FM大阪、TOKYO FM、FM AICHIの3局ネットでオンエア!
月替わりで全国の大学へ伺い、大学生のみなさんが取り組む活動や研究をご紹介する番組です。
DJは、シンガーソングライターの 坂口有望 が担当✨
今月は… 「大阪大学 吹田キャンパス」へ!

今回お話を伺ったのは、
大阪大学 大学院 生命機能研究科 生命機能専攻 博士課程後期1年 藤田杏樹さんです☺
日常で、季節やその時特有の匂いを感じるのが好き!

藤田さんは、「匂い」にまつわる研究に取り組まれていらっしゃいます。
人と歩いている時に「この匂いしたよね!」と話して共有することが好きな藤田さんですが、
それが伝わる人もいれば、全く伝わらない人もいます。
その差はなんだろうと気になったのがきっかけで、
匂いや経験、感情に関する研究を始めたんだそうです。
\ ナレッジクエスチョン /
Q:匂いを嗅いだときに、
その匂いと結びついた過去の記憶や感情を呼び起こす現象を
とある人の名前を取って「プルースト効果」と言いますが、何をした人の名前でしょうか?

答え:作家
フランスの作家・マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』に登場する主人公が、
マドレーヌを紅茶に浸した際に、幼少時代を思い出す場面が由来となっています。
藤田さんは、認知神経科学の中の “嗅覚” について学んでいらっしゃいます。
脳が匂いを感じる仕組みを調べて、
好きなにおいが嫌いなにおいに変わる過程の脳活動について、明らかにしようとしているそうです。
気になる続きはまた来週、藤田さんお伺いします!