各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。

今月は東京都世田谷区にあります“東京農業大学”におじゃましています!

先週に引き続き
東京農業大学
食料環境経済学科 3年
小林 光 さんにお話しを伺います!

小林さんは食品廃棄の知識を深め、発信、
そして削減するための活動を行なう団体
“FooDoo”の代表を務められています。

画像: 6/30(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

先週は、家庭系の食品ロス削減への取り組みをうかがいましたが、
今週は、“産地廃棄”への取り組みを教えていただけますか?

はい、産地廃棄とは、小ぶりや大ぶりなど規格外の農作物や、
病気などにかかってしまい、廃棄されてしまう農作物などを指します!

病気とはいえ、見た目や食感が悪いだけで、美味しく食べることもできます。
そこで、私たちはこの廃棄予定の農作物を使ったメニューを
地元の企業さんに提案させていただき、安価にはなりますが、
購入・販売していただいています。
無料ではなく、少しでも対価を発生させることで価値を生み出すためです。
このことが農家さんの生産性向上に繋がると考えています!

なるほど、どんなメニューを提案されているんですか?

2021、22 年には、大学近くの店舗でスムージーを販売しました!
傷がついてしまい、傷んでしまった“桃”や、水分が極端に多くなってしまい、
食感の損なわれる“みつ症”にかかってしまった“梨”を使っていただきました!
もちろん、どちらも問題なく食べることができる食品です。

味は美味しく、学生からも人気となり、
期間限定商品でしたが、合計 164 杯を販売し、
およそ 65 ㎏以上の廃棄を減らすことができました。

たしかに、スムージーなら見た目や食感は関係ありませんね!

そして、昨年からは、大学近くのベーカリー“Onka”さんで、
こういった桃や梨を使った“桃のカルピスかき氷”や“梨のハニートースト”などの商品を
開発・販売していただいています。

中でも、「桃のサンドイッチ」という商品は、
桃をオリーブオイルと塩胡椒でマリネし
とろとろでミルキーなチーズとあわせ生ハムと一緒にサンド、
自家製バルサミコソースをかけてディルをトッピングしたもので、
とてもおしゃれで爽やかな夏にぴったりのサンドイッチです。

今年は同じ商品とは限りませんが、Onka さんに
FooDoo から商品をご提案させていただいているので、
楽しみにしていただきたいです!

無償提供ではなく、購入するかどうか、
販売するかどうかはお店が決めている
というところが今後持続する上で必要なことですよね!

また、2021 年度には、
この活動を知ってくださった、オテル・ドゥ・ミクニの三國清美シェフが
「みつ症」の梨をタルトレットにするレシピを考案して、
その様子を公式 YouTube にて投稿してくださいました。
たくさんの反響をいただいたので、ぜひよければご覧いただきたいです!

画像: #510『和梨のタルトレット〜和梨の薔薇の花〜』シェフが応援したい「東京農業大学FOODOO」プロジェクトの梨でデザート!|シェフ三國の簡単レシピ www.youtube.com

#510『和梨のタルトレット〜和梨の薔薇の花〜』シェフが応援したい「東京農業大学FOODOO」プロジェクトの梨でデザート!|シェフ三國の簡単レシピ

www.youtube.com

小林さん、2 週間にわたってありがとうございました!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

画像: 今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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