各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今月は、“同志社女子大学”におじゃましています。
先週に引き続きお話を伺うのは
同志社女子大学 京田辺キャンパス
現代社会学部社会システム学科 4年
和田 朋さんです!

「同志社女子大学 サステナブル研究会」に参加しています。
よろしくお願いします。
和田さんが「同志社女子大学 サステナブル研究会」で
特に力を入れている取り組みを教えてください!
はい、“使い捨てコンタクトレンズの空ケース回収”です。
定期的に学内に回収ボックスを設置し、空ケースを回収、集まったケースを
コンタクトレンズの販売を行う“アイシティ”さんが始めた
“アイシティ eco プロジェクト”に届けるというものです。
“使い捨てコンタクトレンズの空ケース”、コンタクトを使っている方はお分かりかと思いますが、
レンズの入った小さなプラスチックの入れ物ですよね?
はい。
このケースを集めて、リサイクル工場で粉砕、再度製品化します。
リサイクルで得た対価は、日本アイバンク協会に寄付され、
角膜の病気により視覚障がいのある方が視力を取り戻せるよう使用されます。
また、リサイクル業務では障がいのある方に携わっていただくことで、
自立・就労支援につなげられています。
なるほど、環境のために再生されるだけでなく、誰かの役にも立つということなんですね。
どのような形で回収をされているんですか?
事前に告知をして、学内に回収 BOX を設置。期間内に BOX へケースを入れてもらいます。
回収ボックスのとなりにはこの集まったケースの行方やこの取り組みの意義をまとめた
オリジナルポスターを掲示することによって、告知を見て、
回収ボックスにケースを入れてくれる学生だけでなく、
たまたま通りかかる学生にも、取り組みを知ってもらおうとしています。
1DAY のコンタクトレンズのひとが沢山持ってきてくれたり、
2WEEK や 1MONTH のひとが少しずつ貯めて持ってきてくれたりするほか、
ファッションとして使われる、カラーコンタクトのケースも集まっています。
先日の回収では、“京田辺キャンパス”でも、“今出川キャンパス”でも、
45L の回収ボックスが満タンになりました。
すごい量ですね!
アイシティさんに直接持って行くこともできるので、ぜひお願いします。
アイシティさんでは、これまでに累計で 7 億個以上のケースを集め、
再利用することで 1600 万円以上を寄付されています。
ですが、例えば、ワンデーコンタクトなら 1 人年間 730 個の空ケースが出ます。
そう考えると、7 億個はまだまだ少ないと思います。
より多くの方にこの活動を知っていただければもっとたくさんのケースを回収することができます。
私たちの取り組みをきっかけに、たくさんの学生にこの活動を知ってほしいです。
たしかにそうですね。
私もこれまで捨ててしまっていたので、集めてみようと思います。
さて、今週はお時間が来てしまいました。
来週も引き続き和田さんからお話を伺います。