LOVE FLAP TUESDAY…この時間は『SARAYA FLAP』。
「SDGs」とは、世界が抱える様々な課題を、
2030年までに解決するための17の国際目標のこと。
『SARAYA FLAP』では、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、
関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に考えています。
火曜日のプレゼント
恒例のサラヤさんからのプレゼントは、メールフォームからエントリー。
環境に配慮したサラヤ「ヤシノミ洗剤」
健康に配慮した「ラカントS 顆粒」
衛生に配慮した「ウォシュボン・ハーバル薬用ハンドソープ」
3点をセットにして3名様に
くわしくは、fmosaka.net。LOVE FLAP blogやXをチェックしてみて下さい。
いきものと、温暖化のお話し
SDGs。13番目の目標は「気候変動に具体的な対策を」
今週は、いきものと、温暖化のお話し。
北海道周辺の海にすむ哺乳類の実態を調査している
京大野生動物研究センターの研究チームが、
急速な温暖化などの影響を明らかにするため、クラウドファンディングを通じて
調査研究費の寄付を呼びかけています。
研究チームでは現在、海の哺乳類「海獣」を専門に、
人間との共生などをテーマに研究していて、
過去、北海道東部沖でのシャチの生態を調査するために
クラウドファンディングを活用。
目標(計550万円)を上回る、約834万円を調達した実績があります。
近年の、気候変動による海水温の上昇や、海氷の減少などから
海獣を観察する調査の重要性が高まっているなか、
今回は、来年までにシャチやラッコ、ゴマフアザラシに加え、
北極圏・グリーンランドでアザラシやイッカクなども調査する計画です。
クラウドファンディングの目標額は500万円で、
今月31日まで専用サイト「readyfor」で受け付けています。
次の話題は、蝉。
梅雨が明けると「セミの大合唱」というイメージだったのですが、
今年は聴きました?セミの鳴き声も夏の訪れを教えてくれる自然の一つ。
都市部の蝉の幼虫たちは、街路樹や公園、庭木の下で、木の根から樹液を吸い続け、
何度も季節を越えて成長を続けます。
ですが、今年の梅雨はとても短く、雨が少なかったので、
地中深くまで水分が届きにくかったのかもしれません。
乾燥した日が続いて、樹木の元気がなくなると
セミの幼虫は羽化前の最後のエネルギーになるエサと水を
おなか一杯吸うことができません。
さらに、セミの幼虫は、雨で土が柔らかくなることで、地上に出やすくなります。
ということで、『羽化するぞ!』というタイミングを逃してしまった可能性があります。
単に羽化が遅れているだけではなく、2023〜2024年の猛暑を乗り越えられなかった
幼虫もいたのかもしれません。
土の中で4年以上も過ごし、ようやく訪れた短い夏に恋の季節を迎えるセミたち。
毎年、朝から安眠を妨げるほど大音量で鳴いていた蝉ですが
そんな喧噪が恋しく感じる、静かな夏の朝になってしまったら…