毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

大阪府内の市町村をひとつ取り上げ、1ヶ月にわたって深掘り。ゲストを招いて、DJの”おまり”こと三浦茉莉がインタビューします。ユニークなイベントやその町特有の取り組み、特産品など、町の魅力を幅広く発信するコーナーです。

今月9月にご紹介するのは・・・枚方市!

大阪府の北東部に位置し、西には淀川が流れ、東に生駒の山並みを望むことができ、自然豊か。市の中央部には国道1号が縦断し、東部にJR学研都市線が走るなど大阪市内へのアクセスも良く、今では40万人のる中核市となっています。

9月4週目となる今日は、枚方市のテーマソングをご紹介します。

画像: 2024年9月23日(月)マンスリージャーニー@枚方④

おまり:今日は、枚方市テーマソング「この街が好き」について広報プロモーション課の松井さん、堀谷さんにお話を伺っていきます。

松井さん&堀谷さん:よろしくお願いいたします。

おまり:堀谷さんは2回目のご出演ですね。

堀谷さん:はい、2回もありがとうございます。

おまり:おもしろかったんで印象に残っています。

堀谷さん:いや、そんなそんな…ありがとうございます。今日も緊張しております。

おまり:そして松井さんもぜったいおもしろい方ですね。

松井さん:そんなことは!真面目な男でございます。

おまり:緊張されているんですかね?

松井さん:緊張してます。

おまり:大丈夫なんで、そのままいってみてください。まずは、この枚方市のテーマソング「この街が好き」を制作することになった経緯を聞かせてください。

松井さん:この曲は枚方市出身で当時TANEBIとして活動されていたシンガーソングライターの上田和寛(うえだたかひろ)さんから「地元の枚方でこれから何十年と歌い継がれていく歌をつくりたい」という熱い思いのもと、今から約5年前に制作されました。

おまり:枚方市出身のシンガーソングライター上田さんの熱い思いで、楽曲を制作に至ったということですが、その歌詞は市民の皆さんと一緒につくりあげたものなんですか?

松井さん:そうなんです。枚方市が好きな方々で結成された「ひらかたプロデューサーズ」というものがあり、枚方愛を語る場としてミーティングを開催していました。当時45人のプロデューサーズと、元TANEBIのお2人も交えて「枚方市の好きなところ、イメージ、思い出、思い出の場所」などを出し合って、そこで出た意見がテーマソングの楽曲制作の際のイメージや、歌詞に反映されております。

おまり:プロデューサーズ45人ってすごいですね。

松井さん:はい、どんどん増えていっています。

おまり:みなさんのアツい思いが集結して段々と形になったんですね。そして、肝心のテーマソングを歌うボーカリストも募集したとのことですが…。

堀谷さん:はい、そうなんです。上田さんの思いにもあったんですがも「地元で長く愛されて、歌い継がれていく曲に」という熱い思いが我々にもあって、市民からボーカルを募集しました。

直最初は応募があるのか不安でしたが、小学生からシニアの方まで幅広く応募してくださって、その中から根川萌(ねがわ もえ)さんと古谷萌佳(ふるや もえか)さんのお2人が決定。レコーディング自体は元TANEBIのお2人ご指導のもと、大阪市内のスタジオで行いました。

おまり:私、この曲を聞かせていただいたんですが、このボーカルの方、めちゃめちゃ上手でびっくりしました。

松井さん&堀谷さん:めちゃめちゃ上手です。

おまり:このボーカルの方は歌手だと思っていました。そのテーマソング「この街が好き」が聞えてきました!(BGMが流れる)その他、枚方にゆかりのあるアーティストも参加しているそうですが…、あれ?今、松井さんが口ずさんで……

松井さん:つい、口ずさんでしまう曲なんですね。

おまり:今、急に雑音が入ったのかと(笑)。ごめんなさい。

松井さん:美声と言っていただきたい。

おまり:すいません(笑)。枚方にゆかりのあるアーティストも参加しているそうですね。

堀谷さん:はい。メイン版の音源には市PR大使でもあるアンダーグラフの真戸原直人(まとはら なおと)さんや、3人組ロックバンドの「Swish!(スウィッシュ)」、4人組ロックバンド「Self-Portrait(セルフポートレイト)」のボーカル眞鍋 総一郎(まなべ そういちろう)さんや他にもたくさんの枚方ゆかりのミュージシャンにコーラスとして参加いただくことでよりパワーアップした楽曲に仕上がりました。この音源は市の公式ホームページでも公開していますのでぜひ聴いていただきたいと思います。

▼枚方市「この街が好き」

https://www.city.hirakata.osaka.jp/promotion/family/song/index.html

おまり:すごいいい曲ですね。こんな曲が自分が住む町にあったらいいな、ずるいなと思います。気になった方は是非、枚方市のホームページから楽曲聴いてみてくださいね。そして私も拝見したのですがPVも制作したんですよね?

松井さん:そうなんです。歌詞にも出てくる「河川敷」や「観覧車」など、枚方の風景を詰め込んで、テーマソングにあったプロモーションビデオを制作しました。PVには市のPR大使、「素直・謙虚・感謝」の森脇健児さんや、パナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)の選手のみなさんにも出演いただきました。また、動画に登場する親子役の2人やエキストラの皆さんなど、たくさんの市民の方々の協力で完成しました。これも市の公式YouTubeチャンネルで視聴できますので是非ご覧ください!

▼枚方市公式YOUTUBE

https://www.youtube.com/user/hirakatacity

おまり:枚方の街並みとともに、お母さんと子どもの物語だと思うんですが、すごいいい感じで。あれは誰が考えているんですか?

松井さん:当時関わってくださった方々がいい感じに仕上げていただいて。

おまり:他にもリミックスバージョンもあるそうですが、このテーマソングの展開、すごいですね!

松井さん:そうなんです。今流れているメイン版の他にも、市PR大使の川﨑麻世(かわさきまよ)さんがラップを披露するダンスリミックスバージョンや、NIKKEI社歌コンテスト2023で日本一になった盆踊りバージョンがあります。昨年の1月にはテーマソングを1000人で大合唱した企画をしたり、今年はテーマソングのタイトル「この街が好き」にちなんで「この歌が好き!枚方カラオケフェスティバル」と題してカラオケ大会を開催するなど、市民の皆さんに根付くことを目標にどんどん展開させていっている途中です。

おまり:本当にすごい展開ですけども、さらに、この楽曲「この街が好き」が鹿児島の小学校でも歌われているとお聞きしました!

松井さん:そうなんですよ。三浦さん、なんでも知っていますね!すっごいなぁ。

おまり:あはは、調べてきましたよ。

松井さん:今年5月頃に、鹿児島県日置市立土橋小学校の教頭先生から「『この街が好き』の土橋小学校バージョンを夏祭りで歌ってもいいですか」という内容のお電話があって。えーって!なって…か・か・鹿児島!?って。すぐに「どこで知ったんですか?」と質問返しをしましたら「夏祭りで児童が合唱するための曲を探していたところ、枚方市ホームページで『この街が好き』を偶然発見して「地元愛あふれる歌詞とリズムが心に響くから歌いたいんです!」とのことで、びっくりしましたね。

おまり:そっか、別に枚方市じゃなくてもいいんだ。でもわかります。私もこの曲、自分の住む街に欲しいって思いましたもん。

松井さん:ありがとうございます。

おまり:自分の街でいろんな思い出を作っていきたいと思いました。すごくいい曲ですね。でも鹿児島まで届いたんですね。テーマソングが紡ぐ市と市の繋がりってすごいと思うんですけど、正直ここまでは想定していなかったですか?

堀谷さん:正直、まったく、ここまではなかったですね。市のテーマソングなんで、枚方に住むみんな中で広がっていって大きくなっていくものだって思っていたんです。実際に今でも枚方市の幼稚園や小学校などで歌ったり踊ったりしてくれていて、市民40万人みんなが歌える!とまではいかないですが、それでも多くの人に知ってもらえて歌い継がれていっていると思っていた頃だったので、まさか鹿児島!?えー!?って感じでした。この曲が市を飛び出した初めての事例として、僕らも実際に土橋小学校を訪れ、土橋小学校の子どもたちの笑顔に会いに土橋小学校の夏祭りの取材もさせてもらいました。全校児童が33人という小さい小学校で、学年も違うみんながお祭りの舞台で「この街が好き」を歌ってくれて撮影してたんですけど、もう涙涙で撮影している画面が見えないくらい。

おまり:こどもの声にすごく合いそうな曲だから、子どもの合唱で聞いたら確かに涙で前が見えなくなるかもしれませんね。

堀谷さん:本当に合唱にあう曲なんで、ぜひみなさんに歌っていただきたい。「この歌を好きになってくれるなら、みーんな枚方家族!」を合言葉に、歌を通して心と心が繋がる「枚方家族」を、日本全国にもどんどん増やしていければなぁ!と思っています。

おまり:この鹿児島の土橋小学校を取材した様子はYOUTUBEで配信されているんですか?

松井さん:今、絶賛制作中です。

おまり:じゃあ楽しみに待ってます。

松井さん:今月中には……。

堀谷さん:ぜひ公開はしたいと思っております。

おまり:ますます魅力的な枚方市になっていきますね。おふたりも明るくて楽しい方だったので、まだまだお話をお伺いしたのですが時間が迫ってきました。最後に番組を聴いているリスナーのみなさんにメッセージお願いいたします。

堀谷さん;枚方市のテーマソング「この街が好き」という楽曲は「市の歌」として認識があるかと思うのですが、楽曲としてとてもいい歌です。気になった方は枚方市のホームぺージでも聞くことも可能ですし、公式YouTubeでもPV含め動画アップしていますので是非ご覧いただければと思います。「この歌を好きになってくれるなら、みーんな枚方家族!」ということで、歌を通して心と心、人と人が繋がるような、そんな素敵なきっかけをたくさん作っていきたいと思っています。よろしくお願いします。

松井さん:そうですね。制作された当初の熱い思い「地元枚方でこれから何十年と歌い継がれていく歌」。そういった熱い部分を我々広報プロモーション課として、絶やすことなく、後世に繋げていけたらなと思っております。例えば、ふと口ずさんだ鼻歌が、ふと奏でた口笛のメロディが「この街が好き」だった、みたいなね。そんな日常に溶け込むような歌になってくれることを祈っています。ぴゅ~♪(口笛)

おまり:いいですね。こんな方たちが広報だったらめちゃ楽しいですね。

松井さん:枚方市、いい街なんでね。

おまり:ということで今日は枚方市テーマソング「この街が好き」について広報プロモーション課の松井さん、堀谷さんにお話を伺いました。おふたり、ありがとうございました!

松井さん&堀谷さん:ありがとうございました!

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