FM大阪、TOKYO FM、FM AICHIの3局ネットでオンエア!
月替わりで全国の大学へ伺い、大学生のみなさんが取り組む活動や研究をご紹介する番組です。
DJは、シンガーソングライターの 坂口有望 が担当 ✨

今月は… 東京都八王子市にある「東京都立大学」へ!

先週に引き続き、お話を伺ったのは、
東京都立大学 大学院 人文科学研究科 社会行動学専攻 修士1年 青木健資さんです。
格差や貧困など、家庭環境に恵まれない若者への
政策的影響の比較分析研究を行っていらっしゃいます。

画像1: 4/13(日) 東京都立大学 4月2週目


Q:どうしてこの研究に興味を持たれたんですか?

A:もともと、学部生時代に児童養護施設でボランティアをしていて、
卒業後も退所者と仲良くなり、年に数回程度食事をしていました。
そんな中で、児童養護施設を退所後にも、
多くの問題に直面している人たちがいることを知りました。

画像2: 4/13(日) 東京都立大学 4月2週目

例えば「児童扶養手当」や「コロナの際の定額給付金」は、
条件が合っていて申し込めば受け取ることができるんですが、
このような手当や給付金は、まとめて世帯主に振り込まれるんだそうです。
しかし、そのお金を子どものために使わない世帯主、両親も中にはいます。

これは、日本の社会制度や慣習が「健全な家族関係である」ことを前提に作られていて、
そうでないケースはほとんど想定されておらず、十分な対応がなされていないことが原因。

また、貧困や社会的排除・孤立の当事者の話を聞くと、
必ずしも全員がはじめから恵まれない家庭だった訳ではないんだそうです。
「自分にも起こり得る問題」として、みんなで一緒に考えていきたいですね。

このような調査協力依頼や研究成果の発表、イベント告知など、
青木さんの取り組みについては「子ども・若者貧困研究センター」のHPで確認できます▼

青木健資さん、2週にわたってありがとうございました!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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