各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。

今月は、東京都新宿区にあります
“工学院大学”におじゃましています。

引き続きお話を伺うのは
工学院大学工学研究科
建築学専攻 修士2年
岩澤綾子さんです!

画像: 12/29(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

“カナドコロ”では、地域の方に向けた“ワークショップイベント”を開催されているそうですね。

はい、「カナドコロ」の名称に込めた地域の“拠り所”に、地域交流の場になってほしいという
思いから、地域の方々の交流となるワークショップなどのイベントを実施しています。
例えば、“ふらっとぷらんと”というワークショップでは、
カナドコロにある「菜園」や「レイズドベット 」という花壇を使い、
地域住民の方と野菜や花を“植える”ところから“収穫する”ところまでを行っています。
育てる植物や野菜は、地域の方々と相談しながら決めていて、
このワークショップを通じて、子どもたちが楽しみながら“食育”について学べる機会を
提供できたらと思っています。
また、“カナドコロ”がより多くの人に活用され、
新たな使い方が広がるきっかけになれば嬉しいです。

交流・遊びのスペース以外にも、活用されているんですね。

また、この“ふらっとぷらんと”を通して育てたカナドコロの植物を使った
“ふらっとアート”というワークショップも開催しています。
こちらは、クリスマスツリーの飾り・オーナメントを手作りするというもので、
実際に育てた植物や広場の廃材を生まれ変わらせて、広場に飾ることで、
そのまま捨ててしまいそうなものにも価値を与えることができる、という学びにもつながります。

子どもたちの自然を通した学習体験にもつながっているんですね。

ほかにも朝市や七夕ワークショップなども開催しています。
朝市ではマーケットでも協力いただいている「ふらっと新百合ヶ丘」という団体に
主催していただき、学生側はサポートの立場として開催しました。
七夕ワークショップは七夕の笹や短冊、飾りが作れるキットを広場に設置し、
カナドコロに来た人がいつでも参加できるようにしています。
カナドコロには管理者が常駐していないので、イベントを定期的に開催することによって、
少しでもカナドコロへの関心や参加意欲を地域住民に持ってもらえるように活動しています!

“地域での持続可能な形”ですね。
それでは最後に、この活動に参加されてみて、いかがでしたか?

この活動を通じて、実際に空間をデザインするだけではなく、利用者の主体的な活動を促す
イベント等を通して、使われ続けることで、心地よい場所・好きな場所になることを学びました。
カナドコロも今年で8年目を迎え、姿は変わっていますが、これからも活動を通して、
地域のヨリドコロであってほしいなと思います。
将来まちづくりの仕事をしていくうえでも、空間をデザインするだけでなく、
いろんな視点をもって活動しながら、場所づくりに携わっていきたいと思います。

岩澤さん、2週間にわたって、ありがとうございました!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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