各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。

今月は、奈良県奈良市にあります
“奈良女子大学” におじゃましています。

お話を伺うのは
奈良女子大学 大学院
生活工学共同専攻
博士後期課程 2年 榎本夕奈 さんです!

睡眠が生活習慣がもたらす影響について調査、研究されています!

画像1: 7/28(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

榎本さんは、日常生活の中で正確に睡眠時間を測る装置を使って
学生から睡眠データを集めているとのことですが
どういった睡眠が“良い睡眠”なのでしょうか?

私の個人的な考えですが、朝気持ちよく起きられるというのが、
なんだかんだ一番大事だと思います!

榎本さんご自身はいかがですか?

私自身、元々は、かなり不規則な生活でいつも睡眠不足だったのですが、
この研究を始めてから、自分自身で朝気持ちよく起きられるように
生活習慣を変えています。

残念ながら、明日良い睡眠を取りたいといって、
すぐに良い睡眠を取れるわけではありません。
生活習慣を少しずつ変えていくことが必要になります。
私は最近だと、11時ごろに寝て、7時ごろに起きています。
体に合っているなと感じるリズムに、最近たどりつきました。
また、光を浴びると寝つきにくくなってしまうので、
夜9時ごろから部屋を薄暗くしています。

自分の体で実験をしているようですね!
実際、以前と体調の変化を感じることはありますか?

特に、日中の覚醒度が違うな、と感じます。
不規則な生活を送っていたときは、
起きているつもりでもぼーっとしている時間が長かったように思います。

日中の居眠りもほとんどなくなりましたし、
研究にも前より集中できているように感じます。
その分、ちょっと寝不足になった時の
体調の下がり具合がはっきりとわかるようになりました。

ずっと寝不足の状態だと、それが当たり前の状態になってしまうので、
自分では調子の良し悪しがわからないですもんね。

そうですね、今後の実験では、
そんな日常生活での睡眠の不規則さと日中の状態の関連性を検証したいと考えています。
また、夜型の人や、心配性な人、外向的な人ほど睡眠の変化が大きい、
という傾向もみられたので、
こういった個人の特性との関連も検証していきたいです。

この研究によって、将来的に、
心身の健康を維持できる睡眠覚醒リズムはどのようなものなのか、
その睡眠をそれぞれの個人がそれぞれの趣味や好みも含んだ生活の中で維持するためには、
どのような工夫や介入が必要なのかを、提案したいです。

私も、自分の生活習慣を改めて見つめ直してみようと思いました!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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