各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。

今月は、東京都武蔵野市にあります
“成蹊大学”におじゃましています。

お話を伺うのは
成蹊大学 法学部法律学科 2年
黒森七海さんです!

画像: 2/9(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

古本などを回収・換金して児童支援団体に寄付するプロジェクト
「Book For Kids」に参加しています。
よろしくお願いします。

「Book For Kids」では、どのように古本などの回収を行なっているんですか?

年に3回、3月と6月、12月に武蔵野市内のコミュニティセンターと
大学前で回収を行っています。
また、ご高齢の方や、重い本が多数ある場合は“依頼回収”も受け付けていて、
私たちがリヤカーを引いてご自宅まで回収に伺っています。

リヤカーで、ですか!? なかなかの重労働ですね!

はい、現在7人がプロジェクトに参加しているのですが、手分けしてなんとか頑張っています。
また、回収を行う際には、その告知のためのチラシを作成し、
近隣の住宅へポスティングも行なっています。
これも、私たちが手分けをして行なっています。
依頼回収で伺うご家庭の多くは段ボール2,3個分の古本を用意してくださっているので、
リヤカーを引いた翌日は筋肉痛になりました。

7人だけですか、かなり大変そうですね。
どのくらいの古本が回収されるんですか?

2023年度は年間で計6644冊の本を回収し、寄付金は62,360円でした。
集まったお金は、親や家庭の状況によらず、すべての子供たちが社会から孤立することなく
安心・安全に暮らしていけることを理念に学習支援や啓発活動などを行っている
NPO 法人 3keys 様に寄付します。
そして 3keys 様を通して、東京都内にある児童養護施設で
暮らす子供たちの学習支援費用として活用されます。

私自身、元々は塾でバイトをしていて、子どもたちと触れ合う機会が多かったのですが、
そのような学習機会の限られてしまう子どもたちのために、なにかできないか、
と考えていた際、このプロジェクトと出会いました。

手元に眠った本が、子どもたちの未来へつながる学習支援へと形を変え、
子どもたちの笑顔を守ることに繋がる、とても意義とやりがいのある活動だと思います。

お子さんが小さいときに読まれていた本や雑誌、漫画など、捨ててしまうなら、
このような形で利用していただけるのは嬉しいですよね。
さて、そろそろお時間です。最後に、黒森さんの今後の目標を教えていただけますか?

はい、このプロジェクトは、子どもたちの支援にもつながり、
学外の地域の方々との触れ合いも多く、
学校では学べないような体験がたくさんできる活動です。
この魅力を後輩たちに伝え、バトンを途切れさせることなく、次に繋げたいです。

黒森さん、2週間に渡ってありがとうございました。

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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