毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。
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今日は大阪市で開催する『みちの未来体験EXPO(エキスポ)』を紹介します。

画像: 2025年9月15日(月)オオサカマンスリージャニ―@大阪市

おまり:今日は大阪市の御堂筋を活用した万博関連イベント『みちの未来体験EXPO(エキスポ)』について大阪市建設局 企画部 企画課 の道路空間再編担当 入谷 琢哉(いりたに・たくや)さん、北畑 雄一郎(きたはた・ゆういちろう)さん、さらに西垣
桂太(にしがき・けいた)さんにお話を伺っていきたいと思います。お三方よろしくお願いいたします。

入谷さん&北畑さん&西垣さん:よろしくお願いします。

おまり:大阪市の皆さんには4月にもこのコーナーにご出演いただきましたが、あらためて大阪市建設局 企画部 企画課とは、どのようなお仕事をする部署なのか教えていただきたいんですが、道路空間再編担当ということですが、主にどのような事をされているのでしょうか?

北畑さん:私たち建設局道路空間再編担当は、大阪のメインストリートである御堂筋や、なんば広場など、大阪都心の道路を人中心の道路に作り変える仕事をしています。御堂筋は今年3月に心斎橋駅からなんば駅までの歩道が2倍以上に広がり、万博期間中は花飾りやバナーで彩って大変オシャレな空間になっています。

おまり:はい、御堂筋は本当にいい空間になりましたね。御堂筋を変えた方々なんですよね。本当にいい空間になったなと通るたびに思いますけれども、4月に大阪市の皆さんがこのコーナーにご出演いただいた時も、その話で盛り上がりました。

北畑さん:私たちは御堂筋がせっかくこのようにいい空間になったので、この良い空間でゆっくり滞在して御堂筋沿線の伝統や文化を味わってもらえるように広がった歩道の利活用を色々と考える仕事もしています。その一つが、万博開催時に実施している御堂筋で実施している「みちの未来体験EXPO」です。

このイベントは、春、夏、秋と季節に応じて様々な御堂筋のみちの未来を体験していただくイベントとなっており、三浦さんも、夏のsummer camp御堂筋では、とても暑い中、打ち水のギネスチャレンジの司会進行をしていただき、本当にありがとうございました。

おまり:いえいえこちらこそ貴重な体験をありがとうございました。ギネスチャレンジの司会進行は初めてだったんですよ。本当にあの日は暑かったですよね!倒れる人がいないかヒヤヒヤしながら司会させてもらったのですが、とっても楽しかったです。

夏のイベント「summer camp御堂筋」では、同時に打ち水をする人数が250名以上でギネス記録達成のところ、なんと288人で見事ギネス達成しましたよね!印象深い思い出なんですけども、あらためて、この「みちの未来体験EXPO」について、これまでの振り返りも含めて、教えていただきますでしょうか。

西垣さん:はい!第一弾の「ArtWalk御堂筋」では、「お花のカーペットとアート」をコンセプトに、総面積約400平方メートルもの花びらで作るお花のアートで御堂筋を華やかに彩りました。

続く「Summer Camp御堂筋」のテーマが「御堂筋で夕涼み」。歩道や側道空間を夏らしい提灯で彩って、涼しさや賑わいを感じられるプログラムを展開しました。また沿道地域の皆さまとも連携して、各地域の特色を活かしたマーケットやワークショップを出展しました。「ArtWalk御堂筋」、「Summer Camp御堂筋」ともに、たくさんの方々にご参加いただき、大変ご好評をいただきました。

おまり:西垣さんは元アナウンサーですか?

西垣さん:いえ!

おまり:めちゃくちゃ上手ですよね。

西垣さん:一生懸命、練習しました。

おまり:誠実なんですね。私「Summer Camp御堂筋」はお仕事として参加させてもらったんですけど、その前の「ArtWalk御堂筋」は個人的に立ち寄らせていただきました。とてもいいイベントですよね。

ということで、春、夏とイベントを行い、御堂筋の魅力をさらに引き立てる、というお仕事もされておりますが、皆さんそれぞれにとって、あらためて、御堂筋の魅力はどこにあるんでしょうか?まず北畑さんからお願いします。

北畑さん:私はやっぱり、大阪市指定文化財にも指定されている「御堂筋のイチョウ並木」ですね。春夏はミドリが青々として、秋には黄色一色に彩られるイチョウ並木に魅力を感じています。歩行者空間整備ではイチョウの色彩を浮かび上がらせるために、歩道の舗装や照明灯などは落ち着いた色にしたり、工作物の形状をシンプルなシルエットにすることで、イチョウの存在感を引き立たせる工夫もしています。

また道路空間再編担当では、イチョウの葉っぱのロゴを入れたMIDOSUJIシールも作成しているので、是非イベントなどでゲットして欲しいです。ちなみにイチョウの葉っぱのロゴはイチョウ並木をモチーフにしているので、MIDOSUJIシールをゲットしたときは、是非ロゴを確認してみてください。

おまり:グッズかわいいですよね。すごく貴重なものだと思いますので、ぜひゲットしていただきたいと思います。西垣さん、どうですか?

西垣さん:私は御堂筋周辺の街並みにとっても魅力を感じています。淀屋橋付近の洗練されたオフィス街、本町周辺の問屋街の名残を感じる商店街地域や、都会の喧騒を忘れてしまうような寺社仏閣。アメリカ村や、ザ・大阪を感じる難波エリア。エリアごとに雰囲気がガラッと変わるところが魅力かなと思います。

おまり:確かに…。

西垣さん:御堂筋という「みち」と周辺の「まち」との関わりだったり、その可能性にとてもワクワクする想いがあります。

おまり:わかります。本当コロコロ表情を変えますよね。さあ入谷さん、いかがですか?

入谷さん:御堂筋は大阪のシンボルストリートとして、時代に応じた使われ方の変化、その歴史性に魅力を感じます。御堂筋はもともと幅6mと狭くて短い筋だったのですが、大阪・日本の発展を支えるストリートへと、戦前の第一次都市計画事業時に拡幅されて、さらに延伸されて、今の形になっています。

高度経済成長期のマイカーブームによって車が増え、1970年の万博のときに、車中心の道路となっていましたが、車が減り、都心部において憩いやゆとりが重視されるようになる中、今、沿道地域の皆様をはじめ新たな御堂筋の役割や空間のあり方を議論しながら、様々な取り組みを進めているところです。

おまり:みなさんそれぞれの御堂筋への思いが溢れていますね!!そんな御堂筋では今月もイベントが開催されますね。

入谷さん:「ArtWalk御堂筋」「SummerCamp御堂筋」に続く第三弾として「With御堂筋」を、御堂筋全線にわたり、9月22日(月)から9月28日(日)まで開催します。『まちごと文化祭』をテーマに、沿道地域の方々とともに創りあげた各地域の特色を活かして、文化・伝統・音楽などで御堂筋を彩ります。

9月27日(土)と28日(日)には、その「まちごと文化祭」空間を、御堂筋や沿道に配置された全13か所のチェックポイントをめぐってスタンプを集めていただくスタンプラリー企画「御堂筋GREEN WALK」を開催するなど、御堂筋を楽しみながら歩いて健康になっていただく、そんなイベントとなっています。

また最先端の脱炭素技術やモビリティに関する新たな取組など、「みちの未来」が体験できるプログラムも用意しています。そして先ほどお話にありましたけれども春・夏とですねギネス記録を達成してきておりますけども、また秋もギネス記録に挑戦します。詳細は次週ご紹介しますので、乞うご期待ください。

おまり:打ち水もかなり画期的な発想ですけれども、今度はどんなギネスに挑戦するのか、めちゃめちゃ楽しみにしております。詳細は次週教えていただけるんですね。「With御堂筋」楽しみです!

あとはインテンス木曜のコーナー「メイドインカンサイ」に出演した企業さんのワークショップも出展させていただくことになってるんですよね。よろしくお願いします。

「With御堂筋」の開催期間は9月22日(月)から9月28日(日)まで。詳しくは「はじまる、御堂筋」のホームページ、SNS、または大阪市内各所で配布されている「With御堂筋」のチラシをご覧いただきたいと思います。

▼はじまる、御堂筋ホームページ

https://midosuji-challenge.jp/

おまり:イベント開催に際し、交通規制もあるとのことで、北畑さん、ご紹介していただけますか。

北畑さん:詳細は「はじまる御堂筋」のホームページ、SNSをご確認いただければと思いますが、9月26日(金)~9月28日(日)まで、淀屋橋交差点~新橋交差点の一部区間で側道の通行規制が行われるほか、9月28日(日)には難波交差点から難波西口交差点の間で本線の車線数が減少します。期間中は混雑が予想されますので、みなさまにはマイカーのご利用を控えるなど、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。

おまり:もちろんでございます。みちの未来、御堂筋の可能性はこれからも無限ということで、これからも本当にいろんなことを楽しみにしております。まずは9月26日(金)から28日(日)の期間は、御堂筋では通行規制がありますので、お気を付けください。来週9月22日(月)は大阪市建設局のいつもの3人組が来てくださいます。

次回は「With御堂筋」の詳しい内容についてじっくりお聞きしていきたいと思いますので

来週もぜひお聞きください!ということで今日は大阪市建設局 企画部 企画課の道路空間再編担当の入谷 琢哉さん、北畑 雄一郎さん、西垣
桂太にお話をお伺いました!ありがとうございました。

入谷さん&北畑さん&西垣さん:ありがとうございました!

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