各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今月は、大阪府茨木市にあります
“追手門学院大学” におじゃましています。
お話を伺うのは
追手門学院大学
経営学部経営学科 3年
山野はるか さんです!
山野さんは、どのような活動に取り組まれているんですか?
私は、2020年から小学校や中学校で必修化された“プログラミング教育”を支援し、
日本のSTEAM教育の発展に貢献するため、主に大学の近隣に住む小学生を対象にした
“STEAM講座”の開催や小学生のロボットコンテストの企画運営に携わっています。
“STEAM講座”とはどういった講座なんですか?
STEAMは、「Science(サイエンス)」、「Technology(テクノロジー)」、
「Engineering(エンジニアリング)」「Art(アート)」「Mathematics(マセマティクス)」、
つまり、「科学」「技術」「工学」「芸術」「数学」の頭文字を取った言葉です。
現代社会で重要とされるこの5つの分野を組み合わせながら総合的に学び、
今後の社会を担う子どもたちに活かしてほしい思いから世界的に推進されてます。
なるほど、具体的にはどのような内容なんでしょうか?
レゴブロックでできたロボットを
プログラムして動かすワークショップを開催しています。
1回90分の講座で、私たちがレゴロボットの操作を説明したのち
小学生自らロボットを動かし練習していただきます。
その後、ミッションに挑戦していただく形です!
ロボットを実際に動かすことでプログラミングの楽しさを知ってもらうだけでなく、
「どのように動かすか」を考える試行錯誤を繰り返すことで、
「思考力や創造力」を育むことを目的にしています。
そんなに簡単に動かせるものなんですか?
練習すれば子どもたちでもすぐにロボットの動作をプログラムして、
ロボットを動かすことが出来ます。
それぞれが工夫を凝らしてロボットのプログラムをアレンジして挑戦してくれます。
中には、想像もつかないような方法で操作をする子もいて、
わたしたちも見ていてワクワクさせられます!
また、先日行った活動には大学に来ている中国やインドネシア、イギリスなどの留学生も
参加してくれて、世界地図を説明しながら、
それぞれが自分の国に関するクイズも出題してくれました。
STEAM講座を通して、プログラミングはもちろんですが、自分が好きなことや、
興味があることを見つける場になれば良いなと考えています。
まさにさまざまな分野を横断して組み合わせた講座というわけですね!
来週も引き続き、山野さんから詳しくお話を伺います!