各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。

今月は、東京都文京区にあります
“お茶の水女子大学” におじゃましています。

お話を伺うのは
お茶の水女子大学
理学部生物学科 3年
土井 泉璃 さんです!

土井さんは
「生活者起点」をテーマに、生活をする人の視点から、身近なSDGsの
取り組みを発信する団体 “OCHA-SDGs 学生委員会”で委員長を務められています!

画像: 8/11(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

“OCHA-SDGs 学生委員会”では、企業と連携した取り組みがスタートしているそうですね!

今年初めから、株式会社セブン&アイ・ホールディングス様と連携して、
「お茶の水女子大の学生が考えた賢者のレシピ」をホームページでご紹介いただいています!
「賢者のレシピ」とは、食材に感謝の気持ちを込めて、
たいせつに、おいしく、かしこく、ムダなくいただくために生まれたレシピで、
食品ロス削減を目的にしています。

なるほど!考案されたレシピをご紹介いただけますか?

全部で6つのレシピを考えたのですが、
例えばフランス発祥のお惣菜ケーキである“ケークサレ”をベースにした
「アレンジ無限!お手軽ケークサレ」は、中途半端に余ってしまったお野菜や加工肉を無駄なく
使い切ることで、トータルのロスを少なくできるレシピを考えました。コンセプトは
「作る人も食べる人も嬉しい」なのですが、それは別の人である必要はなく、
「明日の自分」「ちょっと後の私」も美味しく食べることのできるような、
手軽でいつでも作れるレシピになっています。

他にも、お正月のお餅や節分の後の大豆、気になって買ったはいいけど余ってしまった
オートミールなど、誰しもが「あ〜余ったことあるよね!」と思うような食材を、
新しい形で美味しく食べられるレシピが掲載されています!
環境や持続可能性への配慮もされていて、私も感心してしまいました!

単純にレシピを考える、と言うだけでも難しいのに、苦労されたんじゃないですか?

多様な視点を持って創造する、という部分に一番苦労しました。
「食ロス削減」や「環境にやさしい」という言葉は分かりやすいものの、
一つの側面を見た視点では判断できないことも多くあります。

何がどう SDGs に繋がるのか、材料から調理方法まで深く
考える必要があり、多様な視点が必要でした。また、料理は好きでも
「誰かのためのレシピを考える」ことは、みんな初心者です。

どんな人にどんな状況で作ってもらうのか想像することで、
より実践しやすいレシピになったと思います。

このレシピは、セブン&アイ・ホールディングスの
ホームページで現在公開されているので、ぜひチェックしてみてください!

最後に、“OCHA-SDGs 学生委員会”の今後の目標を教えていただけますか?

SDGs の「誰1人取り残さない」という理想像を実現させるためには、
一人一人が行動を変えていくことが必要です。SDGs って実は身近なんだ、
当たり前に目指すべき姿なんだと思っていただけるよう、
多様な観点でプロジェクトを行い、発信していきたいと思います!

土井さん、2週間にわたってありがとうございました!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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