜、箱作海水浴場、波太神社、漁業や農業、地酒造り等の地場産業、歴史的なまちなみ(尾崎地区、山中渓地区)など。豊かな自然や多彩な歴史・文化等の地域資源を有している魅力あふれるまちです。

阪南市のご紹介、最終週は大阪土産の定番・月化粧の工場見学ができる「月化粧ファクトリー」と、2023年10月にオープンした産直市場「匠のippin」の2本立てです。

画像1: 1月29日(月)マンスリージャーニー@阪南市④

まずは数多くの和菓子・洋菓子を生み出している「青木松風庵」の工場「月化粧ファクトリー」へ。

月化粧は、言わずと知れた大阪土産で、売り上げ累計はなんと1億個!2020年7月にオープンした「月化粧ファクトリー」では、月化粧を作る工程を見学できるだけでなく、焼きたても味わえます。

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受付を済ませて映像室へ。月化粧の化身・つきろーくんが月化粧と工場について紹介してくれるアニメ仕立ての映像を約8分半鑑賞します。

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月化粧は北海道産いんげん豆「大手亡」と「白金時」の2種類の豆をオリジナルブレンドした白餡にミルクの風味豊かな練乳と北海道産バターをたっぷり入れて炊き上げた自家製餡であることを紹介するほか、クイズあり、小ボケあり、かなり楽しい映像です。

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工場を案内してくれたのは、青木松風庵の代表取締役・青木一郎さん。

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工場エリアではガラス越しに月化粧が作られていく様子を眺められます。

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大きな機械が規則正しく動く様子を眺めているのは、大人になっても楽しいもの。

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工場見学の後は、お待ちかね、焼きたて月化粧の試食タイム。

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見てください、このトロリ感。これは焼きたてならでは!かなりおいしいです。

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テーブルや椅子、ドリンクなども用意されているので、子どもが一緒でも落ち着いて味わえます。

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「青木松風庵」の歴史がわかるパネル展示も。1984年に創業、月化粧だけでなく、たくさんのお菓子を生み出してきたこと、社員さんを大切にしていること、どんどん規模が大きくなっていく様子もわかりやすく紹介されています。

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子どもが遊べる、おたのしみコーナーも。制服を着て店員さん気分を味わえるフォトスポットや子供用の乗り物、顔はめパネルなどが並んでいます。

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工場見学の出口は、お店の売り場につながっています。工場見学でいろいろ学んだ後だと、たくさんのお菓子を食べてみたくなります。

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そんな心を見透かされたのか、たくさんのお菓子を試食させていただきました。感謝!左上は月化粧と並ぶ代表銘菓「元祖関西風苺大福 おしゃれ」。やわらかい羽二重餅と白餡で甘みたっぷりの苺1粒を丸ごと手包みした和菓子で、いちご大福の元祖と言われているそうですよ。

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工場見学とお菓子の試食を終えてから青木さんにインタビュー。

工場見学者は25万人を突破、週末は多くの家族でにぎわっているそう。1年を通して販売するお菓子は約400種、店内には常時100種以上のお菓子が並んでいるといいます。

工場見学ができる時間は10:00~17:00(最終入館16:30)、無休、見学の所要時間は約30分、予約不要&入場無料です。

2階では、週に2回ほどお菓子作り体験教室も開催しているので、スケジュールなどは、ホームページをご覧くださいね。

▼月化粧ファクトリーホームページ

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さて、続いてお邪魔したのは、阪南市商工会の1階にある「匠のippin」。阪南ブランドのアンテナショップです。

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お話を伺ったのは、阪南市商工会の由良了さん。

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自然豊かで伝統的な技術を持つ阪南市。その魅力を伝えるため「阪南ブランド十四匠“KUU”」食う」というブランドを立ち上げ、地元の物産品を販売&PR。「十四匠」の14は、江戸時代から明治の大合併まで14の村があったことに由来しているそうです。

由良さんのおすすめは「なにわ黒牛」と「村雨」。なにわ黒牛は緑豊かな和泉山脈の麓にある広い牧場で育った黒毛和牛。改良を重ねた飼料を与え、ストレスのない環境で雌牛を生後30ヶ月までじっくり育てることで筋肉繊維を柔らかく保ち、口に入れた瞬間に脂が溶ける肉質の良さを実現しているそう。市場に出せる牛は、月産わずか数頭という希少なお肉。G20の大阪サミットでも提供されたそうですよ。

「村雨」は、辻八製菓が手がけた蒸し菓子。こだわりの国産素材と自家製餡、自家製粉で丁寧につくられていて、小豆特有の風味を生かしたお菓子です。

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阪南市が誇る逸品が一堂に揃う「匠のippin」。営業時間は9:00~17:00、定休日は第1第3土日、祝日。南海本線尾崎駅より徒歩3分、阪南市商工会館1階にあります。

2月のマンスリージャーニーは池田市。来週もお楽しみに♪

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