毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

大阪府内の市町村をピックアップし、町の魅力をお届けしています。

先週に続き今週も大阪市で開催する『みちの未来体験EXPO(エキスポ)』を紹介します。

画像: 2025年9月22日(月)マンスリージャーニー@大阪市

おまり:今日は、大阪市の御堂筋を活用した万博関連イベント『みちの未来体験EXPO(エキスポ)』について大阪市建設局 企画部 企画課の道路空間再編担当 中上 貴裕(なかうえ・たかひろ)さん、三井康由(みつい・やすよし)さん、吉田
耕平(よしだ・こうへい)さんにお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

中上さん&三井さん&吉田さん:よろしくお願いいたします。

おまり:ようこそ、再び!ありがとうございます。先週も大阪市の皆さんにはこのコーナーにご出演いただいたんですね。大阪市建設局道路空間再編担当は、大阪のメインストリートである御堂筋などを、車中心から人中心のストリートに作り変える仕事をしていらっしゃいます。そんな御堂筋で、今日から秋のイベントが始まったんですよね。

中上さん:はい、御堂筋では万博期間中「みちの未来体験EXPO」と題して、春、夏、秋の3回、御堂筋全体を使って、みちの未来が体験できるイベントを実施していますけれども、そのフィナーレのとして、本日から秋の御堂筋イベント「with 御堂筋」を開催しています。

今回のテーマは、「御堂筋まちごと文化祭」。御堂筋は、ビジネス街からブランド街、繁華街と、様々なエリアを通っていますので、フィナーレでは様々なエリアの歴史や文化、魅力を一斉に御堂筋に出して、御堂筋でしか味わえない、音楽と文化で溢れる空間にしようと考えました。特に9月27日(土)、28日(日)には、様々なイベントを実施していますので、ぜひ、今週末は御堂筋にお越しいただければと思います。本日は、そのチラシをスタジオにお持ちしました。

おまり:そうなんですよ。「みちの未来体験EXPO」第三弾は、「with 御堂筋」ということで、すごいボリュームなんですよ。冊子が14ページあります。めちゃくちゃたくさんの方が参加してくれるんですね。では、今回のイベントのみどころを三井さん教えてください。

三井さん:まずはギネス世界記録への挑戦、今回もやっていきたいと思っています。春はお花のアートの花びらの数、夏は同時に打ち水をした人の数で、見事にギネス世界記録を達成しました。

おまり:パチパチパチ(拍手)。いや~楽しかったですね。

三井さん:夏のギネス記録挑戦の際は、おまりさんには、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

おまり:いえいえ、ギネスの認定に初めて立ち会わせてもらったので、意外とちゃんと時間がかかったので、本当にギネスに認定されるのかドキドキしましたが、無事認定されて良いチャレンジでした。今回はどういった挑戦をされるのでしょうか。

三井さん:今回はこれまでのチャレンジと比べるとちょっと地味ではあるんですが、世界最長の床発電道路を目指したいと思います。この夏も本当に暑い日が続きましたが、地球温暖化対策が急務となっているという状況です。そんななかで御堂筋では、みちの未来体験として、これから道路に導入されるであろう、様々な脱炭素技術を実際に持ってきて、皆さんに体験してもらおうと思っています。その一環として床発電、つまり床を踏んだ振動で発電し、踏んだところのLEDライトが光る、という床発電パネルを道路に設置しようと考えておりまして、この床発電の長さが51mを超えると、ギネス世界記録達成とのことで、未来技術でギネスにチャレンジしたというふうに思っています。

おまり:じゃあ50mまでは、やってる人がいるってことですか?

三井さん:そうことでしょうね。

おまり:脱炭素の新たな技術の体験がギネス世界記録につながる、まさに、みちの未来体験EXPOですね。それにしても、このチラシにある「GXストリート」、脱炭素の技術が様々展示されておりまして、このような展示会をストリートでやっているのは見たことがないですね。

三井さん:そうですね。御堂筋が最先端技術の展示場となる、これも御堂筋らしさなんじゃないかなと思っています。最先端技術で言えば、28日(日)には、なんば駅付近において、次世代モビリティを一挙に公開したいと思っています。一部のモビリティは実際に試乗もしていただけるので、ぜひご家族でお越しいただいて楽しんでいただければと思います。

おまり:9月28日(日)ですね。そのほかの見どころもご紹介ください。吉田さん!

吉田さん:夏のイベントに引き続き、地域との連携したイベントをやっていこうと思っています。夏に続いて、秋も難波神社さんは山車を出してくれます。またアメリカ村さんは、夏は「食」がテーマでしたが、秋はアメリカ村さんの「音楽と個性豊かなポップアップショップ」で御堂筋を彩り、アメリカ村さんのカルチャーを体感できる空間をつくろうと考えています。さらに、なんば広場では、あきんどの皆さんが、商店街・路地横丁の美味しい名店や魅力スポットを案内してくれる特別ツアーなどもご用意しました。

おまり:本当にいろんなエリアで、その地域の伝統や文化に直接触れることができる、そういった取組みが本当に今回は盛りだくさんですね。

中上さん:そうですね。御堂筋らしさ、御堂筋の魅力とは、いったい何なのか、今回あらためて考えてみましたが、やはり御堂筋は区間ごとに全くカラーが違う、そのこと自体が御堂筋の魅力なんだと気がつきました。御堂筋に来られた方に「御堂筋沿線にはこんな文化があったんだな」と思っていただき、「沿線の色んな場所に立ち寄ってみたいな」と思っていただくことができれば、御堂筋エリア全体の魅力がより高まっていくと思います

おまり:確かに御堂筋沿線には、様々な歴史・文化が詰まっていますよね。この歴史・文化を、御堂筋を歩いているだけで感じてもらえるように、地域の文化を御堂筋に持ってきて、御堂筋に来た方に体験してもらう、だから「まちごと文化祭」というテーマにしたんですね。ちなみに、チラシに「御堂筋グリーン・ウォーク」のページがありますが、これはこの文化祭会場や、御堂筋沿線の色んなスポットを歩いて回る、という企画なのでしょうか。

吉田さん:そのとおりです。御堂筋沿線の様々なスポットを歩いて回りまして、スタンプを押してもらって、たまったスタンプの数に応じて色んな種類ノベルティがもらえる、そういう企画となっています。スタンプ台紙は、イベント会場はもちろんなんですが、オオサカメトロさんの各駅のラックに置いてあるオレンジ色の「with 御堂筋」と書いたチラシの中にあります。ぜひ多くの方に、チラシをお手に取っていただき、スタンプラリーに参加していただきたいと思います。

おまり:スタンプラリーのスポットが全部で13カ所あるんですが、並べてみると、本当に色んなスポットがありますね。あらためて歩いてみたいと思いますが「三木楽器開成館」とありますが、三木楽器さんは創業200周年を迎えるんですね。

吉田さん:そうなんです。1825年に書籍業からスタートしまして、ヤマハ・オルガンの売捌所として、楽器創業を始められたようで、今は国内外の幅広い楽器を取り扱われています。ピアノ専門店の「開成館」は、御堂筋の音楽文化を支える重要な拠点となっています。

おまり:ひとつひとつ歴史をさかのぼっていくとおもしろいですよね。御堂筋の音楽文化、ということですが、今回のwith御堂筋の別名は「御堂筋音楽祭!」一体、どんな音楽祭を企画しておられるのでしょうか。

中上さん:ミナミ・道頓堀の界隈では、約100年前に「大阪ジャズ」が開花したようです。またアメリカ村では、皆さんご存じのとおり、色んなライブハウスがあります。様々なジャンルの音楽イベントが日々開催されています。このように、御堂筋にはエリアごとに、そのエリアに合った音楽があると考えまして、各エリアでコンサートや演奏会などを、地域の方々と企画してみました。

代表的なものを言いますと、三木楽器さんやアメリカ村さんは、独自で演奏会をやっていただくことになり、また、なんば広場では、府内の高校生や大学生が出演して演奏してくれます。

おまり:いいですね。

中上さん:それと何と言っても、音楽と言えばやはりFM大阪さんとのコラボ企画ですよね。

おまり:そうなんです。まずは前回夏のイベント「Summer Camp 御堂筋」に引き続き、今回もインテンス木曜日のコーナー「メイドイン カンサイ」で紹介したものづくりの会社から3社、ものづくりワークショップに出店してくれます。

まず1つ目は「SAORI豊崎長屋」さんです。「さをり織り」でミニテーブルマットを作るワークショップとなっています。すごい素敵でしたよね。続いて2つ目は「日本紙工株式会社」さんです。今回は段ボールでリアルな10倍サイズのタツノオトシゴを組みたてるワークショップとなっています。こちらは絶対子どもさんを連れて楽しんでほしいと思います。そして3つ目は私も愛用しているんですが「株式会社タナカガーゼ」さんです。スタンプを用いて、手作りのガーゼハンカチをつくる体験ができるということで盛りだくさん!大人から子どもまで楽しめそうですよね。

そしてそのワークショップの横に、今回は「FM大阪 ラジオDJ体験ブース」が設置されます。本物のマイクを使って曲紹介などのDJ体験をしていただけるブースになります。事前予約も受付中ですので詳しくはFM大阪のWEBサイトをご覧いただきたいと思います。

これらのブースは、今回は心斎橋のアメリカ村さんのブースの横にありますので、ぜひ9月28日(土)、29日(日)各ブースまで遊びにきてください。

吉田さん:ちなみですが、それ以外にまだまだFM大阪さんとの音楽祭コラボ企画がありますよね。

おまり:はい!吉田さん、ありがとうございます。そうなんですよ。先ほど中上さんの方から御堂筋沿いには色んな音楽がある、という話をしていただきましたが、FM大阪インテンスDJの二人、私三浦茉莉と、水木担当のおしず…中島静香ちゃんが、それぞれ御堂筋をイメージして音楽のプレイリストを制作しました。このプレイリストは27日(土)、28日(日)の各イベントブースのBGMとして流れていますので、そちらもお楽しみにしていただければと思います。けっこう私もおしずも、たくさん時間をかけて、いろんな想像を膨らませて選ばせていただきました。

吉田さん:FM大阪さんとのコラボ企画はそれだけでは終わらないんです!梅田サイファーのKOPERUさん、Teppeiさんに今回、御堂筋をテーマとした音楽づくりに協力していただきました!

おまり:そうなんですよね。FM大阪のPodcast番組「ネオボンジン」に出演している梅田サイファーのKOPERUさん、Teppeiさんが、御堂筋オリジナルのラップを制作してくださったんですよね。

吉田さん:お二人には先日御堂筋をキタからミナミまで歩いていただきまして、ラップのアイデア探しをしていただきました。この模様などはぜひYouTubeでもご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

おまり:実際に歩いてラップがわいてきたというのがおもしろいですよね。ぜひ聞かせていただきます。そして今週ついに「ネオボンジン」の公開収録イベントでラップが完成します!イベントは残念ながら応募締切となっていますが、イベントに参加できなかった方もPodcast「ネオボンジン」の他、25日(木)の19:30頃からYouTubeチャンネル「御堂筋チャレンジ」公式アカウントで生配信も予定されていますのでチェックしてみてください。そして、このラップは27日(土)、28日(日)にWith御堂筋の各イベントブースでお聞きいただくことができます。楽しみですね。

では最後に、このイベントに関する交通規制について、三井さん、お願いできますか。

三井さん:9月26日(金)~28日(日)まで、淀屋橋交差点~新橋交差点の一部区間で側道の通行規制が行われるほか、9月28日(日)は難波交差点から難波西口交差点の間で本線の車線数が減少いたします。期間中は、混雑が予想されますので、みなさまにはマイカーのご利用を控えていただく、迂回していただくなどのご理解、ご協力をよろしくお願いします。

おまり:御堂筋は本当にきれいになったし「With御堂筋」楽しみですね!「With御堂筋」の開催期間は本日9月22日(月)~9月28日(日)まで。9月26日(金)~28日(日)の期間は、御堂筋では通行規制がありますので、お気を付けくださいね。

詳しくは「はじまる、御堂筋」のホームページ、SNS、または大阪市内各所で配布されている「With御堂筋」のチラシをご覧ください。

▼はじまる、御堂筋

おまり:ということで、しゃべり足りなくないですか?大丈夫ですか?続きは、イベント会場ですね。秋の「With御堂筋」も楽しみですね。

今日は、大阪市建設局 企画部 企画課 の 道路空間再編担当でいらっしゃいます中上
貴裕さん、三井康由さん、吉田 耕平さんにお話を伺いました!お三方、ありがとうございました。皆様ありがとうございました!

中上さん&三井さん&吉田さん:ありがとうございました!

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