毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。
DJの”おまり”こと三浦茉莉が大阪府の各市町村を現地取材したり、市町村の方から教えてもらったりしながら、街の隠れた魅力を発信します！
2024年2月に紹介するのは池田市。マンスリージャーニー初の北摂です。
池田市は古くから街道が交わる交通の要衝として栄え、北摂地域の中心地として発展してきました。交通の利便性が高い一方で五月山の緑や猪名川の清流に囲まれた自然豊かな地域ということもあり、住みやすい街としても知られています。
第1週目にご紹介するのは『池田市五月山公園』内にある『五月山動物園』。遠足に来る学校が多く、北摂の小学生にとっては、おなじみの動物園です。
開業は1957（昭和32）年、広さ4,500平方メートルで、日本で2番目に小さい動物園。コンパクトな園内に、13種70頭の動物が暮らしています。
まずは『五月山動物園』の園長の瀬島さんにご案内いただき、園内を見学させてもらいました。
入場ゲートをくぐってすぐの場所にいたのが、アルパカ、エミュー、ヒツジなど。みんな柵の近くまでやって来て、お出迎えしてくれているようでうれしかったです。
とっても距離感が近く感じる動物たち。瀬島さんが入園当初、動物がよく見えるよう、こういった開放感ある柵に作り替えたそうですよ。すごい！
園内奥にあるふれあい広場（営業時間11:00～12:15、13:45～14:40）は、子どもに大人気。カイウサギ、ケヅメリクガメ、モルモットなどと触れ合えます。1人200円、15分の入れ替え制です。
そして『五月山動物園』といえば、オーストラリアからやってきたウォンバット！
カンガルーと同じ有袋類のウォンバット。“地上のコアラ”と呼ばれ、丸っこいフォルムと、赤ちゃんみたいにお尻をフリフリしながら歩く様子がなんともキュート！
現在、園内にいるのは、ワインくん、フクくん、ユキちゃんの3頭。ウォンバットちゃんたちは、敷地内のお部屋で休んでいる時間もあるので、かわいい姿を生で見れるかどうかは、そのとき行ってみないとわからないのですが、我々は運よくワインくんに出会えました！うれしい！
日本にウォンバットがいるのは、ここ『五月山動物園』と長野県にある『茶臼山動物園』だけ。ほんとうにめずらしい動物ですが、「ウォンバッター」と呼ばれるウォンバットファンは全国に多数いるそうで、この『五月山動物園』にも、カメラを担いで足しげく通う熱いウォンバッターがたくさんいるそうですよ。
今すぐウォンバットを見てみたい方は、園内の様子がライブ配信されている『五月山動物園』のYOUTUBEチャンネル『ウォンバットてれび』を見てみてくださいね。
▼五月山動物園 ウォンバットてれび
https://www.youtube.com/@wombattv
園内を見学した後、入場ゲートのそばにある総合案内所でインタビュー。瀬島さんに『五月山動物園』の見どころをあらためてお伺いしました。
そして今週末は世界一長寿のウォンバットとしてギネス登録されている、ワインくんの世界最高齢記録更新を祝うイベントが開催されます。
推定1989年生まれのワインくんは、2024年1月、35歳に。人間でいうと100歳超えの超長寿！『五月山動物園』で大事に育てられ、恵まれた環境でスクスク育ったんですね。2月11日(日)10:30～14:00にお祝い会が開催されるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
『五月山動物園』の概要をまとめます。
開園時間は午前9時15分～午後4時45分まで。
休園日は毎週火曜日、なんと入園は無料！駐車場は有料です。
その他『五月山動物園』の詳細はホームページをご覧ください。
▼五月山動物園ホームページ
ちなみに『五月山動物園』がある『池田市五月山公園』は、高さ約300メートル（日の丸展望台付近）ほどの山裾にあり、お花見・紅葉スポットとしても親しまれています。近くには、プールがある五月山体育館、都市緑化植物園、池田城跡公園、プラネタリウムがある児童文化センターなどもあり、五月山界隈は、ファミリーで楽しめるレジャースポットの宝庫なので、家族でお出かけしてみてくださいね。
▼池田市観光協会 公式サイト
https://www.ikedashi-kanko.jp/spot/recommend-spot01
来週は、池田市の路地裏にあるカフェをご紹介します。お楽しみに！
