「SDGs」とは、世界が抱える様々な課題を、
2030年までに解決するための17の国際目標のこと。
『SARAYA FLAP』では、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、
関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に考えています
毎週火曜日のプレゼント
今週も、サラヤさんからのプレゼントは・・・
環境に配慮したサラヤ「ヤシノミ洗剤」
健康に配慮した「ラカントS 顆粒」
衛生に配慮した「アルソフト 手指消毒ローション」3点をセットにして3名様に
「ツキイチ・サラヤ」のコーナー!!!
毎週、月の初めは「サラヤさん」からのメッセージ…
「ツキイチ・サラヤ」のコーナー!!!
6月5日は「環境の日」。
1972年6月5日にスウェーデンのストックホルムで開催された
「国連人間環境会議」を記念して定められました。
私たちが抱える環境問題は、地球温暖化、森林破壊、環境汚染、水質汚染、
大気汚染などが挙げられ、五大環境問題と呼ばれています。
この中の“森林崩壊”は、熱帯雨林を中心とした地域で起きていて、
今では年間330万ヘクタールもの森林が失われていると言われています。
この問題は、日本から最も近い熱帯雨林をもつ、ボルネオ島でも起きています。
ボルネオ島は、“パーム油(オイル)”の最大産地です。
「パーム油」はアブラヤシという植物の果実から摂れる油で、
原料表記欄には「植物油」または「植物油脂」と記載されていることが多く、
私たちが普段よく食べている「ポテトチップス」や「カップラーメン」
「チョコレート」など多くの食品に使用されています。
その他にも、化粧品や石鹸・洗剤などにも使われ、
私たちの生活に欠かすことのできない存在です。
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この「パーム油」の世界的な食用需要の増加により、アブラヤシ農園が拡大し、
熱帯雨林が急速に減少。僅か40年の間に50%もの森が失われてしまいました。
森がなくなり、そこに暮らす野生生物の絶滅が危惧される一方で、
「パーム油」を完全に避けて生活することはもはや不可能です。
サラヤでは、ボルネオ島で起きている問題に対し、
環境と人権に配慮して生産された「RSPO認証油」の普及を支援すると共に、
2007年から対象商品の売上の1%で、ボルネオ島の生物多様性保全活動に
取り組んでいます。
毎日使うせっけんや洗剤から、ボルネオの環境問題を一緒に考えてみませんか。
さて、先日、「山のゴミ/排せつ物」のお話しをしましたが…
ネパール東部と中国国境に接する場所に位置する世界最高峰の山、エベレスト。
比較的天候が安定しやすい4~5月は、登山シーズンのひとつでした。
近年エベレストでは、登山者によるごみ投棄が問題になっていて、その対策として、
2019年から収集作戦が行われています。
ちなみに、開始から2023年までに集めたごみの量は110トンにものぼり、
今年も10トン以上のごみが収集される予定とのことです。
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また、現在エベレストでは、ごみの不法投棄以外にも、
排せつ物の問題に悩まされています。
原因としては、年々増加傾向にある「登山者数」と、
エベレストの過酷な環境では微生物が働きにくく、
登山者の排せつ物が、自然に分解されづらいことにあります。
こうした問題を改善するために、今年から登山者に対して、
排泄物の持ち帰りが義務化されました。
ネパール山岳協会が、1枚で6回使用できる、排せつ用の袋を2枚ずつ配布。
この袋には、排せつ物を固めて無臭化する化学物質が入っているそうです。
登山者の荷物は増えてしまいますが、美しいエベレストを次世代に残すためには
必要なこと。
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山岳の環境悪化は、日本の富士山も例外ではありません。山の美しさを保つことは、
国や地域住民の努力によって支えられるものではなく、登山をするすべての人が、
その責任を負っているといっても過言ではないでしょう。
もしも山を訪れる際は、持ち込んだものはすべて持ち帰るという強い意識と、
それを達成するために、必要以上に荷物を用意していないかなど、
しっかり確認しましょう。