各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。

今月は東京都渋谷区にあります“青山学院大学”におじゃましています!

青山学院大学
経営学部 3年
小野田 佑莉さんです!

小野田さんは、どのような活動に取り組まれているんですか?

私は、アパレル産業の環境問題にフォーカスし、学生世代へ「スローファッション」を伝える 学生団体“あらとぅ Innovation Around 20”の副代表を務めています。
「Innovation Around 20」には、「20代の若者に革新を」という意味が込められています。

「Around20」 で“あらとぅ”なんですね!
“スローファッション”とは、どういったファッションなんでしょうか?

まず、現在のアパレル産業では、流行を取り入れつつ、低価格に抑えた衣料品を大量生産し、
短いサイクルで販売するファッションブランドや、
その業態である“ファストファッション”が世界中で広まっています。

しかし、“ファストファッション”は、大量に生産する中で、
多くの二酸化炭素が排出されたり、大量の水が使用されたりしています。
また、生地に使用される綿花の生産には、 農薬が大量に使用されるため、
現地での健康被害や環境汚染が深刻化しています。
このように、アパレル産業は世界第2位の汚染産業と指摘されるほど、
地球環境に大きな影響を及ぼしています。
さらに、大量に廃棄された服が行き場を失っているという現実があります。

一部の国々で大量の服が埋め立てられているというニュース映像をみたことがあります。

こういった問題を解決するために推進しているのが、“ファストファッション”の反対の、
「スローファッション」です。
この「スローファッション」には、
長く着られる服を選んで買うことや、衣服をリサイクルして使う、という意味があります。
私たちは、そうした「スローファッション」という消費の仕方を、アパレル製品の消費量が多い
20歳前後の同年代をターゲットに、同じ視点でおしゃれにかっこよく、
そして楽しく伝える活動をしています。

“ファスト”の反対“スロー”ということですね。 ちなみに、今日の小野田さんのファッションにも取り入れられているんですか?

はい。私が今日履いているデニムのマーメイドスカートが、まさにそうです。 実は私はこの活動を始めるまでは、古着を着用することはあまりなかったのですが、
この活動を始めてから、改めて古着の良さを実感し、古着屋さんで服を購入するようになりした。
このスカートは、私が活動を始めてから最初に古着屋さんで購入した思い入れのあるものです。
また、このデニム生地は、洗濯するごとに色落ちして味が出てくるところも気に入っていて、
この先もずっと大事に履き続けたいと思っています。

そんな“スローファッション”を広めるため、どのような活動をされているのか、
具体的なお話は、来週小野田さんから詳しく伺います。

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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