毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

大阪府内の市町村をひとつ取り上げ、1ヶ月にわたって深掘り。ゲストを招いて、DJの”おまり”こと三浦茉莉がインタビューします。ユニークなイベントやその町特有の取り組み、特産品など、町の魅力を幅広く発信するコーナーです。

今月ご紹介するのは…豊中市!

大阪府の北に位置し、東は吹田市、西は兵庫県尼崎市と伊丹市、北は池田市と箕面市に接していて、その立地から千里ニュータウンなど、大阪市のベッドダウンとしての開発が進められてきました。

平成24年には中核市に移行し、教育文化都市として力を入れています。市内には阪急電鉄・北大阪急行電鉄・大阪モノレールの3本の鉄道が走り、交通の便が良く、また伊丹市と池田市を境にして大阪国際空港があり、空の玄関都市としても機能しています。

10月4週目、豊中市のご紹介ラストを飾るのは「東西軸活性化事業」です。

画像: 2024年10月28日(月)マンスリージャーニー@豊中④

おまり:今日は豊中市の「東西軸活性化事業」について、豊中市役所・魅力文化創造課の中村さんにお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

中村さん:よろしくお願いいたします。

おまり:早速ですが、豊中市の「東西軸活性化事業」ってなんでしょうか?教えてください。

中村さん:はい。まず豊中市の東西というとあまりピンとこない方が多いと思うのですが、豊中市の東には、服部緑地が、西には原田緑地があり、その両端周辺である北大阪急行緑地公園駅から阪急曽根駅、そして大阪国際空港南端の緩衝地にいたるエリアを豊中市の東西としております。

おまり:そのエリアで東西の行き来を活性化するための「再整備事業」が進んでいるんですよね?

中村さん:はい、そうです。令和5年度から7年度にかけて服部緑地は大規模な再整備事業を開始しております。もう足を運んでくださった方もいらっしゃるかと思いますが、服部緑地では今年度スターバックスやローソン、フットサルコート・イタリアンレストラン「sasa」がオープンし、来年度以降は、円形花壇のリニューアルやスケボーパーク、レストハウスの

建て替え、温浴施設などが続々とオープンする予定です。

また原田緑地も真上を通過する飛行機を間近に鑑賞することができる立地特性を活かし、水とみどりと空を一体的に体感できる公園を令和7年8月に一部開園、令和9年3月頃に全面開園を予定しております。

おまり:徐々にですね。私、ここのスタバによく行きます。子どもを遊ばせて自分はここへ行くってことをよくやっています(笑)。

この整備を起点に、豊中の東西のつながりを盛り上げていこうということですね。縦には 阪急や北大阪急行が走っていますが、東西の移動はどうなりますでしょうか?

中村さん;豊中市というと阪急電車のイメージが強く東西を移動する手段を知らない方もまだまだ多くいらっしゃると思うのですが、阪急バスにより緑地公園駅からイオンモール伊丹を繋いでいる豊中東西線が運行されており、多くの方にご利用いただいております。

また豊中市は自転車の活用推進に取り組んでおり、市内に広くシェアサイクルのポートがございますので、自転車で自由に移動いただくことも可能です。

おまり:自転車は確かにいいですね。バスやシェアサイクルを利用すると、東西を自由に移動することできますね。そんな東西を楽しむプロジェクトが進行中とお聞きしました。

中村さん;はい。豊中市の東西軸には服部緑地や原田緑地の他にも魅力的なスポットがたくさん点在しております。そんなエリアをより楽しんでいただくため、TOYONAKA ART-BRIDGEと称し、東西軸上にアートを散りばめ、本格的なアートのインスタレーション作品の展示や演奏会などのイベントを展開することでアートを巡りながら豊中市東西軸界隈の地域資源とその魅力を再発見していただくプロジェクトを実施しております。

おまり:いいですね。その中でも、取り組んできたこと・今後取り組んでいきたいことはありますか?

中村さん:昨年度は東西軸上の屋内外で音楽コンサートを行う「マチなかコンチェルン」や、「マチなかアート」と称し、市内外からアート看板作品を募集し東西軸上の電柱に実際に展示する「電柱アートコンクール」、服部緑地緑道で約300枚のプロペラを用いた風景インスタレーションなど東西軸上にさまざまなアート作品を展示しました。

また、今年度は引き続き、「マチなかコンチェルン」や「マチなかアート」の中で参加型アート作品の設置を行い、そのアート作品を巡るスタンプラリーを企画中です!

詳しくは市HPまたは「TOYONAKAART-BRIDGE」でご検索ください!

▼とよなかアートブリッジHP

https://toyonaka-art-bridge.net/

おまり:スタンプラリーがあると、こどもたちといっしょに楽しく歩けそうですね。東西に点在するアートを楽しむことで人が動き、新たな流れが生まれて活性していく…とてもいい流れだと思います。

中村さん:そうですね。東西軸活性化事業を実施して1年半が経ちました。これまでもイベントを実施するなど、多くの方にきていただいておりますが、これからさらに服部緑地や原田緑地の大規模改修が進むにつれ、より盛り上がっていく地域だと思います。人の流れが増えることで交通や店舗の出店など日々更新されていくことも期待されますので、今後も東西軸の動きにご注目ください!

おまり:人の流れから街が変わっていく可能性もあるっておもしろいですね。さぁそろそろお時間となりました。最後にリスナーのみなさんへあらためて一言お願いできますか。

中村さん:豊中市では、東西軸の取組みをはじめ、市の様々な魅力をインスタグラム「豊中魅力」や豊中市魅力発信サイトで発信しています。ぜひチェックしてください!

おまり:今日は豊中市の「東西軸活性化事業」について、豊中市役所・魅力文化創造課の中村さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

中村さん:ありがとうございました。

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