今日ご紹介した絵本は、あすなろ書房から出版されている
『 わるいわるい王さまとふしぎの木 』。
昨日お話の前半をお届けしました。
とある砂漠の真ん中に住む王さまのお話なんですが、
この王さま、気に入らない事があるとすぐ「首をはねてやる!」と激情する
ワガママで悪い王さまでした。そんな王さまに嫌気がさした家来たちは、
みんなお城から逃げてしまい、王さまは一人暮らしに。
そんなある日、一人の見知らぬおじいさんがやってきて、
しあわせの実がなるというタネを一粒、王さまに差し出します。
王さまはそれを受け取って、早速水やりをしましたが、なかなか芽が出てきません。
イライラしながらも一週間後、ようやく芽が出ましたが、一瞬嬉しくなるも、
その芽に向かって今すぐ大きくなれと、相変わらずワガママに威張り散らしていました。
今日のお話はここからです。
作:あべ はじめ さん、ナレーターは、戸谷菊之助さん。
「よ・み・き・か・せ」、次回もどうぞお楽しみに!